森下典子のレビュー一覧

  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    「日日是好日」の続編が文庫化ということでワクワクしながら手に取った。

    二十四の季節とお茶の世界、人生とは季節とともに生きるということ。

    森下さんが綴るお茶の世界を読んでいると心がすーっと軽くなる。

    じめっとした湿気が纏わりつく日も、日差しが照りつけ息苦しいような暑さの日も、出口が見えず終わりがないように感じるが季節は巡り変化する。

    人生を長い目で生きようと改めて思う。


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    2026年05月17日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    お茶の先生から貸していただきました。

    過去や未来を思う限り、安心して生きることはできない。道は1つしかない。今を味わうことだ。

    私たちは雨が降ると今日はお天気が悪いわなどと言うけれど、本当は悪い天気なんて存在しない。どんな日もいい日になるのだ。毎日が良い日
    日日是好日

    学校もお茶も目指してるのは人の成長だけれど1つ大きく違う。それは学校はいつも他人と比べ、お茶は昨日までの自分と比べることだった。

    茶道を習うことの本質が優しい言葉で語られる

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    2026年05月15日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    友達から、【映画見たけどほのぼの癒される感じで良かったよ〜】と言われなんとなく手に取った本でした。
    ほのぼの?癒される?いやいやそんな本ではありませんでした。

    何気ない天気やお茶の描写を読んでいるだけで涙が湧いてくる、拙い語彙力なので上手に表現できないんだけど、とにかくジーンと静かに魂を揺らされる感覚になります。
    特に何も起こってないのに感涙してしまうのは、言葉の紡ぎ方が素晴らしいからなんだなと最後の解説を読んで気づきました。

    この小説とは全く関係ない私生活の悩み事についても、この本を数ページ読んだ後はいつもと向き合い方の角度が変わっています。

    胸にグッとくるのでサクサク読むことはできず

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    2026年05月12日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    お決まりの手順でひたすらお茶を点てる。それを続けることで見えてくるものとは? 著者自身も「言葉で言えないこと」としながらも、自分の25年及ぶお茶の稽古の経験から得られた貴重な気づきを伝えてくれているのがこの本だ。

    副題には『「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』とあるが、本文中「しあわせ」という言葉は出てこなかったのでは? そんな大雑把な言葉では終わらせられないような機微だが大切なことが書かれているように思う。例えば自然と人間、あるいは、自分自身の心のありようについて。貴重な経験をほんの一部でも疑似体験できることに感謝せざるをえない。

    とはいえ、書かれている内容自体は全く難しくない。あくま

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    2026年05月06日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    「日日是好日」の映画を見て、どう見てもお茶の師匠にしか思えない樹木希林さんに驚いたが、この本を見かけてまたあの時の気持ちを反芻したくなった。
    お茶なんてただしゃかしゃか混ぜて飲むだけ、という認識しかなかったが、なんという奥深さ。
    お茶をやっていた友人を、いきなり尊敬したくなった。
    お茶だけでなく、生けられる花、掛け軸、季節で変わるお道具、お釜の位置、本当にそこは小宇宙。
    でも最近は、そんな道具などがメルカリに出品されているという話も聞く。
    継承する人が減ってしまい、価値がわかる人もいなくなっているからなのだろうか・・・
    さびしいことではあるが、私はこの日本の素晴らしい文化の存在を知ることができ

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    2026年05月02日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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     私は幼い頃、大好きな祖母にお茶を教えてもらった。とは言っても洋室のテーブルの上で。
     なんかかっこいいと感じた私はあっちこっちでお茶の真似事をした。遠い昔の記憶。
     
     それとは別に、祖母はとても達筆だった。定期的にくれるお手紙は手紙ではなく巻物だった。手紙、絵葉書、巻物などいろんな物をくれたが、ある時小さな色紙をくれたことがあった。そこに書かれていたのが「日日是好日」だ。これは、私にくれるだけでなく、祖母の家のあちこちに飾ってあった。目に入る度に、意味を調べては忘れ、調べては忘れを繰り返していた。

