森下典子のレビュー一覧

  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    50代独身、母親と二人暮らしの女が、
    「猫は嫌いだし、生き物はもう飼わない」と決めていたが、ある日玄関先で野良猫が5匹の赤ちゃんを産んだ。
    猫は嫌いだけど放っておくこともできず里親探しをすることになり、著者と母は大忙し。ところが猫といっしょにいるうちに、天使たちにメロメロに。
    結局4匹は里親さんへ、そして親猫と売れ残りの一匹を飼うことになり、てんやわんやながら幸せな日々が始まった。
    猫たちのおかげで、他人の温かさも知る。
    動物好きにはたまらない、ほっこり温かくて幸せになれる一冊。

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    2022年09月06日
  • こいしいたべもの

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    日常の食の中に、人との出会いや別れが描かれていて、ほっこりしたり、ほろ苦くなったり、そんな一冊。家族みんなでテーブルを囲む食事を大切にしたいと思えた。
    読中、その時代に生きていなかったけれど、頭の中でセピア色の映像が流れていた。読後、目次を辿りながら、どのエピソードが一番好きだったかを考えたけれど、どれも食欲とノスタルジーで選ぶのが難しい。
    でも、読み始めてからずっと、鳩サブレーが食べたい。一度あの素朴さを思い出すと、頭から離れない。
    前作に続き、出会えて良かった一冊。

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    2022年09月03日
  • こいしいたべもの

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    最初っから持っていかれた。家族団らんで幼心に感じ取った"しあわせ"がきゅうと切ない。母はテキパキと特別な料理を作り、父はお風呂上がりにビールを呑んでいる。きょうだいがいて、テレビを見ながら早めに晩ご飯を食べ終わる。そこには幸せがあったと、たしかに筆者には見えるのだと。

    食べもののまわりには、あらゆる物語がある。筆者の人間性がにじみ出るような淡くて暖かくてていねいな文章に心がときほぐされた。『日日是好日』が好きな人にはぜひともおすすめしたい。

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    2022年08月27日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    エッセイなので読みやすい。
    スピリチュアルが好きなら好きだと思う。
    私は好きだった。
    「前世を視てもらい、どこまでが事実なのか実際に検証していく」という、ありそうで無いストーリー。
    「私の前世ってこんななんだー!へー!」で終わらないところがお気に入りポイント。
    エッセイでこれ系の話をここまで具体的に書いてくれている本はないんじゃないかなぁ。

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    2022年05月26日
  • こいしいたべもの

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    「いとしいたべもの」に続く二作目。
    こちらもおもしろかったです。

    文章は読んでいて心地いいし、優しいイラストはついつい眺めていたくなる。
    森下さんの思い出に自分の思い出を重ね、忘れていた幼い頃の記憶が呼びさまされました。
    食べ物って、一緒にいた人やその時の感情とセットで思い出すことが多いから、懐かしくてほっこり優しい気分になる。
    森下さんの子ども時代やご家族のことも感じられた。
    美味しい幸せな記憶のエッセイってやっぱり良いなぁ♪

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    2022年04月21日
  • こいしいたべもの

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    相変わらず巧みな語彙でテーマのたべものの造形や香り、味を伝えてくるので、読んでいてとてもお腹が空きます。
    1番心に残ったのは焼きビーフンの話。理由は私的なことですが、作中で語られる筆者のお父様が、私の父と重なったからです。私も筆者のように、時々思い出を振り返りながら、父の好物を作ってみようと思います。

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    2022年04月19日
  • こいしいたべもの

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    『いとしいたべもの』の続編。
    今回もそうそう、美味しいんだよなぁと思う物がたくさん登場。
    ペヤングじゃなくやき弁を食べてるけど久しぶりにペヤングをもう一度食べてみたくなった笑
    素敵なご家族だなと感じる作品。

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    2022年03月12日
  • こいしいたべもの

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    「いとしいたべもの」に引き続き、とても素敵な本だった。とにかく読んでいてよだれが出てきてしまうような、そんな食べ物の描写がたくさん。今回は食べ物よりも森下さんの思い出によりフォーカスを当てているような感じがして、作者の人となりをエッセイを読みながら感じるのが好きな自分にとってぴったりの本だった。おすすめ。

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    2021年12月16日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    最後までワクワクして読みました。ノンフィクションでありつつファンタジーの要素もある不思議な本。
    最後の部分を読んで、作者の方がこれだけデジデリオに夢中になって、2年の歳月をかけて調査に没頭した理由が分かりました。
    作者の方とともに驚き、疑い、高揚し、旅した気分になれる素敵な本です。

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    2021年07月25日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

