西成活裕のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
考え続けるために必要な思考体力。これがあるかないかで成果を出せるかどうかが大きく変わってくる。しかしながら、この思考体力のベースとなる考え方を理解してない人が多い。
思考力は下記の7つの考える力で構成されている。
1 自己駆動力
2 多段思考力
3 疑い力
4 大局力
5 場合分け力
6 ジャンプ力
7 微分思考力
これらをうまく組み合わせて考えることで、質の高い思考ができる。
自分自身を考えてみると、出てきた答えに安易に飛びつく傾向があるので、疑い力と多段思考力が足りていないと感じる。特に多段思考力は大いに不足している。(2段くらい?)
いちどではなかなか理解しきれてないので、くり返し読み込んで、多段思考力についての理解を深めて行きたい
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Posted by ブクログ
今を去ること四十年以上前、高校に入って初めての数学実力テストで赤点を喫したぼくに、内容が理解できるはずもない。それでも最後まで読み通し、しばしば感動すら覚えた。
フィボナッチ数列とかフーリエ変換とかテイラー展開とか波動方程式とか、聞いたことはあるけど、そんなん数学者のオタク的お遊びでしょ、と思ってたのだが、この著者は(ぼくには無味乾燥とも思える)数式をできる限りイメージに変換し、どれほど実学に役立つのかをギャグを交えながら真摯に説く。
数式そのものに付いていけなくても、難しそうな数学理論を何となくイメージで追っかけていけるこのホンは、凄い。
数式の分かる方には、多分とんでもなく値打ちのある本だろう。 -
Posted by ブクログ
ニュートン粒子=慣性の法則・作用反作用の法則・運動の法則が当てはまるもの
非ニュートン粒子=自己駆動粒子
群衆の状態
*会衆:興味の対象への直接行動には訴えず、受動的関心から集まっている【対象に対して行動に訴えない】 ex音楽会の聴衆
*モッブ:強い感情状態に支配され、抵抗を押しのけつつ敵対する対象に直接働きかける【対象に対して攻撃的】 ex集団テロ
*パニック:強烈な恐怖から群集自体が収拾しがたい混乱に陥っている 【対象に対して逃避的】 exビル火災
ブラジルナッツ現象=直径の大きい玉と小さい玉を容器に入れておくと、自然に大きい玉が上に集まってくる現象 メカニズムは解明されていない
ライン生産とセル生産
規則的なネットワーク
不規則なネットワーク(ランダム)
規則と不規則の間のネットワーク(スモールワールド)
人間関係のネットワークは、スモールワールドネットワークモデル
スケールフリーネットワーク=ところどころにハブがあるモデル
単純なものからは単純なものしか生まれないというのは誤り。カオス理論によりごく少数のルールの組み合わせでも、デタラメな現象ができうる
複雑な対象を複雑なまま理解する、ということができる人は果たしているのだろうか。人間は少数の組み合わせしか理解できないと信じている。わかった、といえる瞬間は非常に単純な要素の組み合わせで現象が理解できたときだ。
新しい人材は、基礎と応用両方の精神がわかる人材。言葉を単に右から左に通訳するだけではなくて、両分野の専門的知識をある程度細部まで理解しつつ、その結果を今度は細部にとらわれずに生き生きしたイメージで捉えるような能力がなくては
ならない。
単に、AのプロとBのプロが手を組むのでは意味がない。一人の人間の頭の中に両方を入れることが重要。
異なる専門家同士が集まって意見交換するブレストはたいていうまくいかない。少なくともかなりの程度までお互いの分野のことを知っていないと、議論が本質的にかみ合わないし、真に新しいものは生まれないのだ。