デービッド・アトキンソンのレビュー一覧

  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

    Posted by ブクログ

    新観光立国論・実戦編
    といっているが
    前の「新観光立国論」
    を書いてから数年間で
    どのように日本の観光業が変化したか
    そして、さらに良くするにはどういう
    改善策があるか
    などが書いてある

    前の本と比べてそんなに真新しいことは
    ないが
    より具体的で実践的なことが書いてあった
    日本という国を考えるきっかけになるいい本

    0
    2018年08月04日
  • デービッド・アトキンソン 新・生産性立国論―人口減少で「経済の常識」が根本から変わった

    Posted by ブクログ

    2018051

    人口が減少する日本でやれること。生産性を向上して、付加価値を高めることが必要だと著者は言う。年金制度を維持するには、人口の減少に合わせて、1日17時間労働の必要がある。女性が働かなければ、21時間とか。

    供給側の問題よりも、需要の問題が何よりも大きい。供給はAIや効率で何とかなる部分もあるけど、需要は増やせない。低価格高品質をキーワードに、これが何よりも付加価値を下げている。
    日本人の潜在的な能力は世界4位とか。これを活かすことのできない経営者が情けないという。

    政治に期待しようと思うと、高齢者が幅を利かせることになり、思いきった改革はできない。高齢者の、意識改革が先じゃ

    0
    2018年05月22日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

    Posted by ブクログ

    データに基づいて日本経済の現状を論じている本。
    中国との差が年々開いていってるのは知ってましたが、欧州との関係は注目ですね。
    経営者向けな話ばかりなので、労働者としてはどうすればいいのだというところがもやっとしました。

    0
    2018年04月28日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

    Posted by ブクログ

    前作のアップデート版。
    観光業は年々成長して行ってるので、前作から3年経って変わったところ、これからのところが様々見れるのがいいですね。これからも最新版にアップデートして本著を出して欲しい。

    0
    2018年04月25日
  • 国宝消滅―イギリス人アナリストが警告する「文化」と「経済」の危機

    Posted by ブクログ

    守るべき「コア」が小さければ小さいほど、守り通しやすくなるのに、何もかもがコアだと思ってしまうと何も残していけない、ということに気づけないものなんだろうか?

    0
    2018年04月23日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

    Posted by ブクログ

    前著「新・観光立国論」から約2年。その提言を受けた世の中の変化も反映して、実践編としてどのようにしていけば良いのか。その問いに答えた内容になっています。豊富なデータを駆使し、説得力ある内容で書かれています。観光につながるサービス産業に携わる人間は必読なのではないでしょうか。我々はどうなれる可能性があり、そこにどのようにして向かって行くのか。参考となる外国の具体例も書かれており、イメージしやすくなっています。日本人を始め近場から来日する観光客向けにしか整備されていない設備。爆買いに頼る問題点。そこからどのように変化をして行くべきなのか。思い切った「やる」という覚悟を決めるか決めないかだけ。著者の

    0
    2018年01月21日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

    Posted by ブクログ

    日本はGDP世界第3位の成熟国家であり、これ以上の大きなのびしろはない。そもそも資本主義そのものが終焉に近づいている、なんていう話の方をよく聞く。そうなんだ、と納得するところはありつつも、どこか閉塞感を感じていた。でも本書では、がらりと印象がかわる。生産性では、世界第27位で、日本なんてまだまだのびしろがあるんだよ、って。そういわれると、妙に元気になるなぁ(苦笑)。
     サブタイトルに「日本病」とある。それは「英国病」という今では忘れられた感もある過去を持つ国から来た人ならではの表現かもしれない。所得倍増論というのは、客引きかもしれないが、実際のところ所得うんぬんの話は、結果的にそうなりますよ、

    0
    2017年10月24日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    観光ビジネスについて全くの知識なしですが、先輩からの推薦を受けて拝読。

    日本は「世界一訪れたい国」になるポテンシャルがあるとの主張をアナリストらしく様々なデータを持って説明。
    客観的な分析でありながらも、著者の熱量が伝わってくる文章だった。主張もはっきりしていて分かりやすい。

