西成活裕のレビュー一覧
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代数→群論、幾何→曲率、解析→微分とフーリエ解析
最適化=微分、予測=微分方程式とフーリエ解析と固有値
サチる=飽和する、サチュレーション(飽和)に由来する。
=ロジスティック関数
振動は二階微分が、-KXと合わらせる。√Kが振動の周波数。
固有値が1以上なら発散、1以下なら収束。
フィボナッチ数列の固有値は、(1+√5)/2=黄金比
固有振動数(固有値)で押すと、振幅が増えていつ壊れる。
行列にも固有値がある。
カッパー=接円の半径の逆数。
クロソイド曲線=高速道路の出口、ハンドルの回し方が一定になる。
回転は、sc-sc(左の下から時計周りに、sin,cos,-sin,cos)の行 -
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数学ができる人たちには共通した特徴がある。
論理を大ことができて非常に注意深い。同時に大胆でもある。抽象力が大事。
微分積分はスローモーションを思い浮かべるとわかりやすい。スローモーションでのコマ送り、通常再生ができる。それを見通すことができれば将来を見通すことができる。これは面白い。
非常にわかりやすく説明しているんだと思うが、理解できない。
ゲーム理論と言う話が出てきた。これは、いわゆるゲームではなく、駆け引きと言う概念に近い。囚人のジレンマの例えなどが出てくる。囚人のジレンマ自体は理解できる。ただし、それを数値化するとなると難しい。
この本は中学生、高校生を対象にしているが、難しい -
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中学編が面白かったので、続けて購入。全ては関数の世界に放り込みたかったからと言う理屈にとても納得したけど、中学編程の感動は正直なかったかも。タイトル通り、文系でちゃんと勉強したけど最終的に挫折したという人にはある程度刺さるのかもしれない。これは苦労あっての感動。単に数学嫌いの人は、恐らく証明の数式操作を飛ばしてしまうだろうから、そこは誰かに一緒に読んで解説してもらった方がよいかも?
理系だった自分は、久々に代数勉強し直そうかなと思ったくらい。面白かったけど。多分、西成先生の実際の授業はとても面白い。
メルカるか子供ら用に取っておくか悩みどころ。。 -
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【超・要約】
・数学は勉強する意義(実社会での役立て方)とゴール(どこまでやればいいのか)を明確にすれば挫折しない。
・中学数学を大きく分けて代数・解析・幾何に分けて学ぶ。
・最後の項目では微積分(高校範囲)の概念・考え方を学ぶ。
【感想】
本書の中身を開いてみると、一見すると全てが会話口調かつ、平易な説明で書かれている(ように見える)為、中学数学の全体を理屈を理解しながら簡単に学べるのでは、と思ってしまう。
結論から言ってしまうと、そんな事はない。読者が、元々数学が苦手でなかった、今でもある程度以上には数学ができる、数学の内容をある程度以上は覚えている等のバックグラウンドの持ち主であればま -
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ネタバレ東大教授の西成活裕氏が文系の人でもわかりやすく中学数学を解説した一冊。
本書を読んで250ページ程度で中学数学の概念が理解できました。
サクサクと読むことができ、概念と例題がテンポよく解説されていて復習できるとともに発見も大いにありました。
また、日常生活で活用できる場面や二次方程式、関数、図形の詰まりそうな部分が解説されていて学生時代にあやふやだった部分を改めて理解することもできました。
ただ残念だったのが、2次方程式の部分で例題と本書の解説に基づく解答があればさらに理解が進むと感じました。
駆け足で書かれているのですぐに全てを理解できたわけではないですが、現役の学生よりも大人が読んで懐 -
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数理物理学者の著者が長期的思考の価値について自身の見解と研究による結果を書いた一冊。
短期的な傾向にある現代の日本において、「空けるが勝ち」「分けるが勝ち」「かけるが勝ち」「負けるが勝ち」の4つにわけて長期的思考の重要性が解説されており勉強になりました。
著者が実証した研究結果や事例をもとに著者が専門とする研究の分野や企業のあり方や教育や国家など多岐にわたり見解が述べられており、著者の見識の深さも味わうことができました。
また、知らないことも多くあり、そのなかでも日本企業には200年続く企業が世界の半数以上も占めていることや改善においてはフォアキャスト型よりバックキャスト型の方が優れている