森下典子のレビュー一覧

  • いとしいたべもの

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    思い出の中に息づく食べ物の記憶 どん兵衛、サッポロ一番味噌ラーメンは自分自身はあまり食べた経験がないにも関わらず夜半の衝動に駆られて貪る描写を見ると堪らず食べたい気持ちに襲われた  ポテトサラダの話はかつてどこかの入試の過去問で見かけたもの。もったり滑らかな芋に隠された具材一つ一つの味わいの描写が記憶の通りで今すぐパンに挟んで食べたい!といても立ってもいられない気持ちに。

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    2026年02月16日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    何かに気づくこと、知らないことを知ることはとても嬉しい、書評を読んでいてこの本に巡り合えてうれしい。作者の周りから爽やかで温かいお茶の香りが漂ってくる。
    華道は花が好きなので長く続いた、後から習った茶道は結婚を口実にして止めてしまったのが残念。
    もういいかなと思ったのは、茶道を習い初めて難しい作法や手順に悩んだからだったことなどを、思い出した。
    作者はノートに書いたりしたが役に立たなかったそうで、その手もあったのかと微笑ましい。
    そしてめげずに同じことを繰り返しているうちに茶道の決まり事が身につき、その意味に気が付く。
    そのうちはっと気がつくことがたびたびあって「目から鱗が落ちた」と何度も書か

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    2026年02月08日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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     年度末になると「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」という言葉を思い出します。「月日が足早に過ぎる」ことを実感する時期ですね。
     さて、厳しい"寒の内"が過ぎ、心なしか日差しが強くなってきた感があります。本書は、そんな春が待ち遠しい時に相応しい1冊と言えるでしょう。

     『日日是好日』(2002年刊)には、お茶を通して出会った季節の自然や草花などが、流れる時間とともにとても豊かに描写されていました。本作はその続編(2018年刊)にあたります。本作も、話の軸が著者が50年続けるお茶の稽古です。

     茶道に息づく季節の移ろいを、四季を章立てにしながら「小寒」から「冬至」

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    2026年02月06日
  • こいしいたべもの

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    かわいい装丁に惹かれて購入。
    前作は「いとしいたべもの」なんですね、読みたい!

    五感で楽しめるが故に、たべものと記憶はとても深い観点だな〜とおもった。わたしもnoteを始めたから、いとしいたべものと記憶について読みやすく1000文字位で書いてみようかなー

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    2026年02月02日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    日日是好日の原作者が映画化が決まって撮影、公開までの一連の流れを詳細に書いていて、映画ができるまでのことがよくわかった。
    大きい流儀のお茶なので、茶道監修みたいな役になった時のプレッシャーをいろいろ書いていたが、それは流儀のギョウテイ先生とかに頼めなかったんかな。
    映画と茶の似てるとことして、見えないところも手を抜かないというか、ものすごい労力をかけてワンシーンも出てこないものとかがあって、それが表に出る雰囲気を作るんだなと。
    あとは原作を知らなくても映画ができるまでの1つの物語として楽しめると思うし、やっぱ感動させる書き方だな、文章上手だなとも思う。

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    2026年02月01日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    前作の日々是好日は、本も映画も楽しんだ。茶道を嗜むライターの女性のエッセイだ。その続編があるということを文庫化を機に最近知り、早速求めた。本作は、物書きを生業とする著者が、何十年にもわたってお茶の習い事をするなかで観察してきた日本の24節気の美しさを書き留めたもの。四季のある日本で暮らす喜びや素晴らしさを改めて感じる。

    その初々しくみずみずしい観察眼と言語化にしばし忘れるのだが、著者の茶道歴は数十年。結構年配の方のはずである。しかし、四季の移ろいのなかに発見する輝きや切なさには、説教臭さや達観ががなく若々しい。

    著者は言う。日本人は毎年、訪れる季節ごとの感覚を忘れ、そして1年後にまたその感

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    2026年01月31日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    お茶を習い始めて25年になる著者の体験記。

    茶道云々の話ではない。
    気がつけば人生にお茶が寄り添っていると。

    季節、自然を味わうようになっていく心の動きに感動する。

    「日日是好日」の意味を知り視界が開ける。

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    2026年01月30日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    お茶をテーマにしたエッセイではあるけれど、お茶に限らず、1つのことを継続して続けること、人から物事を習うことの素晴らしさを感じられる一冊だった。
    幼い頃から続けていることがあることもとても素敵なことだけど、大人になってから新しく学ぶこともまた、素敵なことだと思う。大人になったからこそ気付く視点や感じることがあり、これまでのことを自省し、心改め、成長することができる。
    そして、自分よりも人生の先輩から何かを習うことにもまた、深い意味があるように思う。人生を重ねてきたうえでの理解や心遣い、言葉の重みがあり、先生の姿から学び、感じることも多くあることに気付かされた。何よりも、人から新しいことを習うと

