森下典子のレビュー一覧

  • いとしいたべもの

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    食べ物に関するエッセイは大好きです。ただ残念なのは、空腹を満たす訳ではなく、逆におなかが空いてしまうことか。

    エッセイの内容もさることながら、挿絵が写真ではなく著者本人の挿絵なので、尚更文中の食べている時や回想している時の臨場感が出ていて本当に食べたい!味の表現も多彩。出てくる食べ物も身近なものばかりで共感させられたり、面白かった。

    次も読みます。

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    2025年05月12日
  • いとしいたべもの

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    美術館のショップに置いてあり、美味しそうなメロンパンの装丁に惹かれて購入。ほくほくな気分になれるおいしい小説

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    2025年03月30日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    「前世」って前面に押し出して、しかもスピリチュアル本じゃないって、奇跡のように面白い本!
    こうやって、いま自分の興味ある物事は前世の影響なのかー、て考えるのも面白いかも。
    前世を色々と教えてくれた女性の話のうち、いくつかまだ解決(判明?)していないことがあるのも、フィクションではなくあくまでノンフィクションな話なんだと言うことが分かって説得力がある。
    あなたの前世はこうだと言われ、その話の内容が事実かどうか徹底的に調べていく過程が、だから何だって言うんだって言うこともできるが、気持ちのおもむくままに行動しつくすところに何だかカタルシスを感じる。
    今後、未解決な事項が解決することを祈る!

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    2025年03月13日
  • いとしいたべもの

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    メロンパンのイラストがなんともあたたかくて可愛らしくて、装丁に惹かれた一冊。読んでみたら、文体も好みでした。
    擬音たっぷりなので、臨場感があるというか、料理風景・食事風景がぶわーっと浮かんできて、読んでてめちゃくちゃお腹が空きました。

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    2025年02月09日
  • いとしいたべもの

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    絶対に夜に読んではいけません。食欲が止まらなくなるから。これからの人生の「食」の時間の見方がきっと変わります。

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    2024年12月15日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    茶道を学んでいるので「あー、わかるわー」となるシーンが多数あって楽しめた。

    それにしても、私が何年もかかって身につけた所作を、少し見ただけでコピーできる俳優さんってすごいなーと。

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    2024年12月03日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    前作の日日是好日の続編?ではないかな?番外編?
    映画になった日日是好日に携わる全ての人について、森下さんがご自分もスタッフのひとりとして関わった日々の出来事を綴っています。

    エッセイというジャンルはあまり読まないのですが、森下さんのエッセイはスラスラと読める。
    そして、すぐにその中へ入っていける。なんでだろう?他のエッセイでは他人事で読めるのに。

    本の終盤ではやはり、樹木希林さんのご逝去について書かれていて胸が詰まる思いでした。
    こんな素敵な素晴らしい女優さんだったのか。死ぬ間際まで素敵な人だったのですね。。
    御冥福をお祈りします。




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    2024年11月27日
  • いとしいたべもの

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    舟和の芋ようかん、美味しいですよね。水羊羹が『雪国』の駒子……?! 子どもの頃から五感の豊かな方なんだな~。匂いまで伝わってくる文章。絵も温かみがあって好きです。

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    2024年11月14日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    頭で考えず自分の手に従う
    “今”を五感すべてで感じとり 分からない時は
    お茶に聴く

    無の自分と正面から向き合う
    お湯と水の音の違いや季節による雨音の違い

    風や雨や水の匂い
    自分の周りにある自然と向き合い感じる力



    普段見過ごしていた 当たり前にあるものに
    対峙する心の余裕なようなものを
    お茶は教えてくれること…



    この世界観を ぜひ映画にしてみたい…
    何気なく手に取った『日日是好日』のエッセイに
    一目惚れしたプロデューサー

    映画にしたいという熱い想いが
    水の輪のごとく広がり
    映画の依頼から
    公開されるまでの裏話が語られている



    原作も映画も大好きな作品だから
    めちゃくちゃ贅沢なエッセイ!!



