森下典子のレビュー一覧
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前作の「日日是好日」よりは、ゆっくり読み進めてます。
茶道には二十四節気が息ずき、典ちゃん(作中で呼ばれている作者さん)と一年を巡りしています
ので、一年をかけて読み楽しもうと、しています。
今日は2026.7.19 大暑の頃 連日の猛暑に疲れて来る頃、皆様ご自愛くださいね
「まえがき」を読み、学生の頃に通ってた書道の習い事を思い出して、思えば、週1の稽古が楽しみだった日、嫌々と通った日、毎週同じ季節では無くて、暑い日に寒い日、空が高い日に金木犀の香りがした日、雪が積もって歩きにくい日、寒さで手が動かず字がガタガタ歪んだ日があった事。
寒さが和らぎ梅や蓮華が咲いた日、梅雨の生温さにシトシ -
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もう三回目か四回目の再読です。
読んでいて五感を刺激する作品で大好きです。
今回も色々なことを思いました。
炭の匂い、つくばいの水音、和菓子やお茶の味、掛け軸、茶花、雨が葉にあたる音……
五感をフル稼働することで生きている実感、そして豊かさに繋がっていくのだと思いました。
「日日是好日」
どんな日もいい日にするためにも五感を使うことではじめて得られるものだと思いました。
また、長く物事を続けて行くことの大切さ。
初めはどうしてかわからないけれど、あとになって「そうか!そういうことだったのか!」とわかる瞬間がくる。それを知って、歳を重ねることの良さを発見できたようで嬉しい気持ちになりました -
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『日日是好日』は映画を先に観ており、その穏やかな世界観が好きだったので、本書も手に取りました。
「毎日同じことの繰り返し」に見える日々も、実は一日として同じ日はない。本書でも映画でも、最も印象に残ったのは、その当たり前だけれど忘れがちな事実です。
茶道の世界では、季節ごとに稽古の内容が変わるため、ようやく覚えた頃には次の季節の作法へと移ります。そして一年が終われば、また同じことを繰り返す。一見すると単調に思えますが、その繰り返しの中で感じる景色は毎回違います。雨音や風、湿度、草木の香り、茶花、茶菓子、掛け軸──五感で味わうすべてが、その日だけの特別なものになっています。
本書では、「一期 -
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最近裏千家茶道のおけいこを始めた。おけいこでは、根拠のよく分からない作法について細かく指導され、決まった通りの作法をすることのなにが面白いのか分からず、でも、なぜか帰り道ではすっと背筋が伸び、穏やかな気持ちになるのが不思議だった。
(ちなみに、先生はとてもやさしいです!)
そんな不思議な感覚に対する、一つの見解をくれたのがこの本だった。
おけいこを始めてから、四季を感じるようになった。季節は疎んだりあらがったりするものではなく(冷房はつけるけれど!)、感じるものだと思うようになった。
茶道は、ただシャカシャカお茶をたてて飲むものではない。人生とは、毎日を「作業」のように「過ごす」のではなく -
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茶道を通して、日本の美しい四季折々を五感で味わえるようになったという素晴らしいエッセイ。
著者はふとしたきっかけで、茶道の習い事をはじめるところが良い。私も少し思っていたことだけれど、茶道のような昔ながらの伝統的な文化は決まりごとが多く、古くさい印象を持ってスタート。
しかし、茶道を続けるうちに、茶道とはなんと自由で深いものなのかと気づき始めるプロセスが素敵だなあと思った。
伝統的な作法にはどれも昔の人の知恵が活かされたもので、理由があってそういうのを自身で少しづつ気づいていくっていうのがいいなあ。勉強ってこうやって能動的に気づきを得ていくことにこそ意味があり、最も学びとなるものだと思う。
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一生涯本棚に入れておきたい!!
この本は、歳を重ねるごとに染みていく、そんな予感がする本であり、もっと季節を、あるがままを受けれたいと思うようになる本だった。
エッセイという括りではあると思うし、お茶の本でもある。だが、この本の本質はお茶ではないと思う。この本の言ってることが、[わかる]この本を本質はこれであると今は断定できない。将来の私が理解する日を、典子さんのように待とうと思う。
もうひとつ、この本は言葉が美しい。季節の情景や心情がありありと思い浮かぶ。この小説の空気は、い草の香りがする、お寺の本堂にポツンとひとりでいるような、整った空気をかもし出している。
伝えられた15のメッセージは -
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『日日是好日』の続編。
読んでいてとても心地が良くて、美しい日本の四季がぎゅっと詰まった一冊でした。
ページをめくるたび、季節ごとの空気の匂い、風の音、雨音、茶花や和菓子が目の前に浮かびます。
作中のイギリスの庭の話も印象的でした。梅雨・夏・秋の花が同時に咲き、桜が1ヶ月も続くイギリス。そんな異国との対比があるからこそ、次々へと移り変わる日本の四季の、その瞬間でしか見られない儚い美しさを改めて実感させられます…!私たちは季節の中でかけがえのない時間を生きているんだな、としみじみ。立ち止まって目の前の「今」をじっくり味わいたくなりました。
中でも「柳緑花紅」のエピソードが一番心に響きました