ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まさかの、本当の電脳世界!
超電子コンピューターの処理過程において生まれた、まったく物理法則の異なるコンピューターの中の「電脳宇宙」の者たちが、「外」の世界の実体を求め、果ては宇宙の支配者・神になるために画策してくる。
頭脳戦、デジタル戦、情報戦に終始するかと思いきや、惑星ジョヴレンの闇社会が絡んできたり、ハント博士&ダンチェッカー教授と愉快な仲間たちでコンピューターの内側の世界に乗り込んで行って捕まったりして、いやもうすごいアドベンチャーだ(SFだけど)
おもしろかったー!!
わくわくしっぱなしだった。
読み終わっちゃったよ。あーあ。 -
Posted by ブクログ
「星を継ぐもの」三部作の続編というか、後日譚。
超電子頭脳ジェヴェックスが運営管理する架空戦争に敗れた惑星ジョヴレンは、非暴力主義のガニメアン(地球人と祖先が一緒の異星人)が監督指導統治することになり、そこで起こる社会問題にガニメアンの旧友であり戦友であった地球人が駆り出されることになった。地球人ハント博士とダンチェッカー教授がまた知の巨人として活躍する。
続編が出ていることに気付いて狂喜乱舞。
敵の全容がなかなか見えてこず、見えて来たところで愕然。
AIが(で?)こんなことになったらどうしよう!
映画「マトリックス」を思い出しながら読む。
おもしろすぎて他のことに手がつかないので、このまま -
Posted by ブクログ
はい、というわけでJ・P・ホーガンの『巨人たちの星』三部作第5弾でございますよ!
前作のレビューでも触れましたが、三部作の第5弾ですからね
そんな付け足しの物語が面白いわけなかろうが!(# ゚Д゚)
うん、でら面白かったです
何にだって例外はあるでしょうが!(# ゚Д゚)
(誰もなにも言うてない)
あれですよ!老舗のうなぎ屋の秘伝のタレですよ
付け足し付け足しですよ!(継ぎ足し継ぎ足しな)
でもあれってどうなん?ちょっと不衛生じゃない?まぁ、美味しければいいか
そうなんです
面白ければいいんです
面白いが正義
はい、ほんとのほんとの最終巻(亡くなってますので)『ミネルヴァ計画』です -
Posted by ブクログ
知的好奇心を満足させてくれる傑作です。
本作は発達した科学力を持つ異星人との接触から始まり、人類の起源を追求していく過程をドラマチックに描いています。読み進めていくと、未来の人類が歩むべき理想の道を明確に示してくれていることを夢想させてくれます。
本作はJ•Pホーガン三部作中の二作目の作品です。
一作目の「星を継ぐもの」の続きになります。この作品もかなり面白かったですが、本作も同じレベルで興奮し没入することができて大変満足しています。
いやー本当に読んで良かった。特に異星人と人類の関係を推察し、立証していく過程は脳汁出まくりで読むのが止められなくなります。
大おすすめです。
興味を持っ -
Posted by ブクログ
またガルースやチューリアンたち、ハント、ダンチェッカーに会えた!
ガニメアンの優しさに感動!
とくにダンチェッカーのいとこで作家のミルドレッドとショウムの心の交流に胸を打たれた。
地球人の私利私欲の追求と搾取、抑圧、強奪、強者のための弱者の奴隷化を前提とし、それを称揚して賛美する人間性について、それは信頼する者に欺かれているからだと考えるミルドレッドに、テューリアンなら、地球の人々に嘘を拒絶する方法を教えることができるかもしれないと、希望を見出す。
人間について懐疑的だったショウムが、ミネルヴァを救おうとテューリアン、地球人ともに力を合わせて奮闘する展開。
まさに最終章に相応しい物語でした -
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Posted by ブクログ
ネタバレ「星を継ぐもの」の続編とは言うものの、まあそこまで繋がってはいないんだろうと勝手に思っていた。舞台がサラッと数百年、数千年飛んだりするのかな、と。
が、めっちゃめちゃ繋がっていた!
というか、前作でチャーリーが見つかり、ルナリアンの存在が研究され、巨人もいたのでは…という、全てが研究と想像で語られていた、正直なかなか内容が難しくて理解が大変だったのに、今作ではなんとガニメアンそのものがドドンと登場!色んな秘密がガンガンわかってくる!
ひえ〜!話が全然変わってくるよー!というか全然変わった。前作に比べて、圧倒的に会話シーンが多いため、とても分かりやすい。というか分かりやすすぎて、理解する前に読み -
Posted by ブクログ
「皆、脳障害を持っているのですか?」
いやもう、めちゃくちゃ面白いやん!
これぞSFって感じです
どうだぁ!SFだぞぉ!って感じです
公園で肩叩かれて振り向いたらコートをバッて開いてSF見せられた感じです!(絶対その感じじゃない)
SFって要するに科学的知見に基づいた”デタラメ”のことなんですよね
この”デタラメ”をいかに大真面目に語るかがSFの面白さを左右すると言っても過言ではないわけです清少過言(いらないやつ)
で、ホーガンの”デタラメ”と言ったらとんでもないレベルなんですが、もう真顔で言うもんだから近い将来現実に起こりそうな感じもしてきちゃうんです
ホーガンの真顔知らんけども
は