西成活裕のレビュー一覧

  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください!

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    ほんとに超分かりやすい。分かった気になってるだけかもしれないけどスラスラ読める。
    理系で高校時代は数学大好きだったのに10年以上経って覚えていないのをもどかしく思ったのが読んだきっかけ。
    私が躓いた大学数学バージョンも出してほしいなぁ

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    2022年01月15日
  • 東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣

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    考え続けるために必要な思考体力。これがあるかないかで成果を出せるかどうかが大きく変わってくる。しかしながら、この思考体力のベースとなる考え方を理解してない人が多い。
    思考力は下記の7つの考える力で構成されている。
    1 自己駆動力
    2 多段思考力
    3 疑い力
    4 大局力
    5 場合分け力
    6 ジャンプ力
    7 微分思考力

    これらをうまく組み合わせて考えることで、質の高い思考ができる。

    自分自身を考えてみると、出てきた答えに安易に飛びつく傾向があるので、疑い力と多段思考力が足りていないと感じる。特に多段思考力は大いに不足している。(2段くらい?)

    いちどではなかなか理解しきれてないので、くり返し

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    2022年01月13日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく数学を教えてください!

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    高校受験のために中学数学の決まりごとや公式を頭に詰め込むしかしてなかったのだなぁ。決まりごとを受け入れることが出来ていたのはとても良かったし、それが今に生きてるのももちろんあるんだけど、数学の現実への応用を知り、なぜそうなるかを当時からよく考えていたらもっと楽しかっただろうなぁと感じさせてくれました!おもしろい本!

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    2022年01月02日
  • とんでもなく役に立つ数学

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    ネタバレ

    著者の「渋滞学」のエッセンスがわかりやすく紹介されていて面白い。複雑な問題を解決するには、シンプルな発想が大事なのだと思う。そのために、常日頃から周りのものに興味を持ち、疑問に考え続けるような習慣を身につけたい。

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    2021年10月03日
  • 渋滞学(新潮選書)

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     少し前に筆者の『クルマの渋滞 アリの行列』を読んでおり、本書とは大体半分ほど内容が被っているので、感想はそちらの方で。
     最終章で筆者が述べている「理学と工学の乖離」については、これは全くその通りだと思う。僕自身の今の興味が理論の中でもどちらかというと応用寄りのところにあるので、大学にいるうちに少しぐらいは工学系も勉強してみたいと思っているのだが、目の前の授業や課題をこなすので精一杯でなかなか難しい…

    1 渋滞とは何か
    2 車の渋滞はなぜ起きるのか
    3 人の渋滞
    4 アリの渋滞
    5 世界は渋滞だらけ
    6 渋滞学のこれから

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    2021年09月18日
  • 東大教授の考え続ける力がつく 思考習慣

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    時間をかけずに解決できる問題ではないものにぶつかる事が多く、題名に惹かれ読みました。本書に書かれている考え続ける力のうち複数の力が足りていないことに気づきました。早速今ぶつかっている問題に対して使ってみます。

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    2021年08月03日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください!

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    数学は受験の時のセンター試験が最後である。
    自分の時ははベクトルがあったのだが、今は無いのか…

    それはさておき、受験数学のためというよりは、数学の持つ考え方や公式の成り立ちの説明に重点が置かれている。そのため、具体的な問題はほぼ出てこない良い。

    丁寧に順を追って説明されており、難解でも無く、きちんと理解できるようになっている。標準偏差や三角関数に残っていたモヤモヤとしたものが晴れ、すっきりと見通しが良くなった。

    前版の中学数学や、統計学も読んで見たいと思う。また、今後は応用編が出ることに期待したい。

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    2021年06月06日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください!

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    高校数学とは社会とどのように関わっているか、超分かりやすく書かれている本である。初めにお伝えすると「勉強本」では一切ないということだ。高校数学で学習した内容はどのような目標があり、何に役立っているのか、『ベクトル』『微分積分』といったものは、結局はどういうものなのか。東大の先生と文系の人の対話形式で、みんなが疑問に思うことについて多く触れている。理系の私は終始「こんな考えがあったのか!!」と驚きぱなしであった。

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    2020年12月23日
  • 東大の先生! 文系の私に超わかりやすく高校の数学を教えてください!

