ピエール・ルメートルのレビュー一覧

  • 邪悪なる大蛇

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    【あらすじ】
    殺し屋のおばあさんが認知症を患って、人や犬をどんどん殺していく話。

    【感想】
    バイオレンス描写が結構あっさりしていて、あまり感覚に訴えかけてこなかった。武器や殺傷方法もありきたりで新味がない。
    サクサク読めてそれなりに楽しめるが、ちょっとパンチ力が足りなかった。「認知症を患った殺し屋のおばあさん」というステキな設定に期待が膨らんで、ハードルを上げすぎてしまったかも…?
    もっと無茶苦茶で破天荒な物語を読みたいなぁ。

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    2025年09月29日
  • 僕が死んだあの森

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    フランスの作家ピエール・ルメートルの長篇ミステリ作品『僕が死んだあの森(原題:Trois jours et une vie)』を読みました。
    ピエール・ルメートルの作品は2年前に読んだ『炎の色』以来ですね。

    -----story-------------
    『その女アレックス』で世界中を驚愕させた鬼才ルメートルが放つ、極上の心理サスペンス。

    あの日、あの森で少年は死んだ。 ――僕が殺した。
    母とともに小さな村に暮らす十二歳の少年アントワーヌは、隣家の六歳の男の子を殺した。
    森の中にアントワーヌが作ったツリーハウスの下で。
    殺すつもりなんてなかった。
    いつも一緒に遊んでいた犬が死んでしまったことと、心の中に積み重なってきた孤独と失望とが、一瞬の激情になっただけだった。
    でも幼い子供は死んでしまった。
    死体を隠して家に戻ったアントワーヌ。
    だが子供の失踪に村は揺れる。
    警察もメディアもやってくる。
    やがてあの森の捜索がはじまるだろう。
    そしてアントワーヌは気づいた。
    いつも身につけていた腕時計がなくなっていることに。
    もしあれが死体とともに見つかってしまったら……。
    十二歳の利発な少年による完全犯罪は成るのか?
    殺人の朝から、村に嵐がやってくるまでの三日間――その代償がアントワーヌの人生を狂わせる。

    『その女アレックス』『監禁面接』などのミステリーで世界的人気を誇り、フランス最大の文学賞ゴンクール賞を受賞した鬼才が、罪と罰と恐怖で一人の少年を追いつめる。
    先読み不可能、鋭すぎる筆致で描く犯罪文学の傑作。
    -----------------------

    2016年(平成28年)に刊行された作品です。

     ■1999年
     ■2011年
     ■2015年
     ■謝辞
     ■解説 三橋暁

    母ブランシュとともに小さな村に暮らす12歳の少年アントワーヌ・クルタンは、隣家の6歳の男の子レミ・デスメットを殺した……森の中にアントワーヌが作ったツリーハウスの下で、、、

    殺すつもりなんてなかった……いつも一緒に遊んでいた犬が死んでしまった悲しみと、心の中に積み重なってきた孤独と失望とが、一瞬の激情になってしまっただけだった。

    でも幼いレミは死んでしまった……死体を隠して家に戻ったアントワーヌ、、、

    だが子供の失踪に村は揺れる……警察もメディアもやってくる。

    やがてあの森の捜索がはじまるだろう……そしてアントワーヌは気づいた、、、

    いつも身につけていた腕時計がなくなっていることに。もしあれが死体とともに見つかってしまったら……じわりじわりとアントワーヌに恐怖が迫る。

    12歳の利発な少年アントワーヌによる完全犯罪は成るのか? 殺人の朝から、村に嵐がやってくるまで3日間……その代償がアントワーヌの人生を狂わせる、、、

    『その女アレックス』『監禁面接』などのミステリで世界的人気を誇り、フランス最大の文学賞ゴンクール賞を受賞した鬼才が、罪と罰と恐怖で一人の少年を追いつめる……先読み不可能、鋭すぎる筆致で描く犯罪文学の傑作。

    これまでに読んだピエール・ルメートルの作品は予測不可能な大どんでん返しが特徴だったので、本作品は少し違った作風でしたね……少年が犯した罪と、その後の人生を心理描写を深く掘り下げた犯罪文学で、12歳で殺人を犯してしまった少年アントワーヌの少年時代から青年、そして大人になるまでの時間に沿って、大きく揺れ動く心の葛藤が描かれ、ひとつの罪が個人の人生にどれほどの影響を及ぼすのかを深く考えさせられる展開でした、、、