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    2026年01月25日
  • こいしいたべもの

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    ネタバレ

    まず、そのタイトルに惹きつけられる。漢字の「愛しい」ではなく、ひらがなの「いとしいたべもの」。前作『こいしいたべもの』から続く、繊細で柔らかな物語の予感に、ページをめくる前からワクワクが止まらなかった。
    ​読み進めて確信したのは、これは単なる食レポではないということだ。一つのお菓子を起点に、五感をフル活用して記憶の扉を開けていく「体験」の記録なのだ。
    ​特に森下さんの感性に深く共鳴したのが、桜餅の話だった。
    桜の香りに誘われて辿り着いたのは、五十歳にして気づいた「小学校のランドセルの革の匂い」だったという。あの頃の不安と期待が混じり合ったソワソワする感覚こそが、著者にとっての「春の正体」だった

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    2026年01月26日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    仕事の他に習い事など趣味があることは大事なことだと痛感。 茶道に関して知識を持ち合わせていなかったので初めて知ったことが殆どでした。
    一番心に残ったのは「人間が本当に「持っている」と言えるものは目に見えない「身についた何か」なのかもしれない」というところ。 「知識」や「教養」がその人の財産という見方には賛成できます。

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    2026年01月04日
  • いとしいたべもの

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    昔、書店で表紙に惹かれて手に取ったことがあった作品。その時はエッセイに興味がなく、小説ばかり読んでいたのでスルーしていました。
    最近エッセイが好きで色々読み出していたところ、古本屋でたまたま見つけて読み始めてみたところ⋯食に対する感じ方が豊かで驚きました。一つの食べ物でこんなにも言葉を尽くせるのかと感動。添えられているイラストもほっこりします。

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    2025年12月27日
  • いとしいたべもの

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    この方の表現はなんてきれいなんだろうといつも思います。小説でも、エッセイでも目の前にその情景が見えるようです。穏やかな気持ちになるには欠かせない本です。

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    2025年12月05日
  • こいしいたべもの

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    いとしいたべものの続編。
    芋きんが焼き芋の蜜芋感がたまらん!と思う反面工務店見習いの彼は切なかった。
    鳩サブレをたまたまお土産でもらって、なるほど卵の風味が豊かな素朴で懐かしい味だなと実感。
    主に昭和の懐かしいたべものがいっぱい。戦争があり高度経済を経て成熟していく世の中が感じられた。

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    2025年11月20日
  • いとしいたべもの

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    確かに「いとしい」がいっぱいだった。
    森下さんが子供の頃は裕福ではないかもしれないが豊かだと感じた。特に松茸!贅沢にホイル焼きを開けた時の香りに空気に味がついたようというところに悶えた(笑)メロンパンは表紙なのにガッカリ度が大きいことにウケた。
    挿絵のたべものがどれもステキ。

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    2025年11月11日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    ネタバレ

    映画が製作されている裏側

    監督とのやりとりや
    お茶の先生のやりとりなど

    仕上がるまでの日々が描かれている。
    記載された内容に現代版のお茶室について、描かれた映画は初めになるという箇所から、時間ある時に映画も観ようとと思った一冊でした。

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    2025年11月09日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    映画『日日是好日』の舞台裏の模様が
    記されたエッセイ。

    歴史と文化のある茶道をテーマにした
    映画を撮るということは、並大抵のことでは
    実現できないことだと実感した。
    茶道の経験がないメンバーが映画を作るということに
    森下さんも相当のプレッシャーと責任が
    あったにちがいない。

    樹木希林さんはやはりすばらしい女優であると
    改めて感じた。

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    2025年11月03日
  • こいしいたべもの

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    前作同様挿絵が素敵で
    とても読みやすい。
    色々な想い出と共に
    『こいしいたべもの』
    の記憶がよみがえる…
    そして今回も美味しそぉっ‼︎‼︎

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    2025年10月29日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    猫は人間と同じ感覚でなんでもわかっていることに驚いた。猫好きでない人が猫好きになるまでのほっこりする物語。

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    2025年08月16日
  • いとしいたべもの

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    読書人生の中で初めて手にした、たべもの系のエッセイ。挿絵があまりにも愛しすぎる。森下さんと食卓を囲んだことはないはずなのに、とても共感することが沢山あった。食べ物にたいして使う表現が面白くて、すごいなぁとも思った。

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    2025年07月11日
  • こいしいたべもの

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    前作「いとしいたべもの」に続いて読んでみた。

    一層美味しそうに感じるのは、「ケンミン焼きビーフン」とか「ペヤングソース焼きそば」など、身近な食べ物にまつわる話で、共感出来るから。ちょっと年齢が自分より上だし、東京の話なのでイマイチ分からないこともあるけど、食べ物の話はそんなことは関係ない。

    読んでると、自分の食べ物の昔話を思い出してくる。

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    2025年05月23日