ピエール・ルメートルのレビュー一覧

  • わが母なるロージー

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    パリで爆破事件が発生。出頭してきた犯人は、残り6つで毎日爆発と脅迫。交渉にヴェールヴェン警部を指名、場所を教える条件は拘留中の母親の釈放・金・オーストラリア移住と身分証。交渉の結果、3日目に母と二人、飛行場に向かうタクシーに乗り込む。

    3部作を読み終えて、もっと読みたくなったときに、ちょうどいい。砲弾が埋まっているというフランスの状況も興味深かったです。

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    2021年05月22日
  • 天国でまた会おう 下

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    はぐれ者二人の詐欺計画が着々と進行する最中、杜撰な仕事ぶりが露呈したブラデル社は一気に窮地へ。更には一枚岩のペリクール父娘、偏屈な監査人メルランも介入し、物語は一気に佳境を迎える。<ヴェルーベン警部シリーズ>最終作「傷だらけのカミーユ」の結末を鑑みる限り、晴れやかな幕引きは想像し難かったが、最終的に思いの外妥当な着地点に収まった印象。しかし、アルベールとエドゥアールの別離は実に切ない。主人公と敵役、復員兵の両者が戦没者を冒涜する悪事に身を染めていくのは実に皮肉的。原作に忠実と言われている映画版が気になる。

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    2021年05月17日
  • 天国でまた会おう 上

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    第一次世界大戦直後のパリを舞台とした長編小説。ミステリーのイメージが強い著者だが、今の所その要素は見受けられない。<ヴェルーベン警部シリーズ>で見せる丹念な積み上げとは異なり、悲愴的でありつつもテンポの良い展開だが、三人称視点な上、フォーカスされる人物が頻繁に切り替わるのでちょっと読み難い。上巻をフルに用い、ようやく舞台が整ったようだが、エドゥアールが持ちかける詐欺計画はかつての上官であるプラデルへの復讐劇ともなり得るのだろうか。そんな今作の悪役プラデル、聡明で狡獪な割にどうにも小悪党感が拭い切れないぞ。

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    2021年05月17日
  • 天国でまた会おう 下

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    主人公はパッとしない元兵士アルベール。上司プラデルの陰謀に巻き込まれ戦場で死にかけるも、エドゥアールによって助けられる。しかしそれと引き換えにエドゥアールは顔が潰れる大怪我を負ってしまう。戦争ビジネスで汚なくのし上がるプラデルと、モルヒネ中毒となるも画才で前代未聞の詐欺を働くエドゥアール。終盤の息をつかせぬ展開はさすが。シリーズものとのことで、続きが楽しみです。

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    2021年03月12日
  • 監禁面接

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    ネタバレ

    映画を見ているような内容だったなぁ。
    本当にあっても、おかしくない話。
    ハッピーエンドとは思えないけれど、アランが自由になれただけ良いと思おう…

    そういえば、ハッピーエンドなんて、ルメートルに求めてはいけないんだった!

    そして、まさか涙ぐむシーンがあるとは思わなかった!(シャルル)

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    2021年03月09日
  • 監禁面接

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    ピエール・ルメートル『監禁面接』文春文庫。

    ノンストップ再就職サスペンスとは一体どんな物語なのだろうか。同じようなテーマの作品で、ダグラス・ケネディの『仕事くれ。』があったのを思い出す。

    これまでの作品に比べると、全く面白くない。美味しい話には裏があるという教訓を再確認出来たのが唯一の成果。4年もぷらぷらしていた57歳のおっさんが一流企業から声が掛かる訳が無いし、就職試験で拉致監禁なんて有り得ないということに気付かぬ愚かさ。

    リストラにより職を追われ、実業4年目となる57歳の主人公、アラン・デランブリは再就職のエントリーを繰返しながら、製薬会社の倉庫のバイトで糊口をしのいでいた。ある日、バイト先のいけすかない上司のメフメトに頭突きを食らわし、暗澹たる気持ちで自宅に帰ると、一流企業の最終試験に残ったという報せが入る。しかし、最終試験の内容は『就職先企業の重役会議を襲撃し、重役たちを監禁、尋問せよ』という異様なものだった。

    本体価格880円
    ★★★

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    2021年01月27日
  • わが母なるロージー

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    ネタバレ

    アルマンが出てこなかったのが悲しい。アルマンがいろんな人からものをかっさらってくとこが好きなんだけど。短くてサクッと読めた。ストーリーは普通。

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    2021年01月27日
  • わが母なるロージー

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    ーカミーユ警部復活ー

    パリで爆発事件が発生した。警察に出頭した青年は、爆弾はあと6つ仕掛けられていると告げ、金を要求する。カミーユ警部は青年の真の狙いは他にあるとにらむが…
    ・
    ・
    【その女アレックス】からファンだったカミーユ警部にまたお会い出来るなんて光栄です!!