    殺人のような悪質なものではないにしても、子どもの頃の忘れ去りたい記憶って、みんな大なり小なり持っていると思うんですよね……そういう点では、アントワーヌに気持ちをシンクロして読むことができました。

    ピエール・ルメートルの作品としてはまずまずだったかな……ピエール・ルメートルは「もうミステリを書かない」と公言しているらしいので、少し寂しいですね。

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    2025年08月30日
  • 傷だらけのカミーユ

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    ネタバレ

    前作でちらっと出てきたアンヌが大変な目に。またしてもカミーユの大事な人が…と同情するが、あまりにも次から次に下手を打つのでひたすらストレスフルだった。
    先が読めなくてハラハラはするが、これまでのような驚きの展開というほどではなくて、少々物足りない。
    しかもその後どうなったのか気になる終わり方ですっきりしなかった。
    カミーユは優秀な刑事ではあるんだろうけど、よくよく考えるとシリーズ通して結局一度も殺人を未然に防げてはいないのよね。3作とも面白かったけど、最後くらいは勧善懲悪にしてほしかった。
    強盗はすべて仕組まれた展開だったわけだけど、万年筆のインクが漏れて云々は結局なんだったの?予約した時計を取りに行く筋書きだったのに。その前に公衆トイレで遭遇したのは本当に偶然だったってこと?
    出会いからの時系列がなんかおかしいなと思っていたら巻末に訳注があってやっぱり。
    それにしてもアルマン…。上司も変わってしまい、あの魅力的なチームワークが見れなかったのはとても残念だった。
    ルイは唯一の癒やしだったから、最後まで変わらずいてくれて本当に安心した。ルイまで実は…とかだったら立ち直れなかったと思う。

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    2025年08月17日
  • わが母なるロージー

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    はまったカミーユ警部シリーズの番外編。
    ページ数も短く登場人物も少ないのですぐ読めてしまうボリューム。
    他の作品がいろんな意味ですごすぎたので、こちらはソフトな感じ。

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    2025年07月11日
  • 傷だらけのカミーユ

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    ネタバレ

    ここ最近、カミーユ警部シリーズに夢中になっている。今回もはらはらしながら読んだ。
    他2作に比べたら意外性は少なかったけど、序盤にいきなりアルマンが亡くなったことがさらっと出てきて一番驚いた!

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    2025年07月10日
  • わが母なるロージー

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    読んだ本 わが母なるロージー ピエール・ルメートル 20250709

     カミーユ・ヴェルーヴェン3部作の4作目がありました。作者の言だと、中編だから3.5部作だとのこと。3部作のどれもがあまりにも凄惨で読むのが苦痛だったんですが、3冊コンプリートしている以上、読まざるを得ないでしょう。
     ということで覚悟を持って読んだんですが、結構普通に面白かったです。連続爆弾魔がカミーユや政府を脅かすんですが、その背景をカミーユが暴いでいく。結構息詰まる本格的なサスペンスで、残虐さがなくてほっとしたような、あれって言うような。
     ラストも悲しいけど、景色としての後味の悪さはなかったかな。

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    2025年07月09日
  • わが母なるロージー

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    ⭐️3.7
    大好きなシリーズの番外編
    中編ということで、うまくまとまっているけれどファンとしてはまだまだ読みたいなという気持ちにも。
    この後引く感じで終わるところがまたうまいところなのかも。

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    2025年06月29日
  • 邪悪なる大蛇

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    ルメートルらしくない作品でしたが楽しめました。
    この女最強だなと思いつつ病んでました。
    前作まではやりきれない感じの作品でしたが今回は割と普通に読み終わりました。

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    2025年05月28日
  • 邪悪なる大蛇

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    63歳の女殺し屋。抜群の腕前で、次々と指事をこなす。だが、少しずつ認知症の症状が出始める。冷徹で残酷な殺し屋は、どんどんエスカレートしていく。

    なんだか、すごいストーリーだった。一気に読ませるものがある。次々と殺される登場人物に驚く。そして、ラストのシーンにも驚く。映像化されたら、私は途中でギブアップしそうだ。