    安倍政権の方針もあり、今後拡大が予想される観光産業の入門にもとても興味深い良著という印象を受けた。


    ※以下気になった点メモ
    ・日本は「世界一訪れたい国」になるポテンシャルがある
    ・グローバルでは観光は大きく伸びている産業。
    ・WTTCの試算では、観光産業は全世界のGDPの10%。全世界の雇用の11分1を生み出して

    0
    2017年10月22日
  • イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言

    Posted by ブクログ

    そういう視点があったのか、と刺激になった。GDPが高いのは、人口が多いから、って、目からウロコくらいの納得感。観光というのは、正直うといし、この人の現職の宣伝でもあるのかな、なんて思っていたけど、イギリスの状況を聞くに、たしかに検討すべき分野だ。日本にはまだまだ伸びしろがある。べつに俺が日本のことを考えなくても、なんて思うところもあるけど、でもなんか気持ちの明るくなる本だった。もっと数字とか、分析ということを意識していかないとね。

    0
    2017年10月12日
  • イギリス人アナリストだからわかった日本の「強み」「弱み」

    Posted by ブクログ

    決して読んで不愉快になるようなことはなかったな。終わりに、著者が懸念してたけど。そこまでバカではないつもりだ(苦笑)。まずは数字やロジックというものについて、よく考えないといけないなと思った。

    0
    2017年10月12日
  • デービッド・アトキンソン 新・所得倍増論―潜在能力を活かせない「日本病」の正体と処方箋

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    タイトルに惹かれて読んでみました。
    所得倍増論という昭和の古き良き時代の響きを感じたので。
    しかし内容はその古き良き昭和の日本の凄まじい成長は
    日本型資本主義や日本の技術力、国民性によるものではなく
    先進国では異常なまでの人口増に支えられたものだった
    という事実が淡々と語られます。

    あまりにGDP至上主義な話の展開ではありますが
    日本人の一人当たりの生産性が低いという指摘は
    間違っていないと思います。
    私も社会人になって10数年が経とうとしていますが
    無駄と思われる手続きや慣習の何と多いことかと
    日々感じています。
    まさに人を雇用している大義名分が立つように仕事を
    作り出しているような感じで

    0
    2017年10月11日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

    Posted by ブクログ

    日本在住歴30年以上のイギリス人、デービッド・アトキンソン氏による日本観光論。彼は元々証券アナリストなのだが、現在は国宝や文化財などの修復をする日本企業の社長を勤めている。

    昨年、日本に訪れた外国人観光客は2400万人で、10年前と比較すると3倍に増えており、さらに日本政府は2020年に4000万人、2030年には6000万人という目標を掲げているそうだ。この大きな目標を達成すために必要な施策について、アトキンソン氏は豊富なデータを元に分析している。

    現在の外国人観光客は、中国や台湾などアジアからの短期滞在者が中心なのだが、今後目標達成のためには、欧州などアジア以外の地域からのインバウンド

    0
    2017年10月09日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

    Posted by ブクログ

    【定量分析】
    感覚ではなく全てがデータに基づいて述べられているので説得力があります。

    日本を観光大国にしましょう!
    近い将来、観光客を今の5倍にはしましょう!
    できると思います。
    そうすれば、英語もできるようになるのでは?
    あるいはドイツ語もできたりするかも?

    0
    2017年09月30日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

    Posted by ブクログ

    前作「新・観光立国論」のアップデート版。なのでインパクトは薄れたが、従来通りわかりやすくロジカルな展開。今作の特徴はよりビジネス的に観光単価をあげるための提案として、高級ホテルの増加、自然体験観光の充実、カジノ設立など。カジノについては依存性についての反対が多いが、パチンコ、競馬など、より依存度の高くて接触が容易なギャンブルを放置しておいて、より安全なカジノに反対するのはナンセンスとの指摘は面白かった。いったん慣れてしまうと気にしなくなるが、新しいものへの拒否感は強いということだ。