    季節折々の世界を表現する
    美術スタッフのこだわりや
    お茶の先生を演じた樹木希林さんの人間力など
    随所に映画を創る職人の 努力や拘りが感じられ
    改めて原作や映画を 見返したくなりました♡

    こういう世界 好きだな

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    2024年09月30日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    前世がイタリアの彫刻家だったって言われて、探しに行けちゃうことがすごいなぁ。
    イタリア・フィレンツェ行って、ポルト+リスボンで証拠まで見つけちゃう。前世を捜索できる環境と時間とお金と協力者を準備できちゃうってホントに幸せな人だな。しかも、10年後に個人的な壮大な趣味?を1冊の本にまとめ上げ出版できてしまっていることも幸運な著者だと思う。文章も読みやすいし、何しろ観光だけど行ったことのある国や地域の話だと風景など頭に思い浮かべて読み進めそう言うのも面白かった。

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    2024年09月27日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    『日々是好日』が映画化されることになり、原作者の著者が茶道の指南役としてスタッフに加わった奮闘記。
    映画監督を始めとする映画人たちや、出演する樹木希林や黒木華、多部未華子たちとの交流が語られる。
    現場のスタッフたちの撮影に携わる意気込みや真剣さが綴られ、映画人の矜持が伝わってくる。

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    2024年09月23日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    何度も観た映画「日日是好日」の舞台裏
    ⁡
    原作者の著者が茶道指導として
    映画撮影にも参加することになって感じた
    映画関係者目線ではないメイキングの裏話
    ⁡
    とても興味深く面白く
    裏を知った上で改めて映画を観たら
    また違った発見と楽しさがあった。

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    2024年09月14日
  • こいしいたべもの

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    食べ物と人の思い出一つ一つが具体的でなんだか羨ましく思う。京都の手土産のエピソードやコロッケパン、沢村貞子さんのエピソードが印象的で良かった。

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    2024年09月08日
  • こいしいたべもの

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    ネタバレ

    前作「いとしいたべもの」は読んだときそんなにピンときませんでした。読んですぐ手放してしまいました。けれど今作はスラスラと楽しく読みました。なぜだかわからないです。

    好きな作品は3つ。

    「小さなものにこそ、心を籠める」
    茶道を習う著者。四季折々の珍しいお菓子を取り寄せてくださる先生。いつも驚かされるが、逆に先生を驚かせたいと思って著者が京都から張り切って買ってきたものは落雁。暑い夏の盛りのことで、もう少し涼しげなお菓子はなかったのかしら、あなた、なんの勉強をしてるの?と先生に言われてしまう。そうそう、茶道ってそういう世界だよなぁ。私は高校生のときに茶道部だったのでこの手厳しさというか、妥協しないというか、ときに傷つくことがあるんだよなぁと少し苦い思い出と共に読みました。その後著者は「練習だ」と奮い立ち、努力して先生に「このお菓子、どこで知ったの?」と言わせるまでになります。いいお話。

    2つ目は、その次に出てくるお話、「父と焼きビーフン」。焦げたくらいを喜ぶお父さん。若い頃から胃潰瘍を患っていて食が細いが、ビーフンのときばかりは旺盛な食欲を見せる。私もビーフン大好きなので、楽しく読みました。

    3つ目は、「コロッケパンは自由の味」。いつもお母さんの作るお弁当を持って行っていた給食のない小学校時代。クラスメイトにはお母さんがお弁当を作る時間がないために校門の脇のパン屋さんで美味しそうなコロッケパンを買う。著者はそれが食べたくて食べたくて仕方がない。でも、お弁当を作ってくれるお母さんに悪くて言い出せない。わかるなぁ。そんなある日、お母さんが風邪を引いて寝込んでしまう。その日だけはコロッケパンを買って食べる著者。お母さんへの小さな後ろめたさをも感じながら、でもおいしく味わう。

    以上3つの話が好きで、この本はずっと取っておくと思います。

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    2024年09月06日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    突然母子6匹の猫と生活をすることになった森下さん。
    猫は嫌いなはずだったのにいつの間にかメロメロにされていて、自分を見ているかのようでした。

    冒頭のピンキー(小さいころに飼っていた犬)の話で涙がホロリ、そして健気なお母さん猫のミミの行動にもホロホロホロリ。涙が止まらない。

    そして猫の描写も素晴らしくて、ミミちゃんとその子どもたちに会ったことがある気がしてくるから不思議です。
    みんな素敵な家族と出会えてよかった、どうか長生きしてね、と心から思います。

