西成活裕のレビュー一覧

  • 渋滞学(新潮選書)

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    ASEP セル・オートマトン法
    ブラジルナッツ現象
    時間調整のため停車します
    高層ビルのエレベーター
    コンピューターが間違える計算

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    2012年03月20日
  • とんでもなく役に立つ数学

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    数学が、読んだ僕に役に直に立つのではなく、世の中の役に立つ、という話。数学が、物理、工学の溝を越えて社会にどうコミットするか、という話です。前半の、数学でこんなことが出来る、という点は数学と縁遠い僕にも面白い。論理と直感、真面目と不真面目、厳密さといい加減さの両方がわかる人が、こういう本を読んで育つといいな。

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    2012年03月17日
  • 渋滞学(新潮選書)

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    渋滞学って色んな分野で応用が効くんだな。所謂渋滞の仕組みから始まって、電車の混雑、蟻の隊列、ネットワークの伝送速度、電車の運行などへ。まだまだ分からないことが多い分野の様だけど、研究が進んだら経済に与える営業は計り知れないよね。こういった基礎研究にもちゃんと予算がつけられるような社会にしないとね。

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    2011年09月11日
  • とんでもなく役に立つ数学

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    実社会の問題を数学でモデリングして解決する。数学理論をいかにして「役に立てるか」が高校生にもわかるように述べられている。
    Sinと指数関数と微分(+セルオートマトン)の概念をだいたい押さえておくだけで、実際の現象をかなりの部分までモデリングできるということを、こんなにはっきりと言ってくれる大学の数学のセンセイは、今まであまりいなかったように思う。
    まあ、一方で、数学に大切なのは1万段でも10万段でも論理の階段を登りつづけることのできる「思考の耐久力」であると言われると、げんなりするのだが。

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    2018年10月14日
  • 渋滞学(新潮選書)

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    渋滞はくるまばかりでなく、インターネットのデータや駅の改札口でも発生しています。いかに単純なモデルで渋滞を表現できるか、なんか物理学にも通じる考え方です渋滞をシステム工学的にかんがえて、いろいろな分野に応用するのは、けっこうおもしろいと思いました。

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    2011年09月04日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

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    驚く様な分かりやすい説明ではありませんでしたが、知らなかった考え方や解法を知り、その意味では為になりました。

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    2025年02月12日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

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    面白かったし一応離脱せずに読めたけど、これで誰かに教えられたり、新たな問題を自分で取り組めるほどではない……と思う……微積分だけについて言えばヨビノリたくみさんのほうが読んだ時の満足感(もちろん問題解けるとかではないけど、得るものがあったなという感)はあったかもしれない。ついてはいけたし、雰囲気はやわらかくて、よかった。

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    2024年10月21日
  • 東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣

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    秩序立てて書いてくれたことは分かるが、正直「〇〇力」が覚えられず、このワードで認識しようとは思えなかった。

    ただ下記は学びとなって残る良い基準だと感じた。

    達成したいタスクを
    A:10〜20年など長期間かかるもの(大成長)
    B:直近で達成したいこと(安心)  に分ける。
    A:B=3:7または4:6ほどが良いバランス。
    Bに一喜一憂して振り回されない。

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    2024年05月28日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

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    残念ながら、私の学力では理解しきれたないところも多々あったけど、「こういう理屈の計算をしているんだな」とわかっただけでも収穫でした!

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    2024年04月12日
  • 東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣

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    題名に「東大教授の」と謳っていたので、新しい見識があるのかと思ったが、よく目にする考え方の使い回しが多い印象だった。

    「疑いの目を向け続けることは大切」だと学びになった。

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    2024年02月06日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

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    数学嫌いの文系大学生でした。
    数学が上手く使いこなせない、そもそも理解できない人間でしたが、そのうち後者はこの本で解決できたと思います。
    相変わらず数学を使おうと思ったらなかなか発想には至りませんが、世の中の仕組みがわかるそんな本に出会えて後悔はないです!
    社会人になっても大切にしたいです

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    2023年10月29日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

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    各章において、途中まではすごく興味をそそられる内容で、これなら理解できるかもってところから急な数式ラッシュで一気に置いていかれる。
    先生が目の前にいるなら分かるのかもしれないけど文章の限界というか、もう少し言い換えることができないんですかと思ってしまう。

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    2023年08月13日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく物理を教えてください!

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    物理に関する本が読みたいなと思っていて、この本を手に取った。

    文系のライターに西成先生が説明する本は、最初の数学を教えて下さいを読んで依頼。そのときは正直ライターのボロボロ具合に苛立ちを覚えたのだが、3冊目となるとかなり改善してて、自然に読めた。

    肝心の内容は、フライを取る、ギターを鳴らす、ラジオの仕組みなど身近な部分から逆算して力学や波動などを説明しており、大変面白く読むことができた。

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    2023年05月25日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく物理を教えてください!

