森下典子のレビュー一覧

  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    フリーライターの作者は未婚の50代。75歳の母親と二人暮らしで、仕事に行き詰っている。
    そんなある日、庭で野良猫が5匹の子猫を産み、親子の生活が変わる。
    「猫は化ける」なんて嫌っていたくせに、その猫が乳飲み子をかかえた母親だと、子を産んだ女の「正義」がすべてに勝つのだ。

    周囲の猫好きの人の優しさ、その人たちが過去に飼っていた猫の思い出話、子猫の成長、里親に引き取られる別れのシーン等、幸せな話なのに、なぜかいちいち涙が出てしまう。
    とても良い話だったけど、もう少し猫の写真も載せてほしかったな。

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    2016年04月02日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    自分の前世を探して旅に出る経験をした人なんて滅多にいないと思う。とても興味深い内容だった。前世を追い求めた結果、最後の言葉も印象的だった。
    「人間はどこから来て、やがてどこへ帰るのかわからない。けれど、どこから来て、どこへ帰るにしても、人生は心からしたいと望むことをするためにある」「人生に、遠回りしている時間はない」「心から望むものに向かって、真っ直ぐに来い」
    果たして、私が望むものとは何なのか…

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    2015年12月30日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    以前読んだ「デジデリオ」の、これは改題されたものですが、以前より写真が多くなって、ちょっと加筆もされていて、保存しておくならこっちの方がいいかな。

    写真は、「なんだー、この文で説明されている絵(や彫刻)が見たいのに……」と思っていたことを叶えてくれてありがたかったです。

    何度読んでも、不思議な気持ちになる本。
    森下さんの前世は、本当にデジデリオなのか?

    正直、まだその辺は信じられない。
    一人の人が、デジデリオとか、もしくは鑑真に縁のある人物だったとか、歴史に出てくる人とつながっている前世が2つもあるなんて、本当だろうか?

    でも、じゃあ清水さんが見たものはなんだったのか。
    どんな書物をひ

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    2015年09月29日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    猫を含む動物大好き!でも実際には金魚くらいしか飼ったことがありません。マンションで猫が飼えないから…というのは建前で、本当は猫のトイレのしつけやイタズラが心配だから。それよりなにより、自分よりおそらく短命な「生き物の死」に向き合う自信がないから。
    でも筆者と猫たちとの間には確かな信頼関係があって、生き物を飼うのっていいなと思いました。

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    2014年11月29日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    前世と言われた人物の謎を追いかける物語。
    実話とのことだったが、ミステリー性もあり面白かった。
    ルネッサンス時代の文化も、興味深かった。

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    2014年08月06日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    デジデリオって誰?
    雑誌の取材で、眉唾物の企画と思いながらも人の前世が見える人のインタビューを行い、自分の前世がイタリアルネサンス期に生きた夭折の彫刻家デジデリオであるといわれてしまった著者。

    最初はペテンと決めつけていた前世の話も、調べていけばのめりこみ、はてはイタリアはフィレンツェに行っての大捜査。疑い100%で始めていてそこまでやるかという徹底ぶり。そうして得られたものはなんだったのか。

    著者は最初から最後まで、基本「前世?そんなうさん臭そうなものはちょっと……」というスタンスを貫くが、それでも眼前に現れる奇妙な符合に心が揺れる。そんなところが実にプレーンで、そしてリアルだった。

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    2012年01月05日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    BSのドラマで「フィレンツェ・ラビリンス」というのをやっていまして。イタリアの町並みと建造物の美しさ、ストーリーの完成度に思わず「原作が読みたい!」と衝動買い。
    ドラマのほうが確かにまとまりはありますが、描かれなかった部分にも面白いお話が沢山あってとても面白かったです。
    ただ、一部同性愛表現があるのでいやな人はご注意です。

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    2011年10月23日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    BSジャパンでやっていた「フィレンツェラビリンス」の原作。当たり前だがドラマより情報も多く、丁寧に描かれている。何より、デジデリオという日本ではメジャーでないアーティストを知ることができ、満足。でも、真実は分からない。

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    2011年10月16日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    人の前世が見えるという清水さんという女性から「あなたの前世はルネサンス期に生きた、デジデリオというイタリアの彫刻家だ」と言われた著者。まさか!と思いつつも、そのあまりに細部に渡る話に、確かめずにはいられずフィレンツェへ旅立つという、とてもわくわくするお話です。調べてみれば見るほど、清水さんのお話は信憑性があり、微妙にずれたりしているところもまた妙に信憑性がある感じがして興味津々。私もぜひ清水さんに前世をみてもらいたいと思うのです。

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    2009年10月04日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    心に刺さる言葉が静かに語られる。手元に置いておきたい一冊だ。『へこむ日もある
    。それでも私はこれを選ぶ。選んだ道で苦しみたいのだ』はとても刺さる。お茶を通して生き方、仕事への向き合い方が語られる。挿絵がとても可愛い。

