ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧

  • 内なる宇宙 下

    Posted by ブクログ

    まさかの、本当の電脳世界!
    超電子コンピューターの処理過程において生まれた、まったく物理法則の異なるコンピューターの中の「電脳宇宙」の者たちが、「外」の世界の実体を求め、果ては宇宙の支配者・神になるために画策してくる。

    頭脳戦、デジタル戦、情報戦に終始するかと思いきや、惑星ジョヴレンの闇社会が絡んできたり、ハント博士&ダンチェッカー教授と愉快な仲間たちでコンピューターの内側の世界に乗り込んで行って捕まったりして、いやもうすごいアドベンチャーだ(SFだけど)
    おもしろかったー!!
    わくわくしっぱなしだった。
    読み終わっちゃったよ。あーあ。

    0
    2025年05月03日
  • 内なる宇宙 上

    Posted by ブクログ

    「星を継ぐもの」三部作の続編というか、後日譚。
    超電子頭脳ジェヴェックスが運営管理する架空戦争に敗れた惑星ジョヴレンは、非暴力主義のガニメアン(地球人と祖先が一緒の異星人)が監督指導統治することになり、そこで起こる社会問題にガニメアンの旧友であり戦友であった地球人が駆り出されることになった。地球人ハント博士とダンチェッカー教授がまた知の巨人として活躍する。

    続編が出ていることに気付いて狂喜乱舞。
    敵の全容がなかなか見えてこず、見えて来たところで愕然。
    AIが(で?)こんなことになったらどうしよう!
    映画「マトリックス」を思い出しながら読む。
    おもしろすぎて他のことに手がつかないので、このまま

    0
    2025年04月25日
  • ミネルヴァ計画

    Posted by ブクログ

    星を継ぐものからミネルヴァ計画まで読破
    内なる宇宙(下)まで、涙を流す事は無かったが
    シリーズ最終巻では、数回泣いた。
    切ない涙も感動の涙もあった。

    シリーズを通してとても面白く満足でした!
    もうハント一行の旅が読めないと思うと寂しさを感じます。
    記憶が曖昧になった頃、またハント一行の旅を
    チャーリーとの出会いから楽しもうと思いました!

    素敵な物語を生み出してくれた"ジェイムズ・P・ホーガン氏"に、感謝を!
    素敵な作品に出会えて幸せです!
    ありがとうございます!!

    0
    2025年04月17日
  • ミネルヴァ計画

    Posted by ブクログ

    シリーズの最終巻らしく、ボリューミーな内容だった。前半では細かい説明が続いていたが、終盤の大団円へと向かうスピード感が良かった。

    0
    2025年03月07日
  • ミネルヴァ計画

    Posted by ブクログ

    はい、というわけでJ・P・ホーガンの『巨人たちの星』三部作第5弾でございますよ!

    前作のレビューでも触れましたが、三部作の第5弾ですからね
    そんな付け足しの物語が面白いわけなかろうが!(# ゚Д゚)

    うん、でら面白かったです

    何にだって例外はあるでしょうが!(# ゚Д゚)
    (誰もなにも言うてない)

    あれですよ!老舗のうなぎ屋の秘伝のタレですよ
    付け足し付け足しですよ!(継ぎ足し継ぎ足しな)
    でもあれってどうなん?ちょっと不衛生じゃない?まぁ、美味しければいいか

    そうなんです
    面白ければいいんです
    面白いが正義

    はい、ほんとのほんとの最終巻(亡くなってますので)『ミネルヴァ計画』です

    0
    2025年02月22日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    知的好奇心を満足させてくれる傑作です。

    本作は発達した科学力を持つ異星人との接触から始まり、人類の起源を追求していく過程をドラマチックに描いています。読み進めていくと、未来の人類が歩むべき理想の道を明確に示してくれていることを夢想させてくれます。

    本作はJ•Pホーガン三部作中の二作目の作品です。
    一作目の「星を継ぐもの」の続きになります。この作品もかなり面白かったですが、本作も同じレベルで興奮し没入することができて大変満足しています。

    いやー本当に読んで良かった。特に異星人と人類の関係を推察し、立証していく過程は脳汁出まくりで読むのが止められなくなります。

    大おすすめです。
    興味を持っ

    0
    2025年02月14日
  • ミネルヴァ計画

    Posted by ブクログ

    またガルースやチューリアンたち、ハント、ダンチェッカーに会えた!
    ガニメアンの優しさに感動!

