しのとうこのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
アニメのシーズン2の後半のエピソード。
小さな事件を解決しつつ、それらが巧妙に仕掛けられた大きな悪意の発露ではないかと猫猫が気づくところまでは、いい。
でも、そこから猫猫が子翠たちに攫われるところからが、好きではないのだ。
それは、気に入らないというのではなく、子翠の健気で断固とした意志が切なくて。
自分を軽く扱った後宮への国への恨みに凝り固まって、国を壊すための手段としか子翠を見ない母親と、そんな妻を止めることができずただなすがままにさせている父親。
幼いころは母親の期待に応えようと必死だった子翠だが、ある時気づいてしまう。
何をやっても母親が満足することはないのだ、と。
”どんな仮面を被っても、人形になっていても、母はどんどん醜くなる。それを止めることはできないと知った。
ああ、無駄だな。
そう気づいたときには、もうなにもかも遅かった。”
幼い少女にそんな思いさせるなよ。
アニメで見るたびに、子翠が不憫で泣けてくる。
どうして、虫が大好きで、生きる力に溢れている子翠のまま大人になることが許されなかったのか。
楼蘭として、厚化粧の下で無表情にそこにいる子翠は、両親に殺された子、と言えるのではないか。
アニメのシーズン2の最終話のタイトルが「はじまり」なので、次の巻からが物語の本筋なのかもしれない。
シーズン3が始まってしまったけれど、これからはこの、少し情緒に欠けるあっさりした文章でこの先の物語を楽しんでいこう。 -
Posted by ブクログ
やっとで中国読みの名前にも慣れてきました。
読めば読むほど謎が増えていきます。
今回も猫猫が一つ一つ疑問に思った事を繋ぎ合わせて捜査していきますが、ある人物に攫われてしまいます。そして、その中にはまさかの人物が紛れ込んでいます。
猫猫が攫われた事で、壬氏と羅漢(パパ)を大心配。
そんな中猫猫は狭い牢獄?に閉じ込められ毒蛇を投入されます。これは大ピンチ?
壬氏は猫猫に甘えたり高順にわがままを言ったり、意外と子どもっぽい?本当は年齢猫猫よりも下なのか?壬氏は阿多妃にも似てるっていうし、けど産んだ歳を逆算すると…
ちょっと続きが気になるかも。 -
Posted by ブクログ
今更だけど、感想の書きにくいシリーズである。
ひとつひとつのエピソードは短い。
しかし連作短編というわけではなく、割合大きなシリーズ長編で、ミステリ短編のようなエピソードは流れの中で伏線へと変わっていく。
一巻ごとにすっきりと話が終わるわけではなく、エピソードの重なりも単純ではないので、この巻の感想というものがほんと書きにくい。
この巻では子翠(シスイ)が猫猫の前に姿を現し、小蘭(シャオラン)を通して仲良くなっていくのだが、この後を知っているからちょいと切ない気も…。
それよりも、壬氏の正体が匂わせから確定へ。
猫猫はかたくなに知らないままで通そうとしているけれど、本当は気づいているよね。
もう宦官じゃないことまではわかってしまったのだから。
皇帝以外は男子禁制の後宮に頻繁に姿を現す壬氏。
公の場に姿を現さない皇弟。
たびたび命を狙われる壬氏は、この巻では銃で狙撃されるのだけど、狩の主催者である子昌(シショウ)が何事もないようにふるまうっていうのがそもそも怪しいじゃろうが。
普通捜しに行かないか?
なんでお咎めなしなの?
楼蘭妃の父だから?
忖度がすぎるって。