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    2025年05月07日
  • わが母なるロージー

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    カミーユ・ヴェルーヴェンシリーズの番外編的な作品。
    時系列で並べると三番目らしいのだけど、
    日本ではアレックスが1番に発売されてしまったせいで
    全作品通しての読み心地はなんだか微妙な感じになってしまったかな。。
    できれば四作を順番通りに読みたかったなー、と言うのが今作を読み終えた素直な感想。

    犯人は複数の爆弾を仕掛けており、
    警察とのらりくらりとしたやり取りをする場面は
    日本で有名なあの作品を想起させる。
    ただこちらは中編小説なこともあり、そこまで話は膨らまなかった。
    カミーユ、最後まで報われることがなかったなー。
    唯一、猫とのひとときは癒された。

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    2025年01月11日
  • 傷だらけのカミーユ

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    三部作完結編。

    イレーヌを失った悲しみを幾分か克服できたのか、
    アンヌという恋人が出来たカミーユ。
    でも冒頭からそのアンヌが宝石強盗に襲われ重傷を負う。
    周囲に恋人だと言えないまま事件をひとりで解決しようとするカミーユだったが。。

    最初の段階で引っかかる部分があり、
    あ、これはミスリードさせようとしてるなと感じた。
    中盤で犯人が確定し、あとはカミーユがどのように事件の幕を引くのかだけが気になり読み終えた。
    なのでどんでん返しもなく、意外性もなく終了。
    三部作としてはちょっと尻すぼみな感じだなぁ、と感想を書こうとしたら…
    なんとスピンオフ的な一冊が出版されている!
    相棒はいつもスマートでおしゃれで完璧な男ルイと
    猫のドゥドゥーシュ。
    これは読まねば!

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    2024年12月06日
  • 傷だらけのカミーユ

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    ネタバレ

    シリーズ3作目にして最終章。
    前作のアレックスが良すぎて平坦でつまらないなぁと感じたが、終わってみたら良くまとまった良作。
    3作通して壮絶な人生を送るカミーユ。
    彼の過去があるのでどんどん暴走し深みにはまって一人ぼっちになっていく姿は悲しいものがあった。
    頼れなかったしね。
    何も信じられなくなるまさに題名通りの傷だらけのカミーユ。
    結局のところ母ちゃんに収まるのか。

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    2024年11月09日
  • 邪悪なる大蛇

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    続いてもワタクシの第二の故郷おフランスから
    フランスが産んだ鬼才ピエール・ルメートルの最後のミステリーと銘打たれた『邪悪なる大蛇』です

    「最後の」って言っていますが、実はルメートルが最初に書いたクライムノベルということです
    晩年歴史小説に軸足を移したルメートルがファンからもうクライムノベルは書かないの?ってしつこく言われて、そういえばタンスの中にひとつ仕舞ってあったなと思い出し、ちょっと直して出版したという代物
    まぁ言わゆるタンス預金ですな(違うわ!)

    物語を一言で言い表すなら、(解説にあった通り)「残酷な喜劇」ということになるんでしょうな

    初期の認知症を患った凄腕の殺し屋のおばあちゃんが主人公
    認知症と凄腕という相容れない状態が混乱を加速させる中、物語は進みます
    途中、まだらな記憶の中に巻き込まれた関係ない人たちも殺しまくります

    ダメなのよー
    「残酷」だめなのよ基本
    そこを上回ってくれるぐらいの驚きのストーリーを展開してくれればそっちが勝つんだけど
    「残酷」の時点で「喜劇」成立しないのよ
    何がおもろいねんって思っちゃうのね
    分かりますよ
    仕立てとしてはね
    そこにおかしみを見出すっていう作りはね

    でもダメ「残酷」だけが残っちゃうの

    悲しすぎて思わず笑っちゃうって感情は理解できるんだけど苦手なんよね
    ならクライムノベルなんて読まなきゃいいんだけどね

    悪に憧れる気持ちもちょっとあるのよ

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    2024年10月14日
  • 邪悪なる大蛇

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    せっかくレビュー見てくれたのにごめんなさいねー

    一度、このレビューを閉じて本の表紙を見てください


    ……


    ……


    ……


    ……、見てくれました?


