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Posted by ブクログ 2021年01月02日
日本の一人当たりのGDPについて調べてみると、この本が出版されて6年も経っているのに、世界における順位は3位も下がっており、数字としては6000ドルほどしか上がっていない。周りの国も上がっているからしょうがない、と思うかもしれないが、そこで、他の国も上がっているから自分達も上げるべきだ、という姿勢で...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年05月27日
p.144 みながわかりきっている問題を積極的に解決していくという姿勢やプロセスは、「変わらない」と絶望している国民にとってはその問題解決の効果以上に希望が持てるという心理的なプラス効果がある。
→ 「変わりたいけど、変えられない」と皆が半ば諦めている課題を解決してみせることで、根強いファンができる...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月24日
日本に魅せられたイギリス人の元外資系アナリストによる一冊。
さすがアナリストだけあって、随所にデータに基づいた現状分析とそれに対する処方箋が明示されていますのでいちいち「ごもっとでございます」と思う内容が多いですね。
著者のような第三者的な視点でデータに基づいたりして話を進めるというのは、私は比較的...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年11月07日
著者は、ゴールドマンサックスでパートナーを務めた後、文化財の修
繕・補修を行なう小西美術工藝社の社長に就任するという、異色のキ
ャリアを積んだ方。ゴールドマン時代は、金融機関の不良債権の実態
を暴き話題になったそうです(驚くべきことに、銀行からは猛烈なク
レームや脅しを受けたそうです)。また、小西美...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月28日
日本人は技術力があると言われているのは、本当なのかをサイエンスする必要がある。著者のデビッドは、例えば日本のGDPを見るとこう分析している。世界には242か国あり、人口が一億人以上の国は11あると言う。日本はその10番目。人口で考えれば、中国に抜かれのは当然となる。など、日本人には、分析する習慣がな...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月04日
アナリストの脳みそがわかって面白い。日本経済が主題で、アベノミクス1つとっても頭ごなしに全否定するわけではなく、良いところは良い、悪いところは悪いとズバズバ切っていきます。いかに日本のニュースに踊らされていたかを痛感した、そんな本です。後半、著者の本業である文化財関連にテーマが移ってしまったのが、少...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月22日
過去の成功体験にしがみついている場合ではない。
現状を客観的に分析して、変えるべき所は変える。
―というようなお話。
そう、その通りなのだけれど、それが難しい。
一部の美談を国民全般に拡大する、シンプルアンサーに飛びつく、といった点は、もしかしたら日本人だけではなくありそうな気がするけれど、まあ、...続きを読む
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