     長い年月が経ち、祖母からはもう何も教えてもらうことができなくなってしまった。祖母のことを

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    2026年04月29日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    お茶(茶道)についての単なる物語でなく、茶道を習う中での自分との向き合い方や、世界の見方の変化が感じられるお話だった。

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    2026年04月27日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    日日是好日
    どの日もかけがえのない大切な一日。

    人生における学びとは、学校のように誰かに教えられるものではなく、自分が身をもって体験して、時間をかけた先に自然と気づくものである。

    だからこそ、一日一日を大事に思い、一期一会を楽しむことが幸せに繋がるのだろう。

    初めは意味や理屈がわからなかったものが、ある日突然身をもってその意味を肌で感じる。
    その感覚は、その瞬間を大切に生きている人だけが掴めるものだと感じた。

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    2026年04月17日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    日々の慌ただしい中では忘れてしまう季節や雨音、風や一期一会。茶道を嗜なわなくても生きて来た中で『あっ!』と感じる美しさや心地よさがあり豊かさ幸せを教えてくれる1冊と言えるでしょう。
    良い本と出逢える事も幸せ、タイトルの『日々是好日』は私の人生をもっと豊かにしてくれました。

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    2026年04月12日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    「日日是好日」の続編。

    お茶のお稽古の細々した日常を綴っている。季節の移り変わりを丁寧に拾っていく。お茶のお花の話、お香の話、お薄に濃茶。

    「しーーーーーーー」
    と茶釜に湯が沸く音。桜の後の花爛漫な季節。夏の着物は単にかわる。「炉」にかわって「風炉」小ぶりな火鉢のようなものが熱源にかわる。食籠は木地の漆から陶器にかわる。
    そして季節が巡ると炉開き。

    時々、フリーランスの仕事をしている心細さが挿入される。

    私はお茶をやらないので、描写されている風景がわからないこともあるのだけど、素敵だなぁと思う。こんなふうに心穏やかに日々が送れたらいいなぁ。お道具とかお菓子の挿し絵が美しい。

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    2026年04月07日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    まず初めに、新年度のスタートに、桜の開花時期に出会えてよかった一冊だった。

    今までは「一年あっという間」と何気なく言ってきたが、日本の四季を感じていたかと思えばそうではなかった。
    まずはスマホを置いて、五感で感じてみたい。



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    2026年04月06日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    今、この瞬間を味わう。心がほどける一冊。
    茶道を通して「今」を五感で楽しむヒントが詰まった本。お湯の「とろとろ」した音や季節の和菓子の描写が本当に美しくて、読んでいるだけで心が洗われます。
    特に響いたのは「心にも季節がある」という考え方。いい時も悪い時も、どちらが良い・悪いではなく、その両方があるから人生に「奥行き」が出る。そう思えたら、雨の日も冬のような停滞期も、ふっと愛おしく感じられました。
    「雨の日は、雨を聴く」
    つい過去を後悔したり未来を不安に思ったりしちゃうけど、大事なのは「今」この瞬間に没頭すること。
    季節の和菓子や茶花にワクワクし、上品な世界観に癒やされる……。毎日を「日日是好日

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    2026年04月05日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    全く同じ1日を過ごすことはないから、1日1日が当たり前じゃないんだなぁと思うし、
    その1日も全て良い1日って思えるように過ごしたい。
    うまく行かないこととか嫌なことがあっても、それは悪い日って捉えないことが大切だと思った。

    あとは、好きな人には好きと伝える、会いたい人には会うはこれからも大切にしていこうと思う!

