ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧

  • 星を継ぐもの
    現代の化学文明の方が当時この本が出された1977年より進んでいるはずだが中で繰り広げられる科学の論争を展開していく中で矛盾など感じることが少なく理路整然としており割と納得できるような内容に驚いた。
    物語の中で謎が解明されたと思った直後にまた新しい矛盾点が生じ、2転3転と展開していく内容が読み手のこち...続きを読む
  • ガニメデの優しい巨人
    「星を継ぐもの」の続編。びっくり怒涛の展開だった。地球人としてはおいおいと突っ込みどころが満載で。3部作なので次回も読まねば。
  • 巨人たちの星
    やっぱり面白い、このシリーズ。ただ、想像力不足のため、建物とかの造形が想像できないことしばしば。。4作目も読みたくなりました。
  • ガニメデの優しい巨人
    星を継ぐものの続編。ファンタジーぽくないSFなのに優しい気持ちになる。もうタイトルその通り。そんでまた続きが気になります。
  • 巨人たちの星
    新たな惑星人が出てくるので、誰が敵なのか混乱する。各章の始めに簡単な経緯があるのが救いだった。これがなければ訳が分からなくて読むのを止めただろう。





  • 星を継ぐもの
    SFの最高傑作との謳い文句に読み始めました。
    月の洞窟から5万年前の極めて現在の人類に近い宇宙人ルナリアン(チャーリー)が発見されたとの書き始めに本作の期待感がいやが上にも上がります。
    さらに、木星最大の惑星ガニメダから2500万年前の巨大宇宙船と極めて高度な文明を築いた巨人の宇宙人ガルメニアン、さ...続きを読む
  • 星を継ぐもの
    専門用語が多くて難しいが、冒頭の掴みが面白すぎて読み進めてしまう。真相解明パートは一瞬で読み終えてしまった。しかし、巨人(コリエル)がチャーリーと同時期に生きていた謎、地球に降り立ったはずなのに巨人の形質が地球に残っていない謎などは判明せず終わっちゃったので驚いた。次巻で明かされるのか?
  • 星を継ぐもの
    ずっと積んでた宇宙SFをやっと読んだ。
    専門的描写が多くてちょっと大変だったけど読み応えがあったし、こんな結末は想像もしなかった。

    近未来の世界、しかも舞台は宇宙。
    月旅行が海外旅行と同じくらい身近な時代。
    死体の謎を解こうとする科学者たちの様々な仮説や議論のシーンは、日常生活ではほとんど意識しな...続きを読む
  • 星を継ぐもの
    面白かった。本当はこれが史実なのでは?と思わせる表現力。意見の対立する二人の、どちらをも愚か者と扱わない設定。作者の卓越した能力と人柄が表れている作品だと思った。
  • 未来からのホットライン
    特に物語後半からの推進力がスゴかった。
    単純なタイムトラベルものではなく、制約がある中、過去の自分を信じて大切な情報をリレーしていく姿に心打たれた。
    友を世界を救うために過去を改変しようとする。
    そして運命の人には、どんな時間軸であろうと出逢える(出逢ってしまう)のが素敵だった。
  • 内なる宇宙 上
    30年以上前に書かれた話なのに今読んでも十分楽しめる。
    あるかもしれないということと、人より遙かに優れた知性が人に助けを求めるかというところがちょっと気になるけれど。
  • 星を継ぐもの
    月の表裏不整合問題や火星と木星(だったと思う)の小惑星帯、そしてホモサピエンスがネアンデルタール人を滅ぼした理由といったミッシングリンクを創作の中で見事に解決した作品。ただ、宇宙船や月面基地の説明が冗長だったのでこれを読むには適度に休むと良い、かも
  • 星を継ぐもの
    宇宙の謎、人類の起源、超古代文明、オーパーツ、これらのロマン溢れる言葉が好きな人はどハマりすると思う。SFだけどミステリとも言えるか。読後感も素晴らしい。
  • 星を継ぐもの
    始:どこか深いところからゆっくりと浮かび上がるように、彼は意識を取り戻しかけていた。

    終:帯に彫られていた文字は、翻訳すれば<コリエル>と読めたはずである。
  • ガニメデの優しい巨人
    「星を継ぐもの」の続編。
    続編ではガニメアンたちが地球人の前に姿を現す。一方、木星の惑星ガニメデで発見された2,500万年前の宇宙船には地球原産の動物が。
    彼らと地球との関係は?2人の天才科学者が謎解きに挑む。一気読みの面白さ
  • 星を継ぐもの
    海外のSF小説を読んだのはもしかして初めてかもです。この作品の存在さえ知りませんでした。
    外国人の名前は覚えにくくて最初登場人物を把握するのに時間かかりました。
    SFって面白いな、と思いました。想像力が刺激されるというか夢が膨らむというか。
    正直、ジャンル的になかなか食指が動かないのですが空想を旅し...続きを読む
  • 巨人たちの星
    政治描写に古さは感じられたが、そこまで違和感はなかった。これまで抱いた違和感も解消され、スッキリした。未来に世界がこのように共通した目的のために結束できるようになればいいな、、
  • 巨人たちの星
    シリーズ第一作「星を継ぐもの」の冒頭に登場したコリエル(巨人)はガニメアンだったのか、ここまで読んでも解決しなかった。
  • 造物主の選択
    タイタンに文明を築いていた機械人(タロイド)たちとの邂逅を描いた『造物主の掟』の続編。タロイドの創造主である異星人がついに出てくるが、こちらは「巨人」シリーズのガニメアンと真逆の存在で遠く離れた地球ごと危機に瀕することに。
    それに立ち向かうのが、前作に引き続き主人公のインチキ心霊術師のわれらがザンベ...続きを読む
  • 造物主の掟
    大昔の異星人が残した開拓用建設マシンが自律性を得て、タイタンに文明を築いていたという異色のファーストコンタクトもの。
    ホーガン作品の主人公はほとんど科学者だが、本作はなんと心霊術師。しかし悪者に見えた彼が、機械人との邂逅により変質して意外なラストに繋がっていくのはさすが。