ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
知的好奇心を満足させてくれる傑作です。
本作は発達した科学力を持つ異星人との接触から始まり、人類の起源を追求していく過程をドラマチックに描いています。読み進めていくと、未来の人類が歩むべき理想の道を明確に示してくれていることを夢想させてくれます。
本作はJ•Pホーガン三部作中の二作目の作品です。
一作目の「星を継ぐもの」の続きになります。この作品もかなり面白かったですが、本作も同じレベルで興奮し没入することができて大変満足しています。
いやー本当に読んで良かった。特に異星人と人類の関係を推察し、立証していく過程は脳汁出まくりで読むのが止められなくなります。
大おすすめです。
興味を持っ -
Posted by ブクログ
またガルースやチューリアンたち、ハント、ダンチェッカーに会えた!
ガニメアンの優しさに感動!
とくにダンチェッカーのいとこで作家のミルドレッドとショウムの心の交流に胸を打たれた。
地球人の私利私欲の追求と搾取、抑圧、強奪、強者のための弱者の奴隷化を前提とし、それを称揚して賛美する人間性について、それは信頼する者に欺かれているからだと考えるミルドレッドに、テューリアンなら、地球の人々に嘘を拒絶する方法を教えることができるかもしれないと、希望を見出す。
人間について懐疑的だったショウムが、ミネルヴァを救おうとテューリアン、地球人ともに力を合わせて奮闘する展開。
まさに最終章に相応しい物語でした -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「星を継ぐもの」の続編とは言うものの、まあそこまで繋がってはいないんだろうと勝手に思っていた。舞台がサラッと数百年、数千年飛んだりするのかな、と。
が、めっちゃめちゃ繋がっていた!
というか、前作でチャーリーが見つかり、ルナリアンの存在が研究され、巨人もいたのでは…という、全てが研究と想像で語られていた、正直なかなか内容が難しくて理解が大変だったのに、今作ではなんとガニメアンそのものがドドンと登場!色んな秘密がガンガンわかってくる!
ひえ〜!話が全然変わってくるよー!というか全然変わった。前作に比べて、圧倒的に会話シーンが多いため、とても分かりやすい。というか分かりやすすぎて、理解する前に読み -
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「皆、脳障害を持っているのですか?」
いやもう、めちゃくちゃ面白いやん!
これぞSFって感じです
どうだぁ!SFだぞぉ!って感じです
公園で肩叩かれて振り向いたらコートをバッて開いてSF見せられた感じです!(絶対その感じじゃない)
SFって要するに科学的知見に基づいた”デタラメ”のことなんですよね
この”デタラメ”をいかに大真面目に語るかがSFの面白さを左右すると言っても過言ではないわけです清少過言(いらないやつ)
で、ホーガンの”デタラメ”と言ったらとんでもないレベルなんですが、もう真顔で言うもんだから近い将来現実に起こりそうな感じもしてきちゃうんです
ホーガンの真顔知らんけども
は -
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『造物主(ライフメーカー)の掟』の続編。機械人たちとの接触から数ヶ月後、残された謎が明らかになるが……。
序盤から、ザンベンドルフのはったりマジックが今回も面白い。実際には「そううまくはいかんやろ」と思ったりもするが、トリックの内容はよく考えられていて楽しめる。
前作から10年以上執筆の期間が空いているにもかかわらず、前作・続編というよりも、前編・後編といったほうがよさそうなほど、話の内容は連続していて違和感がない。今作では前作で最大の謎であった、機械人を送り出した異星人が登場し、タイタンは大混乱に陥ることになる。
意識はデジタル化できるか――という命題はさておき、覚醒後のサーヴィクの状 -
Posted by ブクログ
土星の衛星タイタンを舞台にしたホーガン節の傑作。独自に進化した機械人たちの文明は中世西欧風の世界だった――。
冒頭の、ロボットたちが独自の文明世界を構築していく過程が、これぞSFという感じで面白い。その後は、ホーガンおなじみの、組織と人間関係の軋轢の中で真実への探究心を燃やす主人公たちが登場する。本作ではザンベンドルフとマッシーが対立しつつもやがて信頼関係を築いていく姿が、『星を継ぐもの』のハントとダンチェッカーを思い出させて、やはりこのあたりのキャラの書き方はうまい。ただし、人名が多すぎて読みにくくなっているのもお約束。
ハードSFとしての本質的な部分はプロローグで語り切ってしまっている -
Posted by ブクログ
若き天才科学者が発見する究極の理論。『星を継ぐもの』のホーガンによる、科学者の夢を描いたハードSF。
「科学の力って すげー!」
某ゲームに毎回登場するというセリフを、架空の理論によって巧みに実感させるホーガンの面目躍如たる一作。
組織での軋轢のなかで苦闘する前半から、世界の政治情勢を一変させるという大きな話に広がっていく後半まで、一貫して描かれるのはホーガン流の創作理論と科学者としての矜持を持つキャラクターの魅力。そして「こうきたか……!」と唸らせるセンス・オブ・ワンダーなラスト。創世記ってそういうことか!やっぱホーガンってすげぇな、とハードSFの面白さを再認識。K理論の内容についてのわ