    ネタバレ 購入済み

    一期一会

    映画を見て無性に読んでみたくなりました。その日のクーポンガチャで文学作品15%offが出たのは是非買って読みなさいと言うことなんだと解釈して迷わず購入しました。くどくど語らず、生徒さんが気づくのをじっと待つ武田先生の姿勢がすばらしいですね。見習いたいです。

    #ほのぼの #感動する #切ない

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    2021年07月24日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    30年来の付き合いのある方を亡くして友人に勧められた本です。
    とても夢があり、一緒に旅しているようでまた初めから読み返しています。
    美しいルネサンスの彫刻や絵画を思い描き
    豊かな気持ちになりました。
    これからも大切な人との別れがやってきますが、
    生まれ変わりを信じて自分自身も懸命に
    豊かな人生になるよう、毎日を過ごしたいと思います。

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    2020年12月14日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    ネタバレ

    面白い切り口だなと思って読みはじめたら、あっという間に読み終えてしまった。ノンフィクションだけど、傑作長編ミステリーを読んでいるかのようだった。
    点と点が繋がっていくワクワク感、清水さんの言葉が現実だったとわかったときのゾクゾク感…面白くて少し不気味な、貴重な読書体験ができた。

    また、ルネサンス期のヨーロッパの雰囲気や、社会の様子が、ありありと伝わってきて、世界史好きにとっては普通に興味深かった。当時のヨーロッパはペストをはじめとして、結核や性病など、様々な流行病に悩まされていて、現在のコロナ禍に通ずるところも感じた。そのような状況下だからこそ、「復活」や生を重んじるような変革が起きたのかも

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    2020年11月21日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    猫好きな方はもちろん、好きでない方にも大変おすすめできる一冊です^_^ 何せ著者は元々猫を育てるなんて…という方だったところから、ニャンズとの生活にじわじわと幸せを感じていく物語だからです。

    個人的に猫を飼っているものとして、共感も感慨深さもあり、命のご縁を改めて見つめることができました。。

    うちの子にも改めて
    来てくれた感謝と、
    毎日の幸せを当たり前と思わず
    感謝したいと思いました^_^

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    2020年08月19日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    犬派だった著者が、必要に迫られて、生まれたばかりの子猫5匹と、母猫を保護してからの日々を綴ったエッセイ。
    読みながら、随所で分かる分かると頷いたり笑ったり、子猫たちのあまりの可愛らしさに頬が緩んだり、母猫の子育ての姿勢に涙したり、「この年になって知るなんてね」と母猫を見てご自身の言動を反省されるお母さまに感心したり。
    猫とか犬とか関係なく、傍にいるのはその「個」であり、掛け替えのない存在で、一緒にいるだけで幸せなのだ。

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    2020年04月30日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    猫好きには堪らない本。
    猫といっしょに暮らせる幸せ、温もりを感じる。
    これから猫を飼いたいと思っている方には是非読んでいただきたい。犬派の方にもね。

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    2019年11月23日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    作家さんの過ごし方が書いてあったりして読みやすかった。猫の写真があり、とても癒されました。
    いまままで飼った猫を手離してしまう場面は、辛かった。

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    2019年08月07日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    もうもうもう、猫好きにはたまらないエッセイだった。猫ちゃんたちの毛並みの感触とか匂いとか、リアルに感じられてすごい。

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    2018年08月21日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    どういうわけだが、森下典子さんとは相性が良いようだ。全く違った内容の本3冊。どれも自分にピタリときた。他のエッセイも読んでみたいと思う。

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    2018年08月09日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    女優・杏さんの『杏のふむふむ』で紹介されていたので、興味を持ち、購入し、読む。

    大変不思議なノンフィクションである。

    筆者がある女性から「あなたはデジデリオという男の生まれ変わりだ」と告げられることで、この物語は始まる。

    筆者は懐疑的になりつつも、「知りたい」という欲求を抑えきれず、長い迷いの果てに「デジデリオ探索の旅」に出るのである。

    前世を透視(?)した女性の言葉と、数々重なるできごと。
    そして、「前世をめぐる旅」の道中で起こる不思議な偶然。

    作者自身は前世、つまり輪廻転生や、前世が見えるという女性の言葉に対して完全に信じているわけではない。

    それでも信じざるを得ないような出来

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    2017年01月04日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    お母さんと2人で暮らしてる森下典子さんの家の庭で野良猫の母親が5匹の子猫を産みました。犬派の2人が、猫にどのように接していくか・・・、庭から玄関に、玄関から家の中に・・・。母猫の子猫への愛情、子猫が育っていく物語!ほのぼのして、猫好きさんにはたまらない「追体験」だと思います。読んでて泣けてくるほど可愛いです(笑)。そして犬好きだった2人の猫への愛情がこれでもかと伝わってきます(笑)。森下典子さんの優しいまなざしがこんなに素晴らしい作品を作り上げたのだと大拍手です!群さんを超えたかも~!(笑)

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    2015年12月13日