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    2026年04月04日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    また読んでしまった。
    そしてたくさんの人に読んで欲しい。
    自由になるということ、人生の喜び、日常を生きるということなどの本当を感じ取ることのできる素敵な本。
    硬い本を読み続けている時に、ふと手に取ってしまう。

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    2026年04月04日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    2021.6.13
    ★5.0

    主人公(著者)は、大学生の頃、母のすすめで軽い気持ちから茶道教室に通い始める。茶道の世界は想像以上に奥深く、作法が多く同じことの繰り返しに戸惑いの連続だった。人生の中で、恋愛の悩み、 仕事の不安、大切な人との別れに直面した時、お茶が教えてくれたことがいきる。
    お茶を通して、人生の大切な考え方を学んでいく物語(エッセイ)

    現代は、時の流れが早くて「すぐわかる」「すぐ結果が出る」ことが求められていていつも生き急いでる。そんな時こそ、読みたいと思える本。
    分からないまま続けること、同じことを繰り返すことに意味がある。焦らず、いまを大切にしようと思える、読後に静かで深

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    2026年04月03日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    日本人であるからにはいと度は体験したい!
    ……と憧れてやまない茶道。

    その茶道を通して、著者が感じ取ったことが書かれている本書。

    情景がイメージできる描写で、クセがなく、スルスルと頭に入っていくようだった。

    また、お茶だけでなく、掛け軸やお花、茶器などの良さを伝えてくれ、茶道の奥深さを本書でも感じ取れた。


    実は読んでいるときに、心が動いた文に付箋を貼っているが、後にその付箋を見返したら『今を楽しむ』ということを伝えている文章が多かった。
    きっと、今の自分に足りないものは“今”を楽しむことなのかもしれない。


    本書の中で、なるほど~と納得した一文がある。
    「お茶会に来たら、必ずそうや

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    2026年03月25日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    会いたいと思ったら、会わなければいけない。
    好きな人がいたら、好きだと言わなければいけない。
    花が咲いたら、祝おう。
    恋をしたら、溺れよう。
    嬉しかったら、分かち合おう。

    帯の言葉であり本文。
    大共感でいつも思っているけど、なかなか実行できずにいること。

    お茶は数回しか飲んだことがないけれど、
    お茶から学ぶことがたくさんあった。
    でもこれって、お茶だけじゃなくて
    他のことにも言えたりするんじゃないかな〜とも思ったり。

    季節を大事に。自分も大事に。

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    2026年03月11日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    この本で、猫と人間は意思疎通できるものと思いました。ほんとかなぁ〜、ためしたいなぁ〜。
    この著者さんの書く文書は、分かりやすくてきれいで好きです。
    エッセイだけど小説と言ってもいいような内容でした。

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    2026年03月08日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    ネタバレ

    映画の原作、という認識でしたが、読んでみて良かったです(映画は未見)

    お茶をやってみたくなりましたし(膝が悪くて正座が出来ませんが)、人と比べてばかりの考え方が、自分を縛っているんだなと、分かっていた事を再認識しました。

    どこかで、本の最後には先生が亡くなるのでは?と思っていましたが、そんな事はなく無事に終わって良かったです。

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    2026年03月07日
  • こいしいたべもの

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    ネタバレ

    【あらすじ】

    母手作りの、バターがとろける甘いホットケーキ。父が大好きだった、少し焦げ目がついたビーフン。遅い青春時代に食べた、夜明けのぺヤング・・・・・・。味の記憶をたどると、眠っていた思い出の扉が開き、胸いっぱいになった事はありませんか? 優しい支店でユーモアたっぷり、胸にホロリとくる22品の美味しいカラーイラストエッセイ集。

    【個人的な感想】

    ・潮干狩りでアースする
    →祖父と2人で行ったアナジャコ釣りを思い出した。私はすぐに飽きて近くの浅瀬でぷかぷか海に浮かんでいたあの夏の日。

    ・父と焼きビーフン
    『トラウマという言葉などない時代だった。戦争で心に傷を負っても、それを傷だと認識す

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    2026年03月07日