ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧
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長編小説、やっと五冊読み終わりました。
長い旅を経て、ハントとダンチェッカーとはもう親友のような気持ちです。
またはじめから読みたい。
Posted by ブクログ -
SFの完成形...最後の1文で殺られた
スケールが兎に角大きくて、読んでいる途中で人類の存在の矮小さを嫌になるなどを何度かした(え?)
しっかり謎を腑に落ちる形(状況的に無理があるのはさすがに拭えないけど)で回収してくれたので良い気持ちになった.物語の設定が2027,8年なので、今の人類の進捗速度の...続きを読むPosted by ブクログ -
めちゃくちゃ難しかったけど、最後まで頑張って読み切れたことを褒めたい!!けど最後はほんとに面白かった!!!一気に宇宙のこと色々もっと知りたいってなった!(単純)Posted by ブクログ
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ホーガンは、私たちに一々わかるように説明したりせず、目一杯想像させようとしてくるところが好き。
一冊でうんと長い時間楽しめる。
最終回も楽しみだー!Posted by ブクログ -
シリーズの三作目。今作も非常に面白い。
星を跨いで巡らされる謀略を主軸に展開するストーリーはこれまでの二作とはまた異なった面白さがあった。地球内外で政治バトルしてた。
人類の非科学的な思考は異星人による科学進歩の妨害だった、という作者の発想には驚かされた。
本文最終行で「星を継ぐもの」のタイトル回収...続きを読むPosted by ブクログ -
異星人との交流を中心に描かれている。
そのため未知の謎を解き明かすという点では前作に一歩劣るが、少しづつ事実が明らかになっていくワクワク感は今作でも楽しむことができた。
特に終盤のハントとダンチェッカーの会話での答え合わせパートには驚いた。
今後の展開も気になる。Posted by ブクログ -
「星を継ぐもの」シリーズの三部作目。
前作で見送ったガニメアン達の故郷から送られた通信に不可解な部分がありその謎追ううちに衝撃の事実が…!というようなストーリーだった。
個人的にシリーズ三部作の中で一番好きだった。
二作目のときに釈然としなかった部分が、納得できる形でストーリーに取り入れられていて...続きを読むPosted by ブクログ -
星を継ぐものシリーズの二作目。
ものすごく面白かったです。
わくわく興奮するだけでなく、心がきゅんとする感動までさせられました。
次作もその次もまたその次の作も予約しました。
届くのが待ち遠しくて、最近は夜空ばかり見上げてます。
すっかり宇宙の虜。
Posted by ブクログ -
『造物主(ライフメーカー)の掟』の続編。機械人たちとの接触から数ヶ月後、残された謎が明らかになるが……。
序盤から、ザンベンドルフのはったりマジックが今回も面白い。実際には「そううまくはいかんやろ」と思ったりもするが、トリックの内容はよく考えられていて楽しめる。
前作から10年以上執筆の期間が空...続きを読むPosted by ブクログ -
土星の衛星タイタンを舞台にしたホーガン節の傑作。独自に進化した機械人たちの文明は中世西欧風の世界だった――。
冒頭の、ロボットたちが独自の文明世界を構築していく過程が、これぞSFという感じで面白い。その後は、ホーガンおなじみの、組織と人間関係の軋轢の中で真実への探究心を燃やす主人公たちが登場する。...続きを読むPosted by ブクログ -
若き天才科学者が発見する究極の理論。『星を継ぐもの』のホーガンによる、科学者の夢を描いたハードSF。
「科学の力って すげー!」
某ゲームに毎回登場するというセリフを、架空の理論によって巧みに実感させるホーガンの面目躍如たる一作。
組織での軋轢のなかで苦闘する前半から、世界の政治情勢を一変させる...続きを読むPosted by ブクログ -
『星を継ぐ者』シリーズ以来のホーガン。やっぱホーガンめちゃくちゃ面白い。
ロボットやAIの分野ではシンギュラリティが焦点になることも多いですが、この作品は逆でロボットたちが中世封建的な社会を築いて科学革命に至っていないとしたら…という発想。
このあべこべの発想に立つことで人間とは何かとか、社会と...続きを読むPosted by ブクログ -
時は2028年。コンピュータと人間の未来を探るべく、宇宙ステーションにて壮大なシミュレーションが開始する。
1979年発表、日本では1983年に翻訳された、ホーガンの代表作のひとつ。2022年の今、これを読んでまず思ったのは、当時作者が未来予測的に描いたコンピュータにまつわるデバイスやインフラなど...続きを読むPosted by ブクログ -
本作の原題:Thrice Upon A Time は『シン・エヴァンゲリオン劇場版』の英題に引用された。
過去にメッセージを送ることができるマシンが完成した……という、それ何てシュタゲ?と今の若い人なら言いたくなるようなオープニング。2010年を舞台に1980年に出版されたホーガン節の時間移動SF...続きを読むPosted by ブクログ -
とんでもない時間スケールで構築された想像の世界のなんと壮大なな作り話だろう。それにつけても水の惑星地球は奇跡の星だと改めて思う。Posted by ブクログ
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ハードSFの巨匠ホーガンが90年代に書いたVRものSF。原題「REALTIME INTERRUPT」よりも邦題「仮想空間計画」のほうが内容をイメージしやすくてわかりやすい。
閉じ込められた仮想現実(VR)から脱出するという、今やありふれた話ではあるが、、ホーガンらしく科学的な検証や企業政治のゴタゴタ...続きを読むPosted by ブクログ -
言わずもがな、新エヴァの副題の元ネタ。新劇場版が持つ並行宇宙の概念は概ね本書に沿う。しかし偶然なのだが今どきな話題も出てきて、80年代とは思えない作品。いまならエヴァっぽい帯がついて本屋に並んでます。Posted by ブクログ
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装置を用いて過去にメッセージを送り、未来(世界)を再構成する。シュタゲの原典といえる作品。無関係と思える事件が最後には繋がり、物語が終焉にむかう怒涛の展開は、圧巻だった。あと、エピローグでほっこり。Posted by ブクログ
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かなり昔に買ったものをようやく読了。特にドラマチックな展開があるわけではなく、際立った人物描写も別ないのに最後まで一貫して面白いのは、さすがに傑作と呼ばれるだけのことはあると思いました。この後続編を読むのが楽しみです。
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傑作の一言!
学者同士の論理的理性的な会話がすごく自然だし、また自然に感じられるほど日本語訳が素晴らしい
途中で感じた強引な違和感のある一部の仮説も小説の最後の頃で解決されててスッキリしました、お見事!