森下典子のレビュー一覧

  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    女優・杏さんの『杏のふむふむ』で紹介されていたので、興味を持ち、購入し、読む。

    大変不思議なノンフィクションである。

    筆者がある女性から「あなたはデジデリオという男の生まれ変わりだ」と告げられることで、この物語は始まる。

    筆者は懐疑的になりつつも、「知りたい」という欲求を抑えきれず、長い迷いの果てに「デジデリオ探索の旅」に出るのである。

    前世を透視(?)した女性の言葉と、数々重なるできごと。
    そして、「前世をめぐる旅」の道中で起こる不思議な偶然。

    作者自身は前世、つまり輪廻転生や、前世が見えるという女性の言葉に対して完全に信じているわけではない。

    それでも信じざるを得ないような出来

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    2017年01月04日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    お母さんと2人で暮らしてる森下典子さんの家の庭で野良猫の母親が5匹の子猫を産みました。犬派の2人が、猫にどのように接していくか・・・、庭から玄関に、玄関から家の中に・・・。母猫の子猫への愛情、子猫が育っていく物語!ほのぼのして、猫好きさんにはたまらない「追体験」だと思います。読んでて泣けてくるほど可愛いです(笑)。そして犬好きだった2人の猫への愛情がこれでもかと伝わってきます(笑)。森下典子さんの優しいまなざしがこんなに素晴らしい作品を作り上げたのだと大拍手です!群さんを超えたかも~!(笑)

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    2015年12月13日
  • 猫といっしょにいるだけで(新潮文庫)

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    森下さんの書く文章が、私にはとっても心地よくて、大好きな上に、「猫なんて!」と思ってた森下親子が、家の前で子を産み落とされ、家に入れ、必要なものを買いそろえ、子猫たちに骨抜きにされ、いつしか、彼ら無しにはいられなくなってしまうお話。自分も猫といっしょに生きたい気持ちがより強くなったー。

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    2015年05月17日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    地理、歴史、ちょっとミステリー、スピリチュアル、色んな要素がからまってるわりに、ご本人が基本「前世とか信じない」という態度を貫いているのでどっぷりな感じではなく読みやすかった。
    わたしも前世を見てもらったことがあるので、自分の前世が個人を特定できるレベルまでわかったら…と思い読みながらドキドキ。
    ヨーロッパに行きたくなりました。

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    2011年09月29日
  • 前世への冒険~ルネサンスの天才彫刻家を追って~

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    前世を言い当てられるという女性に「あなたはイタリア、ルネサンス期に活躍し夭折した美貌の彫刻家デジデリオの生まれ変わりだ」と伝えられたルポ作家が、その真偽を確認しようと徹底的に調べ上げ、ついには、イタリア、ポルトガルまで飛んで その謎に迫るという内容の本だ。日本人が自分の前世についてこれほど徹底的に追求したノンフィクションがあったのとは迂闊にも知らなかった。読み出すと結局最後まで止まらなくなる。わくわくするような謎解きの面白さだ。私も、他の仕事そ っちのけで一気に読んだ。

    京都在住の霊能者である主婦が語った著者・森下氏の前世、つまりデジデリオの人生は、その生まれ、同性愛者としての数奇な人生、残

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    2009年10月04日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    20年以上茶道を嗜む著者のエッセイ。
    私には縁のない世界ですが、「ほお〜そうなのか」と感心することが多々ありました。
    作法の中に気づきがあり、自分が成長できる。
    季節を感じ、どんな日も楽しむ。等々。
    素敵だなと思いました^ ^

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    2026年07月18日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    書き手のお茶の時間にそっとお邪魔してるような本。本の中でも季節や時間を感じ取れる読んでて落ち着くものであった。自分も長く続けている習い事があり、上手いかと言われたらそんなことはないけど歴だけで行ったら、一番長いかもしれない。行くのが面倒な気持ちも分かるし、行ったら行って良かったなの気持ち、まだ勉強することしかないのもとても共感できた。

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    2026年07月15日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    前作ほどのめり込んでは読めなかったけれど、先人が残した言葉は今を生きる私たちを助けてくれるものなんだと思う。
    毎日を忙しなく生きることに精一杯で、溢れそうなくらいいっぱいになってしまうけれど、私の周りは案外そんなに悪いものじゃない。
    四季折々の花、お茶菓子、掛け軸に書かれた言葉。
悩むこともあるけれど、美しいものもちゃんと私の周りにあるんだな、と感じた。
    先生の「できないから練習する」という言葉がすっと心に残った。
つい見栄を張りたくなる私には、できない自分を責めるより、少しずつ練習すればいいんだと思わせてくれる一冊だった。

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    2026年07月09日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    「日日是好日」馴染みのある言葉ではなかったけど、どんな日でも、自分の感じ方次第で良い日になる、素敵な言葉だと思う。
    過去や未来に囚われず今を生きるって難しいけど、人間は今を生きることしかできない。その日その日が良い1日になるように今を生きていきたい。

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    2026年07月06日
  • いとしいたべもの

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    ネタバレ

    幼少期からの食べ物にまつわる思い出が、自分とリンクして懐かしさ満載だった。森下典子氏の挿し絵(画)がまた良くて、絵と書を日課にしていた父を思い出した。可愛らしい持ち歩きたいエッセイ。

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    2026年07月05日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    2回立て続けに読みました。それこそ日本文化の良さがじわじわと分かってくる本。
    お抹茶は、二口半くらいで飲んで、最後は残さないように音をたてて飲みきる。それが飲み終わった合図でもある。のは初めて知りました。
    季節を感じることの意味。お茶を通しての人生の深まりが感じられて、中高時代に茶道や華道部に入部すればよかったと後悔しました。
    「お茶はね、まず『形』なのよ。先に『形』を作っておいて、その入れ物に、後から『心』が入るものなの」