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    2021年01月24日
  • 監禁面接

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    ピエール・ルメートルの長編。

    時期的には、「死のドレスを花婿に」の翌年、「その女、アレックス」の前年に刊行された作品。

    今ひとつ主人公に共感できず。
    他の作品と比べると、ストーリーもイマイチ。
    だから、翻訳されるのが、他作より遅かったのかな?

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    2021年01月12日
  • 監禁面接

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    ネタバレ

     モノローグでテンポのいい筆致のため一気に読み進められるけど、リアリティがなくていまひとつ。

     フィクションだから非現実的なこと自体は否定しないけど、何となくの印象で言うと、こうしようという設定が先にあって、そのおぜん立てをするために無理なストーリを前に持ってきているような感じ。私立探偵のメスタクや元警察特別介入部隊警部のカミンスキーはその後の展開のために必ず必要になってくるけど、彼らを登場させるまでの設定があまりにも雑すぎる。

     アランがロマンと共謀してエクシャル・ヨーロッパの裏金を盗んだという話も設定が雑すぎるし、裏金を追っているフォンタナや捜査をしていたはずの警察、検察がロマンのことを疑っている様子がまったくなく、それどころかロマンの存在に気づいてすらいないのではないと思われるぐらいまったく言及もしないというのも不自然でリアリティがない。実弾入りの拳銃を提供したはずのカミンスキーについて裁判でまったく触れられないことについては言うに及ばず。

     不自然な説明的台詞もたびたびあって、拘置所の面会室でフォンタナがアランのやったことについてよくしゃべるし、次女のリュシーも父親であるアランの裁判での意図についてよく話す。漫画やアニメならまだ受け入れられる程度かもしれないけど、このあたりはもう少しうまくやってほしいなと。

     もろもろの穴を埋めるかのように、ロマンは田舎にひっこませ、ゲノーは再就職を望む失業者に仕立て上げ、シャルルやフォンタナはあっけなく死なせるのだけど、埋められずに残されたままの穴がたくさんあるし、穴の埋め方も突貫工事のために埋めたあとの見栄えがよくない。

     語り手の心情描写についてはあえて書かないでおく。そこは作者が書きたいように書いて、読者が読みたいように読めばいい。

     この作品を読みながら真保裕一の『奪取』にすごく似ているなと感じていた。もちろん『奪取』も終始ぶっとんでいるし、そういう意味ではリアリティはないのだけど、それでも緻密な取材に基づいて作品を書く作者だけあって細部まで作りこまれている。ルメートルの『監禁面接』も全体としてはさらっと読んで楽しめるものではあったのだけど、個人的には神が宿るぐらいには細部までこだわってほしかったなと。

     2020年1月4日(月)MARUZEN & ジュンク堂書店梅田店にて購入。同日読み始め、6日(水)に読み終える。

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    2021年01月06日
  • 天国でまた会おう 下

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    ネタバレ

    「その女アレックス」を中心としたヴェルーヴェン警部シリーズとは全く趣向の違った作品でした。

    後書きでは冒険小説とのワードもありましたが、それもしっくりこない。

    舞台はまさに第一次世界大戦が終わろうとしているフランス。

    そこで戦った兵士(アルベール)が戦場で見た光景と自身の体験。

    命を救ってくれた戦友(エドゥアール)と、その際におってしまった人生を狂わせる大怪我。

    その後、始まった共同生活の中で彼等が取り戻す日常は、国中を巻き込む一大詐欺事件へ...

