ジェイムズ・P・ホーガンのレビュー一覧

  • 時間泥棒

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    SF。時間SF。
    時間を盗むエイリアン?
    サクッと読めるアイディアストーリー。
    ストーリーはシンプルながら、アイディアは良いし、キャラクターも個性的、読後感も良く、十分に満足。

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    2019年06月06日
  • 揺籃の星 上

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    2019年05月18日
  • 火星の遺跡

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    「火星の遺跡」表題から持ったイメージは宇宙の歴史とか宇宙における科学的なことがメインだった。未来の科学的なことは出てきたけれど、遺跡…… は あんまり メインじゃなかった。ちょっと残念。
    揉め事を独特の視点から上手に解決するキーランの手腕はお見事です。偶然に助けられた所もある気がするけどね。

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    2019年02月12日
  • 黎明の星 上

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    ネタバレ

    この作品が最後の作品です。
    結局シリーズを終えることなく
    彼は宇宙の彼方へと飛んで行ってしまいました。

    クロニアに来た地球人は
    異なる概念を持った地球人とは
    相容れることができませんでした。
    彼らには承認要求は必要なかったし、
    対価も必要ありませんでした。

    人はこう思うと、存在が罪なのでしょうね。
    資源を浪費しつくし、
    争いの種をまき、
    他人を惑わす…

    ところどころにその罪の数々が出てきます。
    しかもそれは地球のそれでも
    原始の時代に文化が逆行しても
    然りなのですよ。

    例のシリーズとはちがって
    読みづらいです。
    ええ、チョー読みづらい(砕けて言ってみた)

    でも、どこかで寿命を感じてい

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    2018年04月08日
  • 未来からのホットライン

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    本格的(というのもおかしな表現だけど)な印象の作品。 前半は取っつきにくいのでエンタメ小説として読むにはあまりオススメはしない。 こういった時間モノが好きなら読んで損はないように思う。 時間線の移動に関しての描き方はとても面白いけどもう少し何か細工があるのかと思った。 しかし30年以上前の作品とは思えない。 詳しいことは知らないけどシュタインズゲートはこの作品の影響を受けてるんだろうなって感じ。

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    2018年02月08日
  • 時間泥棒

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    ホーガンの割りと短めの中篇。ホーガンの小説は2冊目くらいかな。まだ代表作のアレも読んでない。

    ニューヨークで起こった謎の時計のズレ現象。何故か最先端のデジタル時計は遅れるのに、手巻きの懐中時計はずれない。また、遅れる地域もあれば、教会などでは遅れない。時間を盗んでいる何者かをなぜか追う羽目になった警察のコペルスキーは…。

    前半はぼんやりと時間が遅れていることを表現しつつ、わけのわからない状態を受け入れる主人公たち。古典哲学などで理解をしようとするものの、結論には至らず。そして後半では畳み掛けるように明らかになっていくメカニズムとそこから考える解決策。

    敷いた伏線は必ず回収し、ぼんやりとし

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    2017年11月13日
  • 未来の二つの顔

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    2017年5月時点、DeepMind社が開発したAI「AlphaGo」は囲碁棋士の世界王者を打ち破り引退を表明、今後は医療やエネルギー分野へ取り込むことを発表。いよいよAIが人智を超えるときが来たのかもしれない。

    ジェームズ・P・ホーガン氏は未来が見えていたのではないかというぐらい彼の予見力の精度は高い。本書で語られる2030年前後の世界がまさにいま訪れている。「この分野では人間が優位」など重箱の隅をつつく時代は終焉を迎えたように思う。

    人工知能が人智を超越し争うテーマはよく見るが、機械の生存本能を刺激したらどうなるか?という思考実験が面白い。有機体の進化は無機体の進化の前提であり踏み台で

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    2017年06月12日
  • 時間泥棒

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    なにしろ最初に書いてあるあらすじがおもしろそうすぎるんだよ!
    創元SFはだいたいそうなんだけど、これは特に。

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    2016年02月18日
  • 仮想空間計画

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    読む人によって評価が分かれるかもしれない。登場人物の置かれる立場(舞台)が、章ごとに飛んでしまうので、そこが読みにくいというか迷子になりそうなところだった。読み進めれば、これも演出の一つなのだと分かると、面白くなっていく。むしろ、舞台がコロコロ変わることによって、SF的リアルさが増す。読者が迷うというのは描写が見事だということに他ならないと感じた。物語の視点が仮想空間にあるのか、現実世界にあるのか気を付けながら読むと、迷わずに楽しめるだろう。でも作者には騙されるのだろうな。まあ騙された方が楽しいので、穿った見方をせずに素直に読めばいいと思う。

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    2016年02月07日
  • 創世記機械

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    ホーガンが謎理論書いてるときってすごく楽しそうで筆が乗ってる感じがするし、あのギッシリ感がとても好き。

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    2015年09月06日
  • 創世記機械

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    ネタバレ

    優秀な科学者が統一理論+を考案しましたよ。応用もいろいろ効きますよ。でもでも、冷戦下では政治と軍事的な問題で、うまくいかなさそうなので、一軍事施設を飛び出して、財団でやりますよ。最終的に、統一理論を応用して最強兵器を開発し、既存の兵器を敵味方とも粉砕、世界は平和になりましたという話。