    「瀧」の筆の最後をハネず、そのまま余白を一気に、どぉーっと、紙の下まで書き抜いていた。勢いあまって、墨の小さな飛沫が散っていた。
    一瞬、水しぶきを顔に感じた。滝壺から、

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    2026年07月05日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    茶道部の友達からオススメされて読んだ本。
    私は裏千家なので、この作品で表千家との違いが知れて面白かった。
    心に余裕を持つことの大切さや、自然の素晴らしさを全面に描いている作品だと思う。

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    2026年07月04日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    淡々とした心地よい本。

    毎日は楽しく出来る。
    もっと五感をつかって、
    今を、自然を、季節を
    楽しまないとなと
    人間の基本に立ち返らせてくれる。

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    2026年07月04日
  • こいしいたべもの

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    「いとしいたべもの」に続く、森下典子さんのたべものエッセイ第二弾。

    一冊目に比べて食べものにまつわる思い出に焦点が置かれているお話が多い気がするのだけど、それはノスタルジックでとても良い。

    縁側で本を読みながら食べる柿の種、季節のお茶菓子、同級生との思い出。どれも森下さんにとって大切なもの。わたしたちにもお裾分けしてくれて、ありがとうございますという気持ち。

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    2026年07月03日
  • 茶の湯の冒険 「日日是好日」から広がるしあわせ

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    「日日是好日」が映画化されることになり、お茶の監修役を務めたときのことを綴ったエッセイ。

    森下さんの素直でピュアな視点が素敵で、読者も立ち会っているような感覚になる臨場感も素晴らしい。最初は「監修役なんて責任の重い仕事、しません!」と突っぱねるのも、森下さんらしくて好き。映画がどうやって作られるのか、知識がないわたしにとっては、森下さんと同じ視点で「こんなふうに作るのか」と学びながら読み進められて、ページを捲る手が止まらなかった。

    樹木希林さんが大好きなので、所々に彼女の人柄が垣間見れるのも良かった。女優さんって、本当にすごいんだな‥。

    森下さんの過去が、女優さんたちによって蘇り、新しい

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    2026年07月03日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    森下典子さんが長年習っているお茶についてのエッセイ。

    お茶の奥深さや、お作法にさり気ない気遣いが潜んでいることなど、初めて知ることばかり。お茶は、お茶を立てることが目的ではなくて、お茶を通して五感で「今」を感じるもの、それが茶道なのだ。

    武田先生の教え方にエゴがなく、それを森下さんが受け取る終盤が素晴らしい。お茶を習ったことで、人生がどのように動いても、彼女の芯には揺るがない何かが生まれたのだろう。

    森下さんが感じたことを中心に描かれていて、お茶自体のうんちくなどがなく、むしろ「わかんないなぁ」「面倒くさいなぁ」と思っている彼女の心の声にちょっと親近感を感じながらスラスラ読める。

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    2026年07月03日
  • いとしいたべもの

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    幼少期からの食べ物の思い出が、素敵なイラストと共に綴られたあったかいエッセイ。

    昭和の食べ物のオンパレードで、懐かしい気持ちが溢れる。正直なところ、目から鱗的な食レポ表現があるとか、語彙力がずば抜けてすごいとかっていう類ではなく、とても素朴に、そして素直に、食べ物との思い出が綴られていて、それがものすごくあったかい。妙にカッコつけた文章よりも、スルスルと心に響く。

    やめられずこっそり食べたカステラ、恋焦がれたメロンパン。著者の思い出が自分のもののように愛しくなる。

    現にわたしはこれを読んでサッポロ一番みそラーメンを生まれて初めて買ったし、突然羊羹が食べたくなって取り寄せた。

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    2026年07月03日
  • 好日日記―季節のように生きる―(新潮文庫)

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    まえがきとあとがきだけでも読んでほしい。日本に生まれ、季節の折々を感じることができる幸せに気づく。今さら茶道、いや習い事などしないけれど、まるで自分が体験しているかのように没入感のある森下さんの筆力、それは長い間続けてこられた豊かな体験によるものだ。

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    2026年06月29日
  • こいしいたべもの

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    食べ物にまつわる思い出を聞くと、自分自身の思い出も蘇ります。特に、今は亡くなっていたり、事情があって会えなくなったりしている人のことも思い出すからちょっと切ない。

    昨年亡くなった友人は、ダクワーズが好きなのにその名前がなかなか覚えられなくて、財布の中に「ダクワーズ」と書いた付箋を入れていました。ちなみに「ダクワーズ」と共に付箋に書いていたのは「ペネロペ・クルス」です(笑)。

    ホットケーキは母と一緒によく作りました。タネの状態のときに私が掬って舐めたら、「虫涌くで」と母から言われたのを覚えています。ほんとに虫が涌くのかしら。もう聞けないけど、お母さん。

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    2026年06月15日
  • 日日是好日―「お茶」が教えてくれた15のしあわせ―(新潮文庫)

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    なんとなく買った本。樹木希林さんが映画やってたなぁ。と題名が印象的で覚えていた程度。
    でも、読んでみると茶道の世界にどっぷりはまり、私はなぜ高校、大学で茶道部があったのにやらなかったのか⋯。と、悔やむほどでした。(近所に教室があればやりたい)50歳手前で最近日本の文化に興味が出てきたのはやはり歳かしら。でも、興味が広がるのは良いこと。読書はこんなにも簡単に世界を広げてくれて本当に素晴らしい、と思えた1冊。

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    2026年06月06日