ピエール・ルメートルのレビュー一覧

  • 炎の色 下

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    説明過剰な感もありましたが、周到にやりきったな、という感じです。雰囲気としては、やっぱり「アレックス:が好きです、

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    2019年02月20日
  • 炎の色 上

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    1927年ー1929年
    1933年

    所はパリ。実業家の頭首が亡くなり、残されたのは娘と孫。葬儀の日に孫に起きた起きた悲劇。二人を食い物にする輩がそこにもここにもいる中で協力者はいるのだろうか

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    2019年01月03日
  • 天国でまた会おう 下

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    じわじわ高まっていく緊張感と、物語が結末に向かいはじめてからのスピード感は秀逸。クライム小説なんだけど、時代の描き方や、人物の描写が頭抜けているからか読み終わった後の満足感が凄い。

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    2018年12月04日
  • 天国でまた会おう 下

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    "スリルに満ちた物語、ページをめくらずにはいられない。
    父と息子の物語
    生と死の物語
    戦争をあざ笑うかに見える物語
    主人公は気の良いどちらかといえば控えめな青年。
    過去に経験のない読後の余韻を味わえる作品だった。"

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    2018年11月20日
  • 天国でまた会おう 上

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    第一次世界大戦の終戦間際。一旗あげたいと思った将校がとった行動に翻弄される一兵卒の二人。不思議なつながりで絡み合う人々。つい先が読みたくなる物語。まだ全貌が見えない前半が終わった。

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    2018年11月20日
  • 天国でまた会おう 下

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    フランスの作家ですが、日本ではミステリー作家として有名なようです。私は初めて彼の小説を読みました。

    あとがきで知ったのですが、題名は第一次世界大戦で敵前逃亡の汚名で、見せしめとして銃殺された兵士が妻に宛てた最期の手紙の中の言葉、とのことです。

    著者自身が言うように、戦争で人生を踏みにじまれた若者たちへのオマージュがこの作品の基調にあります。一方で主人公のエドウアール、アルベールによる社会への反抗が結末で達成され、主要な登場人物それぞれの物語が決着を迎えるところ、活劇のクライマックスのような高揚感を感じました。

    ”どんな問題にも結末は必要だ。それが、人生の定めだろう。耐え難い悲劇だろうと、馬鹿馬鹿しい喜劇だろうと、いつかは決着をつけねばならない。” という一節がとても印象に残りました。

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    2018年11月10日
  • 天国でまた会おう 上

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    フランスの作家ですが、日本ではミステリー作家として有名なようです。私は初めて彼の小説を読みました。

    あとがきで知ったのですが、題名は第一次世界大戦で敵前逃亡の汚名で、見せしめとして銃殺された兵士が妻に宛てた最期の手紙の中の言葉、とのことです。

    著者自身が言うように、戦争で人生を踏みにじまれた若者たちへのオマージュがこの作品の基調にあります。一方で主人公のエドウアール、アルベールによる社会への反抗が結末で達成され、主要な登場人物それぞれの物語が決着を迎えるところ、活劇のクライマックスのような高揚感を感じました。

    ”どんな問題にも結末は必要だ。それが、人生の定めだろう。耐え難い悲劇だろうと、馬鹿馬鹿しい喜劇だろうと、いつかは決着をつけねばならない。” という一節がとても印象に残りました。

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    2018年11月10日
  • 天国でまた会おう 上

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    ネタバレ

    フランスは戦勝国であるが、苦労している描写に驚いた。
    (主人公二人が特殊な状況であだからかもしれないが・・・)

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    2018年02月01日
  • 天国でまた会おう 下

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    ネタバレ

    フランスは戦勝国であるが、苦労している描写に驚いた。
    (主人公二人が特殊な状況であだからかもしれないが・・・)

    0
    2018年02月01日
  • 天国でまた会おう 下

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    どこかで紹介されていてそれで読んでみようと思ったのだけれど、『ルメートルの作品』だからじゃなく、『第一次大戦を扱った小説』というような括りじゃなかったかな。それで実際に手に取って「あ、これ書いたのルメートルだったか」って知ったという。でも、文春文庫の三作を読んだ後だからか、ルメートルってよりJ.アーチャーを読んでるような気分だったけど。

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    2017年07月25日
  • 天国でまた会おう 下

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    上巻は、微妙に冗長さを感じましたが、下巻に入ると一気に物語が進みます。戦死者の遺族を相手にした詐欺と言う、あまり心地よくないテーマですが。

    やっぱり悪人には鉄槌が降りるんですね。それはそれで、スッキリとしました。悪人が跋扈するのはよくありません。でも、その不正を見破る役人が、あまりよくない描写なのは何故なんですかね?

    ペリクール氏をおそう最後の“偶然”は、小説としては、起こりうるべくして起きた悲劇ですね。エドゥアールも、実は、そう言う最後を望んでいた?

