つくしあきひとのレビュー一覧
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度し難いダークファンタジー
リョナグロケモナーなんでもござれな性癖のオンパレード…に見せかけた本筋は本格王道ファンタジーで骨太なストーリーが魅力
憧れだけを胸に過酷な冒険に挑む少年少女と待ち受ける残酷だが魅力に溢れた世界と敵キャラに思わず度し難い…の一言が出るはず。
圧倒的なクオリティで2017年アニメオブザイヤーに輝いたアニメ版も是非是非 -
Posted by ブクログ
世界に残された最後の秘境
大穴『アビス』
底知れぬその穴には数多の未知の遺産があり、
それを目当てに穴へと潜る探窟家たちが穴の周辺に集落を作っていた
潜れば潜るほど、危険と
地上への帰還を困難にする「呪い」を抱え込んだアビス
その穴の底へ、1人の少女と機械の少年がいま、おりていくーーー
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アニメから入りました
大変面白い…
まず世界観がベリー好みだし、
登場人物はもちろん家具なども無生物までもが可愛い
の割に描写は思い切ってて、
凄惨な場面なども手を抜くことがない
会話のテンポも読んでてスンナリ入って来て読みやすい
何より多くの謎に満ちたアビスのその正体が本当に気になる!
リコ -
ネタバレ
いま一番続きが気になる
よく練られた世界観とテンポよく進むストーリーが素晴らしく、アビスという大穴を舞台に繰り広げられるリコとレグの冒険は読んでてずっとワクワクドキドキでき楽しいです。キャラクターも魅力的で僕のお気に入りは途中から仲間になるナナチです。リコの出生の秘密、目や耳や口などからの出血シーンなど重い設定やグロテスクな場面などもあり、深みと重厚さも感じさせる作品です。
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世界観がすごくいい!
巨大な縦穴「アビス」を軸にして、物語が進行していきますが、その世界観がすごくいい!なんというか、私たちの世界でいうところの宇宙や深海のような感じがあって、未知の世界に対するロマンや畏怖の念をヒシヒシと実感するんですよね。毎回、次はどうなるんだろうとワクワクしながら楽しませてもらっています。こんな感覚は子供の頃以来です。
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コミカルなところが面白い
絵のタッチがコミカルで、普通よりもデフォルメされているような感じですので、読みやすさと親しみやすさが感じられる漫画です。冒険をしていくようなスタイルになっていますが、内容は暗いイメージを持っているのではなく、むしろ明るいようなイメージが強くなっています。キャラクターもわかりやすく描かれていていいと思います。
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アニメにハマって原作を購入
この作品はアニメから知りました。
世界観に惹かれて、アニメを見ていくうちに、原作も気になって読んでみたのですが、スクリーントーンを使わない絵本のような画風が特徴的で、若干の残酷シーンも心にずっしり来るような、アニメとはまた違う感覚でした。
でも、世界観は崩れることはなく、読んでいくうちに、だんだん引き込まれていきました。 -
ネタバレ
地底冒険という新ジャンル
地球をミカンに例えると、人が暮らす地上から天空までの高さはミカンの皮の幅に過ぎず、ミカンの大半を占める果実の部分、つまり地底の部分は、人類にとって未開の地である。
そんな高校地学の授業を思い出させる、これまでにない地底探検ファンタジーでした。
山登り同様、地下に降りることも命懸け。深く降りれば降りるほど、シビアな現実が待っていますが、次々と起こる想像を超えた出来事と、それらを懸命に乗り越えていく魅力的な登場人物たちにいつの間にか惹き込まれる作品でした。 -
絵柄とのギャップがすごい
まず、グロテスクな表現が苦手な方は時折不快感を覚えるシーンがあるのでオススメできません。
上記に問題ないならテレビアニメ化もしましたし、ぜひ手に取ってもらいたい作品です。
冒険活劇のこの作品ですが、私が兎に角主張したいのはその世界観ですね。
ファンタジー世界にとても味があり、背景の書き込みに見入ってしまいます。
主人公たちの目に映るものを自分もダイレクトに感じたくなる素敵な作品です。 -
可愛い絵にだまされて読んでみて
カワイイ絵柄、綿密に練られた世界観、ボーイミーツガールなドキドキファンタジー!!
……と、思って読んでください。
出来れば、3巻まで。
私も最初は「絵がなぁ……」「試し読みしてみたけど、とにかく読みにくいなぁ……」と思って倦厭していたのですが、1度その世界にハマるとあら不思議。
倦厭していた部分が他の漫画にはない圧倒的な魅力に感じてくるのです。
だまされたと思って、3巻まで一気読みしてみてください。
きっと4巻以降も購入したくなると思います。 -
作り込まれた世界観。
表紙から感じるほの懐かしさ。アニメ化もされてるキュートなファンタジーって感じですが、いやいや結構作り込まれているマンガです。なかなか侮れません。キャラクターがロリっぽいかなーと油断すると、時々ガツン!とくるほろ苦なエピソードや、ドキッとするヰタ-セクスアリスなエピソードもあります。とにかく舞台設定が緻密で、この一見牧歌的に見えるアビスの世界観が素晴らしいです。ファンタジーと言ってしまう雰囲気ですが、個人的にはがっちりしたSF作品だと思います。愛らしいキャラに感情移入しがちですが、時には過酷なこの世界で「志をもって生きていく」ことの大変さを感じたりもします。
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読むのが辛い、でも気になる!