    どーもm(_ _)m


    バアさんがいましたよね
    彼女の名はマティルド、63歳
    それなりの歳ですからシワは仕方ないです
    体重もかつての倍になってしまったそうです
    それでも若かりし頃の美貌は凄かったそうです
    美貌と冷酷で知られるレジスタンスの闘士だったそうです
    そんな彼女の殺しの腕前は今も昔も変わらず健在です

    マティルド、63歳は今も凄腕の殺し屋なのです

    しかも、ただの殺し屋ではないのです
    凄腕の…、じゃなかった!
    いや、凄腕は凄腕なんだけど…
    凄腕の殺し屋でも敵わないものが彼女に迫っているのです


    それは、認知症!


    マティルド、63歳は凄腕で認知症の殺し屋なのです

    ちぃーとボケ始めてる殺し屋なんてめちゃくちゃこぇーよ!
    だって、ターゲットを殺すときにマグナム弾をぶちこんじゃうんだよ!
    あそこに!
    股間に!

    あぁー、こぇーこぇー!
    マティルド、こぇーこぇー!
    どこかの奥様よりこぇーこぇー!
    ( ゚∀゚)・∵. グハッ!!

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    2024年10月10日
  • 監禁面接

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    ネタバレ

    男のプライドの高さによる自己正当化の欺瞞と
    女の感情を優先した強かさを描いた作品

    シャルルがアランに対して検診的な理由をハッキリとさせて欲しかったかも。
    アランは「金さえあれば幸せが手に入る」と言いながら家族を騙し、間接的に危害を加えたのに引き下がれないところに来てシャルルに助けて貰っても貧乏に幸せを見いだせなかった。
    つまり、「家族のため」を掲げておいて「金でプライドを取り戻す」ことしか考えていなかった。けどそれはリストラのせいでもあるからニコルはラストアランに可哀想なひとって言い残したんだろうな。

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    2024年09月25日
  • 僕が死んだあの森

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    ネタバレ

    他のルメートルと比べると(どんでん返し中毒)期待が大きかったのかも。主人公がしでかしたこと、またしでかしたこと、周りを不幸にしていくのに、常に自分だけを可哀想と思ってる(タイトルしかり)ところが神経を逆撫でする感じ。

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    2024年08月14日
  • われらが痛みの鏡 下

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    前2冊のようなサスペンス要素やどんでん返しを期待しながら読み進めていたのだけれど、ストレートな歴史活劇だったので結構肩透かしを食らった。
    歴史状況の方が大きく動きすぎて、人物一人一人がそこに埋没してしまった感じはある。
    ドイツに侵攻されるフランス大衆の様子はとても興味深く面白く読んだ。
    追記
    主要キャラクターにカート・ヴォネガット作品へのオマージュがある気がしたが、どうだろうか。

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    2024年08月10日
  • 監禁面接

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    そのまえ、そのとき、そのあと でそのときが一番読みやすかった。ルメートルの仕掛けがたくさんあるのだけど、そのあと、で、アランもうやめとき!もうそこまででいいでしょって気持ちになる。
    シャルルに社用車を譲ったりして欲しかったし(でもシャルルはルノーが好きだからいらないかな)もっと良い引き際があったよねぇと思う。だからこそ欲張ったアランは一番欲しかったものを失くしてしまった。
    ニコルの話全然聞いてくれないんだもの。そりゃあねぇ。あとアランすぐブチギレすぎ。

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    2024年06月10日
  • わが母なるロージー

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    ルメートルのヴェルーヴェン三部作を読んでからだったせいか、途中で展開が読めてしまった。

    それでも最後のシーンと最初のシーン、投げ出された男の子とヴェルーヴェンをシンクロさせるところや、犯人が拘った終わりの形は切なさがあって他に終わり方はなかったのか、と悲しみがあった。
    アレックスに似ているかも。

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    2024年06月09日
  • 僕が死んだあの森

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    いやいや、毒がある。その癖読みやすいからもう勘弁して欲しい。
    ひょんな事から手を染めた殺人、そして流れていく殺人者の人生。だが彼はそれが明らかにされるのではないか、気が気ではなかった……。
    人生とは偶然という名の必然と神の悪戯によって成り立つ。綱渡り、いいや、これはもっと細い。まるでワイヤーを渡るかのようなスリルがある。

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    2024年05月30日