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    2017年07月05日
  • 天国でまた会おう 上

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    悲惨な戦争を潜り抜けた戦友たちが主人公となり物語を繰り広げ、そこに戦争を経て肥え太った元兵士も絡んでくる…といった図式から、オールスンの「アルファベット・ハウス」が髣髴された。

    「その女アレックス」で一躍我が国では有名になったピエール・ルメートルの作で、ミステリー仕立てではないが、行く末が気になって焦れてくる巧みな筆運びはさすが。
    生々しい負傷の描写などをぼかさず、直截的に書き切るあたりも、"らしい"。

    作中世界がとにかく濃厚で、読者は知らないうちにそこにどっぷりと引き込まれてしまっているので、カウントしてみると僅か1年余りのスパンの物語なのだが、なんだか長大な大河作品を味わったような気にもなる。

    優しさ、弱さ、狡猾、悲哀、怒り、誇り、孤独、家族、愛情、理不尽…、戦争とその後の世相という舞台をギミックにして、"人間"というものを巧く浮き彫りにしている小説だと思う。

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    2016年08月30日
  • 天国でまた会おう 上

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     売れっ子のピエール・ルメートルの版権を獲得した早川書房は、その快挙に欣喜雀躍したに違いない。ハードカバーと文庫との同時出版となったのもその表れだろう。

     しかし、実のところルメートルの作品は、あの怪作『その女アレックス』の登場後、即座に、過去に翻訳出版されていたにも拘わらずその時点では全く注目を集めなかったルメートルのデビュー作『死のドレスを花婿に』、そして少し後にカミーユ・ヴェルーヴェン警部のシリーズとしては第一作に当たる『悲しみのイレーヌ』も出版されるというルメートル旋風が、翻訳小説界に巻き起こることになる。

     『その女アレックス』が世界に席巻するルメートルのブームの発端となったにせよ、今、読む機会を与えられた過去の作品はすべて圧倒されるストーリーテリングを感じさせられる筆力に満ちたものであることは間違いない。

     そうした翻訳ブームの中で実は地味ながらも『その女アレックス』の二年後の作品として改めて瞠目されるべき作品が、実は本作なのである。早川書房としてはとても鮮度のよい作品に眼をつけたというところなのだ。しかもこの作品、フランス最高のゴングール賞受賞作。いわば日本でいえば直木賞ならぬ純文学系の頂点である芥川賞に比肩する大きな賞なのである。ピエール・ルメートルは、実は直木賞も芥川賞も行ける作家であったということである。

     しかし本書に向かい合ってみて、過去作品の見せる大どんでん返しやトリック、ツイストなどのミステリー的要素はないものの、その表現手法に接してみると、いかにもルメートル世界ではあるのだ。全然違う作品なのかな、と思いきや、その語り口、題材としての目の付けどころ、登場人物が陥る異常心理、意外な宿命とその結末といった小説的面白さは、日本の芥川賞にはまず見られることのない大衆娯楽小説としての楽しさが満載なのである。

     フランスのおおらかさというようなものを感じさせる受賞であり、それに応える壇上のルメートルの妙技はやはり相変わらず見ものである。ミステリーではなく、むしろ冒険小説のジャンルに切り込んだルメートルの作品は、どことなくジャプリゾの『長い日曜日』を思い起こさせる。

     戦争の残酷と、戦争を食い物にする戦争犯罪者。そしてそれらをある時は真摯に、ある時はイロニック(皮肉)に料理する名シェフのような文章(包丁)と味付けの冴え。日本の純文学では考えられないフランス純文学大賞の面白さ、という切り口だけでも改めて楽しみたいエンターテインメント・クライム・スリラーであり、壮大な復讐劇としてのビルディングス・ロマンとも言える大作をご賞味あれ。

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    2016年11月15日
  • 天国でまた会おう 上

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    第一次大戦末期から戦後にかけてのドラマ。戦場で九死に一生を得た兵士、下顎を失う兵士、出世欲が強い没落貴族の下士官、が登場。この上巻はまだ本筋はあらわれてこず、下巻で一気に物語が回転する予感。

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    2016年02月08日
  • 天国でまた会おう 上

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    読者の浅はかな予想を翻弄するかのごとく展開した「その女アレックス」とは趣を変え、本書は第一次世界大戦の戦場における場面からじっくりとした語り口で惹きつける。上官の私欲による愚かな惨劇の被害者となった二人の若者が辿る運命が重い。

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    2016年01月17日
  • 天国でまた会おう 上

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    去年の読み始めはアレックスで楽しませていただいたからというわけでもないのだが今年もピエール作品でスタートすることになる。
    顔を溶かした前作同様今回も顔半分を吹き飛ばしまさに畸型フェチ全開ミステリーかと思いきやどうやら趣きが異なるようで…ググればゴングール賞なるものはエスプリの効いた純文学に贈られる仏版芥川賞らしくそこは納得。
    しかしながら我々日本人と西洋人の思想の乖離は如実(特に戦争というとてつもないものには)で前説然とした展開と併せて非常に読みにくい。
    さて後半はどうなるのか?期待感だけは半端ない

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    2016年01月06日
  • 天国でまた会おう 上

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    やっぱりピエールルメートル、負傷の描写がハンパない。こういう風貌の方がいたら度肝抜かれます。これから何かが起こる期待感が募ります。こういうもっていきかた、巧みです。

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    2015年12月03日
  • その女アレックス

    購入済み

    新聞の書評で見て よかった

    ネタバレになるので あまり書けないけど、
    アレックス ドキドキして、強さに驚き、愛おしくおもい、3部ですべてが分かると 悲しい
    出てくる人物もみんな個性豊かなで 優しい
    いい
    話 今年始めてで 当たりの本でした。


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    2015年01月18日
  • その女アレックス

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    ネタバレ

    期待していた割には・・・世界観は好きだし悪くは無いけど。この女にいまいち魅力が無い。あと動機が結構よくあるパターンで・・・これだけいろんなミステリーがあるとどうしても既視感は否めない。71点。ちびの刑事の方が魅力的。

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    2026年10月12日
  • その女アレックス

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    海外の小説は初めてでしたが、情景が頭の中に浮かびやすかったです。
    女の視点と警察の視点が切り替わりながら進んでいくのも印象的でした。
    そして、物語のひねりには驚かされました。
    少し残酷で怖かったです。

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    2026年10月09日