デービッド・アトキンソンのレビュー一覧

  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

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    アトキンソンさんの切れ味鋭い数々の指摘に納得しかない。中でも、国立公園に座る場所・休憩場が少ない、ゴミ箱が未整備、宿泊施設のミスマッチなどは特に大きくうなづく。自然ツーリズム、ハンティングツーリズム、フィッシングツーリズムなどのアイディアも良さそう。

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    2025年05月17日
  • デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

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    頭を水をぶっかけられたような感覚。政令指定都市の役所で観光業務に10年近く携わっています。昔、上司がこれいいよーと教えてくれたけど、読みきれてなかった本書…。1秒でも早く読んどけよ!と自分に叱りたくなるくらい観光業務に携わる人々は必読の一冊だった。
    日本の外国人に対する「来るなら来ていいよ〜」「来たら良さ分かるよ〜」的な感覚、分かる。
    全然容姿もスタイルも磨けてない女子(日本)が「付き合いたいなら付き合ってあげてもいいけど〜」って言ってるように感じた。(完全に主観すぎるけど)本当に(観光で)モテてる国(ヨーロッパ諸国)はめちゃくちゃ努力してお金積んで…そりゃそうだよね、っていう当たり前の事実を

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    2025年02月24日
  • デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

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    海外から見た時の日本と国内のギャップを痛感する本でした。GDPに限界がある日本の潜在的な成長戦略について深く言及されています。

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    2024年09月10日
  • 日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

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    菅義偉元総理大臣のブレーンでもあったと言われている元GSのデービッド・アトキンソン氏の著書。

    内容には大方同意である。
    今後給料を継続的に上げて行く事が出来ない企業=生産性が低い,イノベーションを起こしえない企業と判断され、急激な少子高齢化で"労働者"の大部分が減っていくことも相まって優秀な人材が集まらず、どんどん吸収合併され淘汰されていくだろう。

    昨今の(まるで中小企業を蚊帳の外に置いた様な)賃上げブームが良い証拠で、良い悪いでは無く実際にもうその流れが目と鼻の先まで来ていると感じる。私達一労働者に出来ることは、某ネットニュースの賃上げ記事のコメント欄に「中小企業は関

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    2024年01月17日
  • 国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか

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    データに基づき、日本の企業分析と中小企業への活路理論は一定の理解を得られるものでした。
    日本の財政が厳しい中で選択をする必要性が迫られていると感じます。

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    2023年10月27日
  • 給料の上げ方―日本人みんなで豊かになる

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    給与を上げるには、国民1人1人の意識も変えなくてはいけない。現状維持が緩やかな後退ということを感じる事が少ないので、少しずつでもマインドチェンジしていかないと本当に手遅れになる。
    そう感じさせてくれる一冊でした!

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    2023年07月10日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

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    多国と比較して日本の観光事業の現状と課題、将来性について細かく語られていた。
    データ分析がとても細かく、ここまで考えられている本はなかなかないと思う。
    官公庁や世界的機関のデータなど中立的立場、且つある程度信憑の得られる発信元からデータ分析を行っている点もよかった。

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    2023年04月23日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    なかなか厳しいご指摘であるが、一般に入手可能なデータを用いて論理的な説明をされている。最後に政府への提言もあり、確かにその手があったかと思いました。日本の現状をより論理的に理解しました。

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    2023年04月14日
  • 日本企業の勝算―人材確保×生産性×企業成長

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     産業構造が非効率であることが、日本を低迷させているさまざまな問題の根幹にある。この仮説を唱えている人を、私は寡聞にして知りません。私のオリジナルの仮説だと考えています。
     イノベーションが進まない理由、働き方改革が進まない理由も、この産業構造の非効率性に原因があると思っています。日本経済が30年間伸びていない理由も、「産業構造の非効率性」にあると思っています。

    ■「monopsony」が強い国の特徴
    生産性が低い
    大企業の規模が小さい
    大企業の数が少ない
    中堅企業が少ない
    小規模事業者が多い
    高成長企業が少ない
    イノベーションが少ない
    輸出が少ない
    女性活躍度が低い
    格差が大きい
    貧困率が

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    2023年02月19日
  • デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

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    ネタバレ

    日本における観光業界について現状、そして理想までの解決法などが著者視点から分かりやすく書かれてあった。
    欧米への需要開拓。
    観光資源4要素(気候、自然、食事、文化)の重要性
    大量消費型の観光業ではなく、質を大切にする。
    ゴールデンウィーク型の観光業のあり方の問題点。
    日本人のおもてなしの勘違い。
    これらが私が大事だと思ったポイントだ。

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    2022年12月27日
  • デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

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    外国から見た日本に興味があって読みました。
    日本に住んでいるとそれが魅力だと思っていたことが、外国から見ると改善点が多いことに驚きました。
    確かに言われてみれば…ということが多くて勉強になりました。

    人間関係でも言える改善できるヒントが書いてあるような気がしました。自分が思ってること以外の価値観に触れることって本当に大事!

