ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧
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とにかく面白い! 時間との勝負なところがあって中々ハラハラさせられる。ホーガン得意の規制の厳しい社会主義的アメリカが舞台になってる。ホーガンがいくつもの小説で力説(?)してる【政府のあり方】というのがまさに理想の政治なんだね。政府とは国民を統制したり規制する能動的なものじゃなくて、純粋に受動的な、簡単に云うなら【交差点で渋滞を整理してるお巡りさん】であるべきだという物なんだね。現在の世界で広く信じられてる考え方、【誰かが得をしてる時は別の誰かが損をしてる】っていうのは間違いだと云ってるわけです。力(規制や抑制も一種の暴力だとホーガンは云ってる)では誰も幸福にはなれない。情報を秘匿することで得ら
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Posted by ブクログ
ネタバレカプラーを通してコンピューターの中で生まれた人格が実体の人間の体を、そして世界を乗っ取ろうとしてくるという設定が面白い。ユーベリアスもなかなか手強い相手で緊張感があった。
ただ、今までの作品では難しい説明を理解できずともなんとなくイメージができていたが、今回は最後まで読んでもどうしてもエントヴァース世界のことが頭の中でイメージしきれなかった。結局ただの情報なのか?であれば夜空の星は情報の出口で、みたいな説明はなんなんだろう?というあたり。また、謎解き要素も少なめに感じた。
特に好きだったシーンは、マレー、ニクシーと一緒にシリオの元へ向かう途中、ハントがニクシーを見てすべてのエント人が敵なのでは -
Posted by ブクログ
ネタバレ古典SFの不朽の名作といわれる作品
ついに読みました!
いい感じに世界が平和になり、
宇宙探査に力いれよ〜となり、
それなりに技術が発展してる世界
そこで、月に真紅の宇宙服を着た
死体が発見される
調査の結果、それは5万年前のものだった
全世界から優秀な科学者を集め、
取捨選択しながら、いくつもの矛盾を解消し、
その謎に挑んでいく、ミステリー要素も高いSF作品
最初の3.40頁くらいは専門用語や
難しい言葉が飛び交い、大丈夫かなーと
不安だったけど、杞憂だった
すぐに内容の面白さが勝り、気にならなくなる
全ての謎が解明したときの
タイトルのオシャレさよ!
2つほど、疑問点が、、
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