森下典子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
前世を言い当てられるという女性に「あなたはイタリア、ルネサンス期に活躍し夭折した美貌の彫刻家デジデリオの生まれ変わりだ」と伝えられたルポ作家が、その真偽を確認しようと徹底的に調べ上げ、ついには、イタリア、ポルトガルまで飛んで その謎に迫るという内容の本だ。日本人が自分の前世についてこれほど徹底的に追求したノンフィクションがあったのとは迂闊にも知らなかった。読み出すと結局最後まで止まらなくなる。わくわくするような謎解きの面白さだ。私も、他の仕事そ っちのけで一気に読んだ。
京都在住の霊能者である主婦が語った著者・森下氏の前世、つまりデジデリオの人生は、その生まれ、同性愛者としての数奇な人生、残 -
Posted by ブクログ
お茶をテーマにしたエッセイではあるけれど、お茶に限らず、1つのことを継続して続けること、人から物事を習うことの素晴らしさを感じられる一冊だった。
幼い頃から続けていることがあることもとても素敵なことだけど、大人になってから新しく学ぶこともまた、素敵なことだと思う。大人になったからこそ気付く視点や感じることがあり、これまでのことを自省し、心改め、成長することができる。
そして、自分よりも人生の先輩から何かを習うことにもまた、深い意味があるように思う。人生を重ねてきたうえでの理解や心遣い、言葉の重みがあり、先生の姿から学び、感じることも多くあることに気付かされた。何よりも、人から新しいことを習うと -
Posted by ブクログ
お茶がここまで人生に寄り添っているとは思いもしなかった。とても深い話だった。
掛け軸は、今の季節を体現する。季節は春夏秋冬だけではなかった。人生にも、季節があるのだ。という達磨の掛け軸の話。
だいじな人に会えたら、共に食べ、共に生き、だんらんをかみしめる。という一期一会の話。
私たちはいつでも、過去を悔やんだり、まだ来てもいない未来を思い悩んでいる。どんなに悩んだところで、所詮、過ぎ去ってしまった日々へ駆け戻ることも、未来に先周りして準備することもできない。道は一つしかない。今を味わうこと。といった雨を聴く話。
全て大切な気づきとなった。