    とくにダンチェッカーのいとこで作家のミルドレッドとショウムの心の交流に胸を打たれた。
    地球人の私利私欲の追求と搾取、抑圧、強奪、強者のための弱者の奴隷化を前提とし、それを称揚して賛美する人間性について、それは信頼する者に欺かれているからだと考えるミルドレッドに、テューリアンなら、地球の人々に嘘を拒絶する方法を教えることができるかもしれないと、希望を見出す。
    人間について懐疑的だったショウムが、ミネルヴァを救おうとテューリアン、地球人ともに力を合わせて奮闘する展開。

    まさに最終章に相応しい物語でした

    0
    2025年02月11日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    「星を継ぐもの」に続き、やはり名作だった。
    異星人の地球文明に対するコメントがいちいち面白く、のめり込んでしまった。

    0
    2025年02月05日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    前作『星を継ぐもの』で詳細が明らかにされずじまいだったガニメアンが大々的に登場して、第一異星人として人類とファーストコンタクトを交わす
    前作同様文句の付けようがないサイエンス・フィクションで読んでてずっと面白かった
    プロローグの「これから何が始まるんだ!?」ってワクワクとエピローグの「なるほど〜…」と感嘆するのが堪らないね
    三体と同じ「異星人との接触」というテーマにも拘わらず全く違う展開に発展していくのが面白かった
    終盤で張られた伏線が次作でどう回収されるのか気になる

    0
    2025年01月10日
  • 創世記機械

    Posted by ブクログ

    自分の業務における成果をいくらわかりやすい言葉で説明したとしても、権力側には響くはずがない。であれば彼らにもわかりやすい成果が出たことを示すようにする必要がある。ただそうすると彼らのやり方で進めることを要求される。それを防ぐには…全てを解決する成果を出す のか
    タイトルの回収がされるくだりが好き
    最後のオーブの発想は途中で浮かんだのでうれしかった

    0
    2024年12月29日
  • 造物主の掟

    Posted by ブクログ

    訳者あとがきにあった 本編で作者がいちばん書きたかったのはプロローグの部分ではなかったのではないか? に大きくうなずいた
    魅力的な舞台設定の物語でした

    0
    2024年12月06日
  • 未来の二つの顔

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    AIに生存本能とドローンを与え、攻撃するとどんな反応を示すか。最初は自他の区別がなく、他者を認識して抵抗し、そして他者にも生存本能があることを導き出す。これが80年代に書かれたとは。

    0
    2024年11月17日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

     『星を継ぐもの』から始まる三部作が終わりました。実はもう1作未翻訳のものがあるそうですが、これで終わりでいいのではと思えるくらい素敵な読後感でした。ザ・SFといった感じで、するすると読めました。

    0
    2024年05月26日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

     先輩から借りた『星を継ぐもの』の続編。前回がSFに歴史ミステリーが付与された大作であるなら、今度は異星人との交流を描いたハートフルなSF要素が強かったように思います。ただ、前作の伏線をしっかり回収していくあたり、やはり面白い。次の3部目を本日から読みます。

    0
    2024年05月12日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「星を継ぐもの」の続編とは言うものの、まあそこまで繋がってはいないんだろうと勝手に思っていた。舞台がサラッと数百年、数千年飛んだりするのかな、と。
    が、めっちゃめちゃ繋がっていた!
    というか、前作でチャーリーが見つかり、ルナリアンの存在が研究され、巨人もいたのでは…という、全てが研究と想像で語られていた、正直なかなか内容が難しくて理解が大変だったのに、今作ではなんとガニメアンそのものがドドンと登場!色んな秘密がガンガンわかってくる!
    ひえ〜!話が全然変わってくるよー!というか全然変わった。前作に比べて、圧倒的に会話シーンが多いため、とても分かりやすい。というか分かりやすすぎて、理解する前に読み

    0
    2024年04月01日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

    星を継ぐもの、優しい巨人、に続く3作目。
    前作、前々作には存在しなかった「敵」キャラが登場することで緊迫感が加わり、これまで以上に読み進める手が止まらなかった。傑作です。

    0
    2024年03月29日
  • ガニメデの優しい巨人

    Posted by ブクログ

    「皆、脳障害を持っているのですか?」

    いやもう、めちゃくちゃ面白いやん!
    これぞSFって感じです
    どうだぁ!SFだぞぉ!って感じです
    公園で肩叩かれて振り向いたらコートをバッて開いてSF見せられた感じです!(絶対その感じじゃない)

    SFって要するに科学的知見に基づいた”デタラメ”のことなんですよね
    この”デタラメ”をいかに大真面目に語るかがSFの面白さを左右すると言っても過言ではないわけです清少過言(いらないやつ)

    で、ホーガンの”デタラメ”と言ったらとんでもないレベルなんですが、もう真顔で言うもんだから近い将来現実に起こりそうな感じもしてきちゃうんです
    ホーガンの真顔知らんけども

    0
    2024年03月27日
  • 内なる宇宙 下

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    天文学的な状態の組み合わせが発生する場には生命のようなものが生じうるという構造から、コンピュータの中に生命が生じたら、という発想がすごい。

    0
    2024年03月27日
  • 巨人たちの星

    Posted by ブクログ

    陰謀論かーと思ったけど潜入のくだりや最終決戦は引き込まれた。ラストもうーんとなったけど伏線なんでしょうね

    0
    2024年02月04日
  • 内なる宇宙 上

    Posted by ブクログ

    控えめに言って、ものすごく面白かった。ありがちなようで、そこらの映画などとは比べ物にならない科学的複雑さがある。続きが楽しみです。

    0
    2024年02月04日