森下典子のレビュー一覧

  • いとしいたべもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    幼少期からの食べ物にまつわる思い出が、自分とリンクして懐かしさ満載だった。森下典子氏の挿し絵(画)がまた良くて、絵と書を日課にしていた父を思い出した。可愛らしい持ち歩きたいエッセイ。

    0
    2026年07月05日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    2回立て続けに読みました。それこそ日本文化の良さがじわじわと分かってくる本。
    お抹茶は、二口半くらいで飲んで、最後は残さないように音をたてて飲みきる。それが飲み終わった合図でもある。のは初めて知りました。
    季節を感じることの意味。お茶を通しての人生の深まりが感じられて、中高時代に茶道や華道部に入部すればよかったと後悔しました。
    「お茶はね、まず『形』なのよ。先に『形』を作っておいて、その入れ物に、後から『心』が入るものなの」

    「瀧」の筆の最後をハネず、そのまま余白を一気に、どぉーっと、紙の下まで書き抜いていた。勢いあまって、墨の小さな飛沫が散っていた。
    一瞬、水しぶきを顔に感じた。滝壺から、

    0
    2026年07月05日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    茶道部の友達からオススメされて読んだ本。
    私は裏千家なので、この作品で表千家との違いが知れて面白かった。
    心に余裕を持つことの大切さや、自然の素晴らしさを全面に描いている作品だと思う。

    0
    2026年07月04日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    淡々とした心地よい本。

    毎日は楽しく出来る。
    もっと五感をつかって、
    今を、自然を、季節を
    楽しまないとなと
    人間の基本に立ち返らせてくれる。

    0
    2026年07月04日
  • こいしいたべもの

    Posted by ブクログ

    「いとしいたべもの」に続く、森下典子さんのたべものエッセイ第二弾。

    一冊目に比べて食べものにまつわる思い出に焦点が置かれているお話が多い気がするのだけど、それはノスタルジックでとても良い。

    縁側で本を読みながら食べる柿の種、季節のお茶菓子、同級生との思い出。どれも森下さんにとって大切なもの。わたしたちにもお裾分けしてくれて、ありがとうございますという気持ち。

    0
    2026年07月03日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

    Posted by ブクログ

    「日日是好日」が映画化されることになり、お茶の監修役を務めたときのことを綴ったエッセイ。

    森下さんの素直でピュアな視点が素敵で、読者も立ち会っているような感覚になる臨場感も素晴らしい。最初は「監修役なんて責任の重い仕事、しません!」と突っぱねるのも、森下さんらしくて好き。映画がどうやって作られるのか、知識がないわたしにとっては、森下さんと同じ視点で「こんなふうに作るのか」と学びながら読み進められて、ページを捲る手が止まらなかった。

    樹木希林さんが大好きなので、所々に彼女の人柄が垣間見れるのも良かった。女優さんって、本当にすごいんだな‥。

    森下さんの過去が、女優さんたちによって蘇り、新しい

    0
    2026年07月03日
  • いとしいたべもの

    Posted by ブクログ

    幼少期からの食べ物の思い出が、素敵なイラストと共に綴られたあったかいエッセイ。

    昭和の食べ物のオンパレードで、懐かしい気持ちが溢れる。正直なところ、目から鱗的な食レポ表現があるとか、語彙力がずば抜けてすごいとかっていう類ではなく、とても素朴に、そして素直に、食べ物との思い出が綴られていて、それがものすごくあったかい。妙にカッコつけた文章よりも、スルスルと心に響く。

    やめられずこっそり食べたカステラ、恋焦がれたメロンパン。著者の思い出が自分のもののように愛しくなる。

    現にわたしはこれを読んでサッポロ一番みそラーメンを生まれて初めて買ったし、突然羊羹が食べたくなって取り寄せた。

    0
    2026年07月03日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    まえがきとあとがきだけでも読んでほしい。日本に生まれ、季節の折々を感じることができる幸せに気づく。今さら茶道、いや習い事などしないけれど、まるで自分が体験しているかのように没入感のある森下さんの筆力、それは長い間続けてこられた豊かな体験によるものだ。

    0
    2026年06月29日
  • こいしいたべもの

    Posted by ブクログ

    食べ物にまつわる思い出を聞くと、自分自身の思い出も蘇ります。特に、今は亡くなっていたり、事情があって会えなくなったりしている人のことも思い出すからちょっと切ない。

    昨年亡くなった友人は、ダクワーズが好きなのにその名前がなかなか覚えられなくて、財布の中に「ダクワーズ」と書いた付箋を入れていました。ちなみに「ダクワーズ」と共に付箋に書いていたのは「ペネロペ・クルス」です(笑)。

    ホットケーキは母と一緒によく作りました。タネの状態のときに私が掬って舐めたら、「虫涌くで」と母から言われたのを覚えています。ほんとに虫が涌くのかしら。もう聞けないけど、お母さん。

    0
    2026年06月15日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    お茶
    やってみたいんですよねぇ~、

    いつだったか?、入門してみようと、
    茶道教室の入口に
    しばらくたたずんでいたことありましたもの。

    結局、入らなかったんですけど。
           (やらんのかい!(笑))

    茶碗やナツメや茶せんや茶杓を買ってきて、
    自宅でシャカシャカやってはみたんだけど、

    なぁーん~か、違うんですよねぇ??
    なんなんでしょうねっ、。

    でもこの作品を読むようになってからか、
    雨の音や、夕焼けの光なんかを楽しむようになったかもしれません。

    特に雨の日は、気圧のためか体調がよろしくないことが多いのですが、
    雨の匂いも感じるようになりました。

    それでもイイ、むしろそれがイ

    0
    2026年05月30日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    季節を感じながら、読み進む。
    静かに、同じ空間で茶道体験し、
    季節を感じる心を研ぎ澄まされるような
    状況描写。