    後半に入り、少し世界観には入り込めたが、暗いイメージは今までの著者の作品と同じとは言え、期待していただけに全体を読み終えても残念な気がしてならない。

    説明
    内容紹介
    膨大な犠牲者を出して、大戦は終わった。
    真面目な青年アルベールは、戦争で職も恋人も失ってしまう。画才に恵まれた若きエドゥアールは顔に大怪我を負い、家族とのつながりを断つ。戦死者は称揚するのに、生き延びた兵士たちには冷淡な世間。支え合いながら生きる青年たちは、やがて国家を揺るがす前代未聞の詐欺を企てる!
    第一次世界大戦後のフランスを舞台に、おそるべき犯罪の顛末を鮮やかに描き上げた一気読み必至の傑作長篇。ゴンクール賞受賞作。
    内容(「BOOK」データベースより)
    第一次世界大戦直後のパリでのしあがる実業家プラデルは、戦没者追悼墓地の建設で儲けをたくわえていく。一方、アルベールは生活のため身を粉にして働いていた。そんな彼にエドゥアールが提案したのは、ある途方もない詐欺の計画だった。国をゆるがす前代未聞のたくらみは、はたしてどこにたどりつくのか?日本のミステリ・ランキング一位を独占した人気作家が放つ、スリルと興奮に満ちた群像劇。一気読み必至の話題作。
    著者について
    1951年、パリ生まれの作家、脚本家。2006年にカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの第一作となる『悲しみのイレーヌ』でデビュー。2011年に発表したシリーズ第二作『その女アレックス』は、リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞、英国推理作家協会賞インターナショナル・ダガー賞に輝いたほか、日本では『このミステリーがすごい! 』、「ミステリが読みたい! 」、「週刊文春ミステリーベスト10」、本屋大賞(翻訳小説部門)などのランキング一位を独占し、ベストセラーとなった。2013年に発表した初の文芸作品である本書は、フランスで最も権威ある文学賞ゴンクール賞を受賞した。現在フランスで最も注目される作家である。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    ルメートル,ピエール
    1951年パリ生まれの作家、脚本家。2006年にカミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズの第一作となる『悲しみのイレーヌ』でデビュー。2011年に発表したシリーズ第二作『その女アレックス』は、リーヴル・ド・ポッシュ読者大賞、英国推理作家協会(CWA)賞インターナショナル・ダガー賞に輝いたほか、日本では『このミステリーがすごい!』、「ミステリが読みたい!」、「週刊文春ミステリーベスト10」、本屋大賞(翻訳小説部門)などのランキング一位を独占し、ベストセラーとなった

    平岡/敦
    1955年生、早稲田大学文学部卒、中央大学大学院修士課程修了、フランス文学翻訳家、中央大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    2021年01月06日
  • 天国でまた会おう 下

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    同作者の作品としては意外性が弱く、陰鬱なのは変らないという感じ。
    爽快感を求めたわけではないけど、あまり高い評価はできかねると思う。

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    2020年12月20日
  • 死のドレスを花婿に

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    ネタバレ

    「その女アレックス」と比較したが故の☆3つであり、本作も読み応え十分。

    ソフィーとフランツの心理戦は読んでいてしんどくなる程に。

    ストーカーってこんな風に相手(被害者)の肉体、精神、人間関係等を破壊出来るって事に恐怖を覚える。

    説明
    内容紹介
    『その女アレックス』の原点となる恐怖のイヤミス

    狂気に駆られて逃亡するソフィー。聡明だった彼女はなぜ全てを失ったのか。悪夢の果てに明らかになる戦慄の悪意とは。驚愕の傑作。
    内容(「BOOK」データベースより)
    『その女アレックス』の原点となる恐怖のイヤミス

