森下典子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
森下典子『茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ』文春文庫。
著者の25年間に亘る『お茶』のお稽古の日々を綴ったエッセイ『日日是好日 「お茶」が教えてくれた15のしあわせ』を原作にした映画作りの内幕と怒涛の日々を描いたエッセイである。
著者と映画監督、スタッフ、樹木希林をはじめとする出演者との交流の様子、様々な苦労を乗り越えて行く過程にリアリティがあり、非常に面白い。
何度か話は来たものの立ち消えになっていた『日日是好日』の映画化が実現し、喜ぶのも束の間、著者は思い掛けず映画の茶道指導者として撮影に参加することになる。
著者は決死の覚悟で、樹木希林、黒木華、多部未華子ら役者や -
Posted by ブクログ
ネタバレ面白い切り口だなと思って読みはじめたら、あっという間に読み終えてしまった。ノンフィクションだけど、傑作長編ミステリーを読んでいるかのようだった。
点と点が繋がっていくワクワク感、清水さんの言葉が現実だったとわかったときのゾクゾク感…面白くて少し不気味な、貴重な読書体験ができた。
また、ルネサンス期のヨーロッパの雰囲気や、社会の様子が、ありありと伝わってきて、世界史好きにとっては普通に興味深かった。当時のヨーロッパはペストをはじめとして、結核や性病など、様々な流行病に悩まされていて、現在のコロナ禍に通ずるところも感じた。そのような状況下だからこそ、「復活」や生を重んじるような変革が起きたのかも