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    2022年11月15日
  • デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

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    著者が日本人としての立場と外国人観光客としての立場、アナリストとしての立場を巧みに視点分けをして話しており、とても理解しやすく読みやすいものとなっていた。

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    2022年10月17日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

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    日本人で日本にいたので、このままがいいという考え方でしたが、これこそが日本病ということに気が付きました。客観的なデータから世界の中の日本がどの位置にあるのか認識させられ目が覚めました。今後、経営者になり、日本の経済を回すことになる20〜30代に読んで欲しい。逆に上の世代の方は、この本を読むと逆上してしまうと思う。その中で、冷静に事実を受け入れてくれるかたが日本を良くしてくれる。
    私的な感想ですが、この本を読んでそう思いました。

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    2022年10月02日
  • 日本企業の勝算―人材確保×生産性×企業成長

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    デービッド・アトキンソン氏の「日本の生産性」の低さについての考察は一冊の著書に留まらず、複数の書に多数の視点で纏められているが、別著で述べられていた働き方原因論よりも、本作の主論となる中小企業原因論は、随分しっくり来る内容で、これが答えだと確信を得たような感じがある。

    従業員数が少ない中小企業の数が多ければ、大企業が牽引する構造よりも、自ずと生産性は低くなる。日本は先進国の中でも圧倒的に中小企業が多い。これは、中小企業基本法による保護政策や中小企業によって雇用が維持されているという側面もある。

    しかし、他方で女性活躍が進んでいないのも、この構造が一因。中小企業には産休や育休の余裕が無いから

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    2022年09月19日
  • デービッド・アトキンソン 新・観光立国論―イギリス人アナリストが提言する21世紀の「所得倍増計画」

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    日本の観光資源をもっと海外にアピールすることと、外国人目線でのおもてなしの整備、観光資源を守るためのお金を払ってもらう仕組みを作る必要がある。

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    2022年06月05日
  • 国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか

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    毒にも薬にもならない本は、読んでも意味が薄い、となにかで見た記憶がありますが、この本は一言で言うと劇薬だったんだろうと思います。
    というのも、この考えが徐々に浸透していて、書かれていることの通りに現実を直視して、政治家や官僚達が動いていると思えるからです。
    経営がうまくいってない中小企業の社長にはオススメできない、不都合な真実が書いてある良書と思います。
    最低賃金を引き上げて、生産性向上というのは目からウロコでした。
    そうしないと中国の属国になるよ、という敬称です。

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    2022年01月13日
  • デービッド・アトキンソン 日本再生は、生産性向上しかない!

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    アトキンソンさんの著書の内容は毎回うなづくことばかりで、線を引くとしたら線だらけになってしまう勢い。バックグラウンドの前提なしに日本を他の国と比較する、日本のメディア批判はまったくそのとおりと思う。ほんの少しだけ電車が乗るのを待ってくれることは田舎だったらあるかもしれないけれど、小さいうちの近所の駅ですら、乗客を電車が待ってくれなくて、そんなにタッチの差だったら待ってあげてもよいのに、と思ったことを思い出した。

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    2021年11月07日
  • 日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

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    日本人は変化を極端に嫌う。物事の急激な悪化には仕方なく変化を了承するが、緩やかな悪化には目を瞑り反対する傾向にある。
    また、その場で反対せずに後から文句を言う傾向にもある。自分の頭で考えることが苦手で、人の頭で考えさせる人間が多く存在する。
    日本人の人材の質は世界4位であるが、給与水準は世界28位である。人口減少に目を瞑り、人口が多かった際の企業数のまま、人口減少時代に突入したため、給与水準は低い位置にある。
    戦後は子供が増え、企業も増えてそれに伴う仕事も増えて知らず知らずのうちに経済成長が進み、それに伴って給与水準も上がっていった。しかし、GDPと人口、給与水準、生産性、企業数の相関性を正し

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    2021年08月22日
  • 国運の分岐点 中小企業改革で再び輝くか、中国の属国になるか

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    ネタバレ

    なるほど。そうかも。
    デービッド・アトキンソン氏の主張は、納得できることが多いです。

    日本の最低賃金を上げて、生産性を上げ、国力をつけよ!
    さもなくば、今後、自然災害などで膨大な被害が出てきた場合、支援という名目で中国が参入してきて、日本を中国の植民地にしてしまう可能性がある。

    日本の最低賃金を上げないと、生産力が弱まってしまう。
    中小企業を優遇した国策のせいで、バブル崩壊以降の現在の不景気が続いている。
    それ以前から、中小企業を優遇し過ぎているために、生産力、国益が向上していない。

    中小企業を集約させて、大企業にすることで、人材の育成を企業が担っていくべきである。

    中小企業の社長は、

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    2021年08月04日
  • 日本人の勝算―人口減少×高齢化×資本主義

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    人口動態と経済成長を非常に明快に解き明かしてくれる。
    筆者が提案している具体策が示唆深い。
    オススメ。

    人口減少と戦うためには別次元の発想で対策考えないといけない。
    もっと必死に生産性上げないといけないね。

    人口動態は高齢化という率と人口という数量に分けて説いているのが、目からウロコ。

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    2021年07月22日