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    2026年01月21日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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     森下典子さんとお母さん、そして保護猫たちの温かいエッセイ。 
     家の庭で猫が5匹の子猫を産んだ。
     その子たちを保護するところから話が始まる。
     もともと犬派の森下母娘が猫の魅力に取り憑かれていく様子がとても良かった。
     飼い方としてはやや古い考え方の部分もあったが、猫の幸せそうな写真が微笑ましかった。

     「猫と暮らすと冬が好きになる」に激しく同意。

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    2025年05月14日
  • いとしいたべもの

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    1つのお話しが数ページととても読みやすく
    挿絵がとても可愛い。
    色々な食べ物のお話し、エッセイ集。
    とてもお腹が空いてきます。

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    2025年04月09日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    旅行の移動中に、何か軽いものが読みたくなって手に取った。

    著者が母と暮らす自宅の庭木の下で、野良猫が5匹の仔猫を産んでしまう。もともと猫好きではない著者が、母猫「ミミ」と長男「太郎」を手元に置くことになるまでの葛藤、きょうだい猫たちが順に里親に引き取られていくところ、そして何より猫たちの何てかわいいこと!

    猫好きにとってはきっと何度もうなずいてしまうであろう猫あるあるが満載。仔猫はひたすら愛らしく、また一匹一匹がちゃんと違う性格、個性を持っている。特に母猫のミミの健気さと賢さには驚く。

    猫をきっかけにしたご近所や親せき、友人とのやり取りにも心が温まる。著者にとって『日々是好日』の茶道がそ

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    2024年08月17日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    森下さんが霊視してもらいその結果をうけて、前世の自分かどうか、事実の確認する為にイタリアへ行く。目に見えない不確かなことに、そこまでの探求心と行動力に圧倒された。

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    2023年09月27日
  • こいしいたべもの

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    作者の食べ物をベースとした
    思い出が綴られたエッセー。

    お話もカワイイのだけど、
    挿絵がまたカワイイ!
    ほんわり、優しいタッチで
    話を彩りを添えてくれてます。

    ホッとしたい時、な、一冊。

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    2023年05月22日
  • こいしいたべもの

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    よくある食べ物の日常の記憶と一緒に添えて。
    食べようと思えばすぐに食べれそうなもの。美味しそう。鎌倉の鯵ずし食べてみたい。

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    2022年05月04日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    世界史に疎いので500年前の時代を理解するのが難しかった。枢機卿って何?っていうのと色んな人物が聞き慣れない固有名詞で途中理解を諦めてしまった。
    でもこのような体験は面白そうだし、実行力も凄い。途中、私はここまで注力できないし誰かに任せちゃうわーと感じた。私も清水さんに前世を見てほしい!けど前世を信じる信じないはいとうせいこうさんと感覚が似てるなと思った。

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    2021年09月11日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    2021.4.17

    初めて読むタイプのエッセイ?ドキュメンタリー?だった!不思議な巡り合わせのノンフィクション。森下さんの本はどれを読んでも本当にハズレがない。

    ただ、カタカナの外国人の名前などを覚えるのが苦手なので、フィレンツェの旅の間は長いカタカナばっかりで、これ誰の名前だっけ?とかどの聖堂で誰の作品なんだっけ?とこんがらがってしまった。

    こういうのって不思議だけれど本当にただただ『ご縁』だなと思うので、ここまで夢中になれる対象と出会えて、更に深く調べることもできて、更に更に本まで出せるなんて清水さんともデジデリオともなんて運命的な巡り合わせだったんだろうと思う。
    まるで森下さんと一

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    2021年04月18日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    京都市北区の喫茶店 鑑真和上の弟子 ポルトガル枢機卿すうききょう 欲情に塗れて享楽的な人生を送ったから 早世そうせい 夭逝ようせい 護摩火の前で ポルト銘酒ポートワインの本場 さいゆう彩釉テラコッタ 男色文化 カストラート去勢歌手 バチカン礼拝堂合唱団に実在した デジデリオ(欲望) 教会のせんとう尖塔や鐘楼しょうろう 古典の造詣ぞうけい深く きゃしゃ華奢な男がダイナミックな作品を作ったり 博識奔放 長身頑健の美男子 冷たい鑿のみ打ちの音が響いていた しょうふく妾腹の子という生まれに対する劣等感の裏返しであった そうした善悪の彼岸ある愛を せいちゃく正嫡 梅毒に罹った者は デスマスクを元に 情感

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    2019年09月19日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    前世が見えるという京都在住の清水さんに、前世はルネッサンス初期の彫刻家であるといわれた森下さん(日日是好日の著者)。半信半疑のままイタリア・ポルトガルへ飛び、古書や教会を訪ね、清水さんの「お告げ」との奇妙な一致に驚いたり感動したり。ためになる話や感動のエンディングというタイプの本ではないが、この旅のように、ワクワク・ドキドキが最高に高まる機会って、なかなかない。自ら作らないと、ずーっとこのままなので、近いうちにこういうことやってみたいと思うきっかけになった。

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    2019年04月06日