    狂気に駆られて逃亡するソフィー。聡明だった彼女はなぜ全てを失ったのか。悪夢の果てに明らかになる戦慄の悪意とは。
    ソフィーは怯えていた。かつては優秀なキャリアウーマンだった彼女には秘密があった。ときに奇行を起こし、そのことをまるで記憶していないのだ。そのせいでソフィーは職も地位も失ったのだった。自分は正気を失ったのか。恐怖を抱えながらも、高名な政治家の家でベビーシッターをつとめるソフィーだったが、ある日、決定的な悲劇が訪れ、彼女は恐慌にかられて逃亡を開始した。自分は人を殺したのか? 自分は狂気に捕らわれてしまったのではないのか? そんな彼女をずっと見つめるフランツ。彼の暗い歩みとソフィーの狂気の逃亡が交差するとき、おそるべき罠が全貌を明らかにする!
    底知れぬ狂気と悪意が織りなす恐怖の犯罪計画。驚愕の四部構成の最後に浮かび上がるのは恐怖の肖像――
    あなたの心を凍らせる衝撃と恐怖の傑作サスペンス。
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    ルメートル,ピエール
    1951年、パリに生まれる。教職を経て、2006年、カミーユ・ヴェルーヴェン警部シリーズ第1作Travail soign´eで作家デビュー。同作でコニャック・ミステリ大賞ほか4つのミステリ賞を受賞。シリーズ第2作『その女アレックス』は、イギリス推理作家協会賞を受賞したほか、日本で「このミステリーがすごい!」など4つのミステリーランキングで1位となり、ベストセラーとなった

    吉田/恒雄
    1947(昭和22)年、千葉県生まれ。市川高校卒、フランス文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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    2020年06月22日
  • 天国でまた会おう 下

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    結末悪人のブラデルが罰せられた結末は納得したが
    エドゥアールが父親の運転する車に轢かれてしまったのは 何故なのか?作者は何を伝えたかったんだろう?

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    2020年04月29日
  • 炎の色 上

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    前半だけだと、まだ全体の半分も理解できてなさそう。
    まだまだマドレーヌ、ポール、アンドレ、シャルル、等々の秘密が下巻で出てきそう。

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    2020年01月05日
  • 天国でまた会おう 下

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    ネタバレ

    男性陣の展開がメインとは言え、それぞれに絡む女性陣の生き生きとした魅力ときたら!女性陣の登場がなければ、ただの戦争と復讐の物語だったでしょう。ラストの、マドレーヌのプラデルに対する冷徹さ、詐欺と分っていて瞬殺で付いていくことを決めたポリーヌが特にいい。ハッピーエンドとは言えないところもありますが、それぞれの着地が巧くて納得の収束。上下巻ですが、面白くてあっという間に読めました。

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    2019年12月04日
  • 天国でまた会おう 上

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    ネタバレ

    *1918年11月、休戦が近いと噂される西部戦線。上官プラデルの悪事に気づいたアルベールは、戦場に生き埋めにされてしまう!そのとき彼を助けに現われたのは、年下の青年エドゥアールだった。しかし、アルベールを救った代償はあまりに大きかった。何もかも失った若者たちを戦後のパリで待つものとは―?『その女アレックス』の著者が書き上げた、サスペンスあふれる傑作長篇。フランス最高の文学賞ゴンクール賞受賞*

    とても壮大でスリリングな展開。最初はややまったりとしたテンポなのですが、途中から一気に加速し、この後どうなるのか見当もつかないワクワク感でいっぱいです。早く下巻読みたいです。

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    2019年12月04日
  • 天国でまた会おう 下

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    カミーユ刑事シリーズの作者だったので評価をあげすぎて臨んでしまった。当時の情勢、そこで織りなされる関係者の群像劇、魅力的な詩的表現は素晴らしかった。物語の帰結は落語みたいというか、、ルメートル本人も悩んだんじゃないのかな、、この終わり方でいいの?みたいな。
    小胆でお人好しのアルベールと奔放でお金持ちのエドゥアール、友達になるはずのない二人が友達になり国を相手に大博打を打つのはハラハラしつつも楽しかったです。
    映像化はもう少しテンポが良く喜劇調にまとめられてた。ラストが少し違うかな。どっちが好きかといわれると難しいところ...。

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    2021年05月07日
  • 炎の色 下

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    ネタバレ

    3部作の2作目とのこと。今作も前作同様、実際にフランスで起きた事件を題材にしているらしいが、元ネタを知らなくても十分楽しめる。というかこのドタバタ劇に元ネタ(そのままでないにしても)があること自体がちょっとした驚き。前作今作ともに身体的ハンディキャップがある人が主要人物なのは何かしら作者の思いがあるんだろうか。

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    2019年08月30日
  • 天国でまた会おう 下

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    ネタバレ

    戦争をフックに、正義や金や幸せなどの価値観に大きな疑問を投げかける。

    人生は金ではない。
    外見でもない。
    何をしたか、でもない。が、何をしたかによって人は納得できる何かを得られるのだろう。

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    2019年08月12日