    日々の慌ただしさの中で
    置き去りした大切なものに気づかされる。

    一気読みした後も、
    何度か、パッと開いたページを読む。

    うまくいかないこともある。
    季節を感じられる喜びに胸ふくらむこともある。

    そうして、季節の中で生きていくことの豊かさ。

    四季のある国に生まれ良かったなぁ、
    などと思いながら、越し方行く末を考えたりする。

    いつも手元に置いておきたい一冊だ。

    0
    2026年05月09日
  • いとしいたべもの

    Posted by ブクログ

    装丁がかわいくて購入した本。
    はじめにから心掴まれてしまった!
    とても読みやすい文章で面白かった。
    特にサッポロ一番みそラーメンと鮭とおかゆの話が好きだなぁ。
    印象に残ったのはかなしきおこわ。
    私は食べ物で悲しいほろ苦い気持ちになったことはないかもしれない。
    楽しい思い出ばかり覚えているなぁと思った。
    こいしいたべものもあるので早く読みたい。

    0
    2026年05月04日
  • いとしいたべもの

    Posted by ブクログ

    こういうほっこりエッセイが読みたかった!
    何も考えずに日々食事することもあるけれど、なにか思い出に残るような、人生に刻まれるような、そんな食事をしたいと思いました。

    0
    2026年04月02日
  • いとしいたべもの

    Posted by ブクログ

    20260317
    森下さんの文章はなんでこんなにあったかいんだろう。お腹がぐーぐーなった。
    食べたいものリスト
    ・舟和の芋ようかん
    ・サッポロ一番みそラーメン
    ・たねやの水羊羹
    ・どん兵衛

    0
    2026年03月17日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    日本に生まれ暮らしていることが、誇らしく感じじられるくらい、日本の美しいさがぎっしり詰まった本。
    日常の中で二十四節気を感じながら生活することは少なくなってしまったけれど、それが今もしっかり息づいているのが茶道の世界。
    お点前はもちろん、掛け軸やお花、お道具の一つ一つに意味がある。終わりがないというのも納得の世界。
    お稽古中にしっかり怒られ、恥をかいて…というのもいいなと思った。大人になるとそんな機会もどんどん減ってしまうので。
    とにかく森下典子さんの先生が素敵な方で、こんな先生の下ならお稽古も楽しいだろうなと思う。
    サブタイトル「季節のように生きる」って、とてもかっこよくて憧れる。

    0
    2026年03月14日
  • いとしいたべもの

    Posted by ブクログ

    食べ物を通して懐かしい気持ちになれるエッセイ集。
    鮭の皮をはじめて食べたときの脳がでんぐり返った感覚に、高熱で弱ったときのお粥の味。思い出して、食べたくなって、ただただ幸せになれる1冊でした。

    0
    2026年03月12日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。壮大な人生訓のような、一人の生涯を垣間見るような、エッセイ。日日是好日も読んだはず、映画も見た、の続編の文庫化。24の季節とともに過ごした、森山さんの思い。

    二十四節気は、歳時記など、いろいろな場面で出てきたことがあるが、この本より、二十四節気を味わう楽しさを感じられる本はないのではないか。季節とともに過ごした日々、お茶の稽古。お茶の稽古を通して味わった、が正解かな。そして出てくる稽古を頑張ること、できないから練習するということ、美味しそうな茶菓子。挿絵は写真のようにそっくりだけど、優しい味も出ていて、かつおいしそうで、しかも森山さんご本人が書いているというおどろき。
    にほんにう

    0
    2026年03月08日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

    Posted by ブクログ

    原作も読み、映画も観た。
    どちらも好きな作品。

    そして、その映画化が決まり、
    撮影、公開までの日々。
    ものを創るということの厳しさ、苦しさ、
    喜び、たくさんの苦労によって叶えられる
    夢のようもの。それが作品なのだ。

    映画化が決まり、茶道指導を任されることに
    不安を感じる作者に
    お茶の先生はこういう。
    「人にとやかく言われるのが嫌だったら、何もしないのが一番なの。何かすれば、文句をつける人は必ずいるものよ。『あのお手前は変だ』と言われたらね、『うちの先生がこうやっていました』って言えばいいの。それだけのことよ」

    まるで、樹木希林さんのような。
    肚が座ってる、覚悟ある、一流の人ならではの言葉

    0
    2026年02月18日
  • いとしいたべもの

    Posted by ブクログ

    思い出の中に息づく食べ物の記憶 どん兵衛、サッポロ一番味噌ラーメンは自分自身はあまり食べた経験がないにも関わらず夜半の衝動に駆られて貪る描写を見ると堪らず食べたい気持ちに襲われた  ポテトサラダの話はかつてどこかの入試の過去問で見かけたもの。もったり滑らかな芋に隠された具材一つ一つの味わいの描写が記憶の通りで今すぐパンに挟んで食べたい!といても立ってもいられない気持ちに。

    0
    2026年02月16日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

    Posted by ブクログ

     年度末になると「1月は行く」「2月は逃げる」「3月は去る」という言葉を思い出します。「月日が足早に過ぎる」ことを実感する時期ですね。
     さて、厳しい"寒の内"が過ぎ、心なしか日差しが強くなってきた感があります。本書は、そんな春が待ち遠しい時に相応しい1冊と言えるでしょう。

     『日日是好日』(2002年刊)には、お茶を通して出会った季節の自然や草花などが、流れる時間とともにとても豊かに描写されていました。本作はその続編(2018年刊)にあたります。本作も、話の軸が著者が50年続けるお茶の稽古です。

     茶道に息づく季節の移ろいを、四季を章立てにしながら「小寒」から「冬至」

    0
    2026年02月06日