世界観がしっかり作りこまれていてあっという間に引き込まれまた。アビスの呪いの設定が面白い!行きはよいよい帰りは怖いとはこのことです。そんな深淵に死を覚悟して無謀にも挑む少女とロボ少年。主人公ふたりが可愛くて、だからこそ酷い目にあっていくのが辛い。でもそこがこの作品の見所の一つだったりする。ジレンマを抱えながらもふたりの行く末がとにかく気になる!アビスではレグの伸びる腕が活かされている所もいいですね。旅の果てにどんな答えが待っているのか、少しでも幸せな未来があることを願います。
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ネタバレ
メイドイナビス
物語は約1900年前孤島で発見された直径1000メートル深さ不明のアビスという縦穴。特異な生態系と地上では力場が存在するため、下層部に潜って上昇を試みると「上層負荷」がかかる。探窟家はこのアビスという縦穴に潜り、様々な遺物を回収する。そして、ヒロインリコも赤笛と呼ばれる探窟家見習いでした。リコの母は白笛と呼ばれる最上位の探窟家。母のようなりっぱな探窟家になるのを夢見るリコ。そんなある日リコは謎の存在である少年そっくりのロボットと出会う…とそこから始まった冒険譚は、実に心躍らせます。ただ少々ぐろい部分もあり、見る人には耐性が必要な場合があるかもしれません。笛の色によって探窟の層が違うという設定も
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『理不尽』は面白い
「可愛いキャラクターが未知の秘境を冒険する」と見せかけて、内容は悲惨な出来事が次々と登場人物達を襲う、とても理不尽なお話。しかし世界観とキャラクターを始めとした魅力的なビジュアルとその理不尽さが良いスパイスとなっている事に加えて、未知への好奇心と怖いもの見たさで続きが気になって仕方なくなる、良い意味で期待を裏切られる作品。
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冒険心を掻き立てられる
私はこれまでファンタジーな世界観の漫画には馴染みがなく、興味もなかったのですが、この作品はアビスの地図を元に探索していく感じが冒険心を掻き立てられ夢中になって読んでしまいました。画風やお話の構成もとても丁寧ですし、とにかく主人公がチャーミングで可愛いのが気に入りました。
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可愛らしいのにそれだけじゃない
この作者さんは知らなかったのですが、友人の勧めで読んでみました。
パッと見は可愛らしいだなと思う絵柄ですが、内容が深い!
絵からは想像できなかった容赦ない展開や、生々しい描写などもあり、引き込まれてしまいます。
登場人物も多すぎず、世界観がしぼられているのでとても集中して今後の展開を期待しながら読める作品でした。 -
絵は可愛いが、壮大な冒険
可愛い絵から察する以上に壮大な冒険ファンタジー作品です。
世界観は外国の大作ファンタジー小説のような感じで非常にワクワクして、日常自分達が生きている世界を忘れさせてくれるような作品なので、日々の息抜き、ストレス解消にもなりそうです。
それぞれの理由があってアビスを進む少女とロボットの物語。
とにかくワクワクが止まらないファンタジー作品です。 -
独特のタッチが生む柔らかい印象
この作品のアニメが2017年の夏から放映されえいます。私はアニメの第一話を見てすっかりこの作品の虜になりました。地下へ地下へ、奈落の底へと向かっていく新しいタイプの冒険物で、その地下空間の広大なスケールと、地上には存在しない地下独特の美しさは圧巻です。冒険家が美しい鍾乳洞や綺麗な水晶で出来た巨大洞窟を探検するイメージを持っていただき、さらにそのイメージを何百倍にも膨らませたものがこの物語になります。また、マンガの絵のタッチが独特です。白黒のモノトーンなのに、ページ全体が柔らかい光を放っているかのような印象を受けます。アニメで満足している方も、マンガを読むことをオススメします。
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先入観を取っ払って読んでほしい
メイドインアビスは、その可愛らしい絵柄に反した残酷な展開が話題を呼びました。そのため、ネットの評判を見て読まず嫌いをしてしまう人も多いかもしれません。
ですが、きちんと読んでみれば、これらの展開が「未知の世界」へ挑む危険と、それに直面しながらも前に進もうとする主人公たちの勇敢さをこれ以上なく描くために必要なものであることが分かるのではないでしょうか。
この漫画の本題は、よく話題となっている過激な描写そのものではありません。地上の常識が通用しない「アビス」という世界、そしてその中で傷付きながら懸命に成長し、世界と自分自身の謎を追っていく少年と少女の物語なのです。 -
サクサク進むのが恐ろしい
メイドインアビスといえば、現在アニメ放送中の人気作品です。
実際わたし自身、アニメ化するから読んでみなよ、と友人から勧められたのがきっかけで読み始めました。
現在既刊6巻という短さでアニメ化されたことからも、人気のほどがうかがえます。
内容は、失踪した母の行方を捜しに、世界で一番深くて危険な穴、アビスに挑む幼い少女リコと相棒の記憶喪失ロボットのレグ、といったところでしょうか。
愛らしい絵柄とファンタジー感あふれる世界観、魅力的なキャラクターたちが織り成すストーリーは、最初はほのぼのと、しかし急降下するように大自然の厳しさを教え、そこに挑む者の覚悟を試します。
とにかく進めば進むほど、