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    2024年08月05日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    ネタバレ

    20240607
    映画から入り、原作を読んで、もう一度映画を観ました。どちらもすごく良かったけど、やっぱり原作派かな!と思っていましたが、この本を読んで考え方が変わりました。二つは比べられるけど、同じものではないから違って当然。それぞれに良さがあるのだなと、当たり前のことに気付かされました。
    演者裏方関係なく、つくり手の情熱が伝わってくるエッセイでした。俳優陣のエピソードもさることながら、裏方さんのお仕事には「ほぉ〜」と感心しっぱなし。本物の空間を作るんだという意気込みが感じられて、それはちゃんと映像に表れていると思いました。
    映画のエンドロールで、森下さんが茶道監修をされていることは知っていましたが、まさかあんなにお願いされて渋々だったとは!自分の作品、しかも自分が主役で、その作品の軸の責任を追うなんて…、相当なプレッシャーだったとお察しします。
    原作者の森下さんはもちろん、本、映画に関わらずこの作品を作り上げてくださったみなさま、ありがとうございましたと拝みたくなるような一冊でした。それくらい「日日是好日」は私にとって大好きな作品です。

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    2024年06月07日
  • こいしいたべもの

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    食べ物の記憶ってその人の記憶だったりする。
    あんなに美味しかったものも
    あんなに苦手だったものも
    いま振り返れば一緒にあった記憶の味かもしれない。

    誰かと何を食べたことを覚えているって
    すごく幸せなことなんだ

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    2024年04月10日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    『日日是好日』の映画が作られていくお話。

    併せて映画を流しながら読んだので、シーンと描写が重なって味わうことが出来た。

    「形式主義じゃないですか」
    「あなたたちは、何でも頭で考えるからそんな風に思うのね」

    多部未華子と樹木希林の会話。
    形を先に身体に馴染ませることについて、まだ20代の美智子の言葉が可愛らしい。
    それに対して、するりと流れるように応える武田先生に、私の視線が留まる。

    そうかも。そうだったかも。
    自分自身に向けて、ふと肩の荷が下りるような、素敵なシーンだった。

    作者の森下さんも、このシーンを間近で見ていて涙する描写がある。
    この映画はよい映画になる、は、きっとこういうことなんだろうなと、思った。

    本筋を離れるが、あとがきにあった、武田先生の言葉。

    「三日我慢したら三ヶ月は耐えられる。三ヶ月耐えたら三年は頑張れる。三年頑張ったら、ずっと続けられる」

    我慢を強いない社会になったと思う。
    でも、共感が減った社会になったなとも思う。

    辛ければ辞めればいい、と言ってもらうことは、楽だと思う。

    でも、三年頑張ったら、とか、十年続ければ、とか、そうやって一つの山を乗り越えることが出来たときに、得るものがある。

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    2024年03月26日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    現代劇として初のお茶の映画である「日々是好日」の原作であるエッセイの著者が、自分の半生の映画化に茶道指導という役割で、茶道経験者がいない撮影現場に立ち会い、そこで初めて見て、触れ、経験し、感じたことをとてもナチュラルな表現で瑞々しく記したエッセイ。自分や自分の先生を演じている様々な撮影シーンを見て、その時には分からなかったそれぞれの思いや気持ちに改めて気付く等、自分の人生の映画の撮影を通して、自分の半生を振り返るとても貴重な体験記。とても気持ちが温かくなる1冊。

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    2024年03月15日
  • こいしいたべもの

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    『いとしいたべもの』の続編。
    森下典子さんの22の味の思い出がエッセイと素敵なイラストで綴られています。

    今回の表紙のホットケーキのイラストも おいしそうで大好きです。読み進めていくうちに、自分の子どもの頃のたべものの思い出を懐かしく思い出しました。

    「かっくまらの鳩サブレー」「一筋の梅の香り」「父と焼きビーフン」「中学受験、合格発表の日」「ちびくろサンボのホットケーキ」など、よかったです。

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    2024年02月14日