    見所は統一理論、応用例の描写かなぁ。

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    2015年05月06日
  • 未来からのホットライン

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    過去へメッセージを送るプログラム?何それ?一種のタイムマシンね。物理学的な話は良くわからなかったけれど、存在する宇宙の時間的な在り方の一つの提示はそれもありかと思わせてくれる。他の作品も読んでみようかな。

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    2014年10月05日
  • 未来からのホットライン

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    SFって面白いと、素直に思える作品。時間不可逆を翻す理論と、実験による検証。
    過去にメッセージを送るマシンの存在と、過去にメッセージを送ることで、変わる世界、では現在はどうなるのかというパラドックス。
    丁寧に論理は展開され、どんどん引き込まれるが、前半は物理わからないとどっちきにくいかも。

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    2014年09月03日
  • 時間泥棒

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    ある日、ニューヨークの時間がおかしくなり始めた。
    全世界でもニューヨークだけ。しかも街の場所によって遅れ方が違う。
    しかし太陽は普通に昇り、普通に沈む。世界には何の変化もないため、まさしく「時間がなくなっていく」のである。

    ニューヨーク市の刑事であるジョー・コペクスキーは上司から、「エイリアンが我々の時間を盗んでいるのだ。つまりこれは窃盗事件である。犯人逮捕に全力をあげろ」と命令される。
    コペクスキーとその部下のディーナが聞き込みに行く宗教家や科学者のとんちんかんぶりをユーモラスに皮肉って描いてある。
    そんな中、ニューヨークにあって時間が狂っていないある教会の神父と、コペクスキーは事件解決に

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    2014年08月21日
  • 未来の二つの顔

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    凄い!
    よくもまぁあの時代にこれを書けるとは。
    いつかマシーンが感情を抱く時代が来るんでしょう。
    その時は、最高のパートナーとして共存したいですね。

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    2014年07月15日
  • 時間泥棒

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     ある日突然ニューヨーク中の時計が遅れ始めた。
    ある物理学者は「何者かによって時間が盗まれている」という仮説を立て、一人の警官が問題解決に立ち向かう。

     時間が題材だがタイムトラベルやパラドックスを題材としていない珍しい作品。
    作者のホーガンには有名な「星を継ぐ者」三部作があるが、本書は内容的にもページ数的にも息抜きにピッタリ。

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    2014年04月13日
  • 未来からのホットライン

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    ノーベル賞受賞の物理学者チャールズ・ロスは、スコットランドの寒村にたたずむ古城でタイムマシンを開発する。それは、60秒過去の自分に6文字までメッセージを送るプログラムであった。チャールズは自身の孫・マードックらとともにタイムマシンの実験を続けるなかで、「未来から届いたメッセージを60秒経っても送信しない」という選択をする。しかし、60秒前に届いたメッセージは依然手元にあるまま。いったい、これはどういうことか…

    本書は、「星を継ぐもの」で有名なハードSFの巨星が描く時間SFです。序盤は、タイムマシンの存在そのものが提起する難題(タイムパラドックスとか)を説明するため、ページの大部分が仮説の検証

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    2014年06月04日
  • 量子宇宙干渉機

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    "If"の世界に旅立てたら。ちょっとした選択肢の違いにより人生がずれた自分に憑依できたら。そんなとんでもない設定を違和感なく読み進めることができた。
    また、そのようなテクノロジーを手に入れた人はどのような振る舞いにたつのか。後半戦のスリルも楽しめた。
    物語としてももちろん面白かったが、「今の世の中に無駄は多いなと。現実世界の人は無意味なことに結構な割合のエネルギーを費やしているんだよなぁ」、とあらためて気づかされる一冊であった。。

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    2014年02月09日
  • 未来からのホットライン

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    物語は過去に情報を送る事ができるタイムマシンを軸に展開されていく。

    タイムマシンでの実験を繰り返しながら宇宙の在り方についての推論を進めていく過程は少々難解だったが 作中でのマシンの実験は実に興味深い。

    60秒後の未来から送られてきた情報を得て、敢えて彼等は60秒後に何もしないという選択をする。

    当然そうすると 送信したのはだれか?という矛盾タイムパラドックスが発生するが、彼等は敢えて問題を棚上げにして様々な実験を繰り返します。

    その結果、歴史改変は可能であると知りそれに宇宙はパラレルワールドではないことを突き止めます。

    歴史改変が行われた瞬間に、それまでの未来は

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    2014年01月15日
  • 未来の二つの顔

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    前半の科学者たちが人工知能に関して延々語り合うところはさすがホーガン先生といったところ。
    星を継ぐものを思い出す。

    後半のスパルタカスが組みあがり、徐々に知能をつけ、人間を敵対視していくあたりはサスペンス感満載。

    そしてラスト。
    無敵のスパルタカスにどう勝つか。
    ホーガン先生がどうやってハッピーエンドに持っていくか。
    なるほど、そう来ましたか。
    ただ、ホーガン先生の世界では受け入れられるだろうけど、現実ではスパルタカス封印だろうなぁ。

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    2013年09月16日