    0
    2017年09月16日
  • 世界一訪れたい日本のつくりかた―新・観光立国論【実践編】

    Posted by ブクログ

    <目次>
    はじめに~観光はもっとも「希望のある産業」である
    第1章 日本の「実力」は、こんなものじゃない~「大観光時代」を迎える世界と日本の現状
    第2章 「どの国から来てもらうか」がちばん大切~国別の戦略を立てよう
    第3章 お金を使ってもらう「魅力」のつくりかた~「昭和の常識」を捨てて、質を追究しよう
    第4章 自然こそ、日本がもつ「最強の伸び代」~「長く滞在してもらう」ことを考えよう
    第5章 「誰に・何を・どう伝えるか」をもっと考えよう~「So What?テスト」でうまくいく
    第6章 儲けの9割は「ホテル」で決まる~「高級ホテル」をもっと増やそう
    第7章 観光は日本を支える「基幹産業」~あらゆ

    0
    2017年08月29日
  • 国宝消滅―イギリス人アナリストが警告する「文化」と「経済」の危機

    Posted by ブクログ

    外国人が書いているという、日本人として恥ずかしい事実。見るのは大好きなのに、それをどう守り発展させていくかは考えたことはなかった。

    0
    2016年12月16日
  • イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言

    Posted by ブクログ

    日本人は自分たちを客観視するのが苦手であり、フェアな批評批判が不得意な傾向があると思います。感情とか、空気とか、そういうことにとらわれてしまい思考が停止してしまうことが多い。
    必ずしもそのことが悪いわけではないけれど、政治とかビジネスのある局面などでは、冷静にフェアにものごとを判断し、受け入れる姿勢をみにつけていくことが大切だと思います。
    難しいけれど、、、(笑)。

    0
    2016年12月10日
  • イギリス人アナリスト 日本の国宝を守る 雇用400万人、GDP8パーセント成長への提言

    Posted by ブクログ

    イギリス人から見た日本人の良いところ、また、日本人の技術は素晴らしいと言いながらも客観的な数字で見ると決してそうではないといった現実。これから見えてくるのはもっと数値化することで精神論や曖昧さを無くし色々なことが効率化できるのではと。

    実際に会議では結構長時間使いながらも中身が有るように思えないのは事実であり、数値を用いることで結果が見えて少しずつでも改善されていくように思う。

    一方著者が文化財の保護と観光に力を入れることで日本経済の成長率や雇用機会が増えると述べている。確かにそうだと思うが、この方が文化財の会社を経営しているからかもしれないが、何か自分寄りの解釈が強すぎるようにも感じた。

    0
    2016年12月07日
  • 国宝消滅―イギリス人アナリストが警告する「文化」と「経済」の危機

    Posted by ブクログ

    日本が経営していくと言うこと。

    作者は小西美術工藝という、日本の古くからある建築物などの修理などを手がける会社の社長で、この本に書かれているような内容を複数の書に記している。

    うがった見方をすれば、衰退している伝統工芸としての建築メーカーのアピールであるのかもしれないが、昨今しきりに騒がれているインバウンド、海外の方が日本に旅行にいらっしゃることについて、再度考えてみることができた。

    というのは、海外の方が何故日本に?と考えると、分からなくなってくるので、私たちは何故、そこに旅行するのだろうか?で考えてみたら良いのだと考えた。

    私は行ったことが無いが、ハワイや、グァム、ラスベガスなどの

    0
    2016年09月25日
  • 国宝消滅―イギリス人アナリストが警告する「文化」と「経済」の危機

    Posted by ブクログ

    金沢の金箔が中国製だったり,京漆器の漆が中国製だとの話に唖然とした.著者が指摘しているように,伝統だからとの世界に甘んじて,営業努力が足りないことは事実だろうが,当人たちがそれに気が付いていないことが大問題だ.文化財のあり方についても,確かに説明が十分でないことは事実だ.改善点が沢山あるということは,それだけまだ救いがあると考えたい.

    0
    2016年09月19日