森下典子のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
前作が本当に楽しかったので、喜び勇んで読んだ。「いとしいたべもの」ほどの共感を持たなかったのは多分私と森下さんの、ティーンの頃の生活経験が違うためで、面白かったけれど、サラリと読んだ。
横川の釜飯は、私には小学生の頃、車で東京から軽井沢へ向かい、家族で別荘に着く前に頂く、腹ごしらえの味であり、焼きビーフンは、土曜のおいしいお昼ごはんだった。ワッフルはかつての恋人が、ここのは美味しいんだよと銀座で焼きたてを買ってくれて、車の中で頂いた味。
経験が味の共感をつくるのだなということを教えてくれる一書であった。
ともあれ。
この方の視線のやわらかさ、落ち着いた筆致は、さすがで、読んでいる間、お -
- カート
-
試し読み
-
- カート
-
試し読み