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    高校物理の本質を、1週間で理解する本。

    目的が明確なんで、実にわかりやすく面白い。
    まあ、割にちゃんと覚えていたので数学本ほどではなかったが、文系の人は本当に一度目を通してみたら良いと思う。

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    2023年04月06日
  • 誤解学

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    渋滞学の先生。
    誤解「学」って何よと思ったんだが、いわゆる誤解、というものの定義を明確にして、要素、原因に分解してモデル化して、考察する。
    もちろん現実には個々人の個性とかいろいろ絡んできて簡単ではないはずだが、そうか、こういうアプローチがあるのかと唸る。

    例えば、異なる認識の二人がいる場あり、5割相手に寄せる温厚な人々を想定すると、議論を持ちかけた方が有利に終わったり、信じる信じないの話を人に話せば、元の信憑性に関わらず5割ずつくらいの情報になるので、どっちかが優勢な議論が伝わってくれば眉唾だと思った方が良かったり、面白い結論が出てくる。

    面白い先生だ。

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    2023年04月04日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく物理を教えてください!

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    この「文系の私に~」シリーズも統計学以外は全て読んだが、今回の物理は結構ハードルが高かった。力学、熱力学、波動まではまだ良いとして電磁気学…おまえはダメだ。いちいち「電場」とか「電荷量」とかの用語の意味を調べにページを戻って…とやらないとついていけない。(なんなら途中から諦めた笑)もっと時間をかけて読み込んでみようと思う。

    はっと気付かされたのが、「重たい物は早く落ちる」という誤解。まさに私もそう思い込んでいた。
    空気抵抗のない真空状態の中で異なる質量の物質を落とす実験、やってみたい。

    エアコンの仕組みも面白かった。なんとなく室外機を通して家の暑い空気を外に排出していることは分かってはいた

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    2023年01月10日
  • 東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣

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    まずは考え続けるということが大切、ということ。
    マクロやミクロ、いろいろな視点から考え続けることでよりよい回答を得られるようになる。
    考え続けるということは問いが深まっていくことにもつながると思う。

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    2023年01月09日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく物理を教えてください!

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    書店で話題の本として並べられていたので興味を抱き手に取りました。
    バリバリの文系で、物理はとったことありません。
    そんな私でも理解できるの?とにわかに期待させる書籍タイトル。

    正直なところ、誇大だったと言わざるを得ません。
    さらに、裏表紙側に書いてある言葉に衝撃。
    「5~6時間で物理が理解できる!
    この本でも無理なら諦めるしかない。」
    衝撃というか、苛立ちですね。これが誰の言葉なのか知りたいです。
    西成先生なのか、郷さんなのか編集者なのかカバーデザインの方なのか。
    西成先生は違うと思うのです…

    編集者が悪ノリでやったのかな、カバーデザインの方は文字をレイアウトしているとき何か思わなかったの

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    2023年01月07日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください!

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    本書で一番嬉しいことは,公式を覚えることを推奨していないこと。簡単な例を立て,そこから自分で公式を導き出せばよいからだ。
    中学,高校の頃,なぜこんな複雑怪奇な公式を覚えなければならないのかと疑問に思ったが,概念を理解していなかったからだった。とは言え、覚えておくと便利なのは否定しない。

    ただ,ルールはある程度覚えておく必要がある。例えば,三角比を考える際は直角三角形の直角は右下に来なければならないとか、cosθの位置は左下に持ってきて位置で記憶するなど。あとは,ベクトルの始点と終点の書き方や時計回りになるとベクトルがマイナスになるとか。

    一番面白く感じたのは順列と組み合わせの章で,競馬の3

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    2022年12月07日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

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    中学生の数学等永遠に使うことがないと思っていたが、どうやらそうでもないらしい。
    せっかく先人の知恵があるのに、それを使わないで生活しているのは非常にもったいない。

    あまり数学に苦手意識はなかったが、本書の幾何の部分で思い出した。
    私は図形が嫌いだったなと。
    図形が出てきたらやることは限られている。
    垂線をひくか、同じ長さや同じ角度に線を引くか、平行線を引いてみるかだ。これさえ分かっていればもう図形問題は怖くない。
    とは言え、錯角や同位角についてはやはり閃きで気づくしかない部分もあり、そこは不安である。

    それにしても解の方程式が実は覚えなくても良いものだとは驚き。便利には違いないが、数年で忘

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    2022年11月29日