森下典子のレビュー一覧
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前作の“日日是好日”がとても好印象だったので。
普通に(無意識に)暮らしていると季節を暑い寒いしか感じてないなー私、と思った。街中やスーパー等で作られた季節しか気が付けないのは勿体無い気がした。
最近訪れた松江のお菓子『菜種の里』や、最近読み進めていた星野道夫さんの展示会が登場していて、ふんわりと嬉しく思った。
イギリスの1ヶ月も咲き続ける桜の話と、
高齢の親を看取った稽古仲間への武田先生の年季の入った大人な挨拶と、
高校時代の同級生の「もっと遠くからものを見る視線を持ちたい」というメールと、
生まれ持った自分自身と闘いながら生きている、という悩みについての話と、
「できるなら稽古しなく -
Posted by ブクログ
中学生の時に茶道の授業があったり、部活動の大会で先輩が読んでいたこともあって、最初は懐かしーくらいの気持ちで読んでいた。
茶道の世界が主な舞台だし、それに関連付けたエピソードが軸ではあるけれど、これから私が踏み込もうとしている世界や、もっと大きく見ると人生についてのエッセイだと思った。
五感と心が忙しなく、しかし疲れることなく動いた時間だった。
今を生きている人全員に当てはまって、それぞれにあった解釈ができるのではないだろうか。
個人的、色んな人に読んで欲しい&定期的に読み返すであろう作品No.1になった気がする。
あと、また茶道を始めたい(笑) -
Posted by ブクログ
ネットで紹介されていて気になって手に取った本。
著者の森下さんが、前世が見える女性から森下さんの前世だと告げられたイタリアの彫刻家について調べるためにフィレンツェとポルトを旅した冒険記。
森下さんというと、「日日是好日」で長く茶道をされている方というイメージだったので、イタリアのこともお好きで暮らしたいとまで思われていたのかとまず驚く。
そして、とにかく森下さんの行動力がすごい。
スピリチュアルを全て否定はしないけど、前世には懐疑的な私だけれど、引き込まれて一気読みしてしまった。
日本の片隅の六畳間の和室で読みながら、ルネサンス期のフィレンツェとポルトに旅をした気分。
前世の真偽はさておき、森 -
Posted by ブクログ
季節を大切に、目の前の季節をしっかり感じて
これから生活していきたい。そう思わされた一冊。
来年の手帳は六曜や二十四節気が書かれた手帳を
購入して、季節をしっかり感じたい。
-お金や洋服などがなくなって自分の身一つになったとき、「持っているもの」はなにか-
と問われると今の自分にはないような気がするから、身一つになったときこれを持っていますと胸を張って言えるものを持ちたい。
あと、いくつになっても、指摘して指導してもらえるってありがたいことだから、いつまでも謙虚に、人の話や指摘を受け入れられる人間でありたい。
とにかく素敵で、もっと自分を大切に、丁寧に
暮らしていきたいと思わされる一冊 -
Posted by ブクログ
誰かに感想を伝えたいとは思えませんでした。茶道に対する固定観念、先入観が打ち壊されたのは間違いないのです。ですが、この奥深さを知ってしまったことで、言葉に変換して茶道の魅力を衰滅させてしまうことを恐れてしまったのです。
この本が新潮文庫から出ているのはもしかするとここで語られる茶道の魅力というのが即ち道を究めることすべてに当てはまる魅力だったからなのかもしれません。茶道を知っていくと、こんなことがあったというのが書かれているのを見て僕も茶道を初めたい!と思うのと同時に、小説を読む魅力も茶道が持っている魅力と近いのかもしれないと思いました。興味のない人から見れば、なんで小説?と思われがちな我 -
Posted by ブクログ
前作の「日日是好日」よりは、ゆっくり読み進めてます。
茶道には二十四節気が息ずき、典ちゃん(作中で呼ばれている作者さん)と一年を巡りしています
ので、一年をかけて読み楽しもうと、しています。
今日は2026.7.19 大暑の頃 連日の猛暑に疲れて来る頃、皆様ご自愛くださいね
「まえがき」を読み、学生の頃に通ってた書道の習い事を思い出して、思えば、週1の稽古が楽しみだった日、嫌々と通った日、毎週同じ季節では無くて、暑い日に寒い日、空が高い日に金木犀の香りがした日、雪が積もって歩きにくい日、寒さで手が動かず字がガタガタ歪んだ日があった事。
寒さが和らぎ梅や蓮華が咲いた日、梅雨の生温さにシトシ