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    子供が小学生なので気が早いが、コレ何に使うの?という質問に答えたくてチャレンジ。非常に分かりやすいが、欲を言えばもう少し実社会に引き寄せた話も欲しかった。仕事で役立ちそうなのはやっぱり平均、分散、標準偏差かな。

    これの中学数学編はさすがに分かるかなと思って飛ばしてしまったが、自分の数学レベルだとそちらから読んだ方が良かったかも…

    しかし、今って、文系は高校でベクトルやらないんだなー。最初はサッパリだったけど、理系の友人にコツを教えてもらってからは大好きだったけどな。

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    2020年12月12日
  • 渋滞学(新潮選書)

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    各章、お手軽な分量で面白く読めた。

    これからは通勤で使っている駅の、エレベータ付近の混雑を面白く観察できそうだ。


    最終章の文章が熱くて印象は悪くない、、、が、欲を言えば理学と工学以外にも言及して欲しかった。

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    2019年01月20日
  • 逆説の法則(新潮選書)

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    ・空間:「空けるが勝ち」、「分けるが勝ち」。時間:「かけるが勝ち」。人:「負けるが勝ち」
    ・小集団のメリット「意思決定の速さ」「責任の所在の明確化」「モチベーションの維持」
    ・企業経営にとって最も重要なことは「利益」ではなく「永続性」ではないだろうか
    ・失敗を許容する風土が必要である。失敗を許さない雰囲気の組織は、予定調和で面白みが欠けるモノしか生み出せず、また失敗を避けるために不正やごまかしが横行して組織を蝕んでいく

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    2018年11月04日
  • とんでもなく面白い 仕事に役立つ数学

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     今を去ること四十年以上前、高校に入って初めての数学実力テストで赤点を喫したぼくに、内容が理解できるはずもない。それでも最後まで読み通し、しばしば感動すら覚えた。
     フィボナッチ数列とかフーリエ変換とかテイラー展開とか波動方程式とか、聞いたことはあるけど、そんなん数学者のオタク的お遊びでしょ、と思ってたのだが、この著者は(ぼくには無味乾燥とも思える)数式をできる限りイメージに変換し、どれほど実学に役立つのかをギャグを交えながら真摯に説く。
     数式そのものに付いていけなくても、難しそうな数学理論を何となくイメージで追っかけていけるこのホンは、凄い。
     数式の分かる方には、多分とんでもなく値打ちの

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    2018年11月04日
  • 渋滞学(新潮選書)

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    ニュートン粒子=慣性の法則・作用反作用の法則・運動の法則が当てはまるもの
    非ニュートン粒子=自己駆動粒子

    群衆の状態
    *会衆:興味の対象への直接行動には訴えず、受動的関心から集まっている【対象に対して行動に訴えない】 ex音楽会の聴衆
    *モッブ:強い感情状態に支配され、抵抗を押しのけつつ敵対する対象に直接働きかける【対象に対して攻撃的】 ex集団テロ
    *パニック:強烈な恐怖から群集自体が収拾しがたい混乱に陥っている 【対象に対して逃避的】 exビル火災

    ブラジルナッツ現象=直径の大きい玉と小さい玉を容器に入れておくと、自然に大きい玉が上に集まってくる現象 メカニズムは解明されていない

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    2018年10月18日
  • 渋滞学(新潮選書)

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    渋滞に関する最新研究。アリや人や車などの自己駆動粒子の動作分析を排除体積効果を使ってモデル化している。なかなか渋滞の分析というのは面白くまた難しいものである。

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    2018年10月20日
  • 誤解学

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    選書なのに読みやすく面白い。
    誤解ってどんなんがある?誤解って何?どうすればいいの?など一連の誤解についての記述がある。
    筆者は渋滞学の専門家。筆者いわく、誤解もコミュニケーションの渋滞だそうだ。「相自時妙」
    社会と誤解の章は、社会科学研究者なら当然の事柄だけど、読者にはぜひとも一読してもらいたい。
    私的にはあとがきに惹かれた久しぶりの書。

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    2018年09月26日
  • 逆説の法則(新潮選書)

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    「渋滞学」の続編。

    空間 空けるが勝ち、分けるが勝ち
    時間 かけるが勝ち
    人  負けるが勝ち

    ということを繰り返し力説。

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    2018年07月14日
  • 渋滞学(新潮選書)

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    文字どおり、渋滞を真面目に論じている。渋滞を数式モデル化し、交通渋滞のみならずインターネットのトラフィックの渋滞など、話はどんどん広がる。

    ヒト、アリ、パケット、エレベータ。
    ニュートン粒子と自己駆動系粒子という二分化は単純だがわかりやすい。

    かかれたのが2006年と10年以上前。その後の交通網の整備、ネットの発達、AIや機械学習の導入事例増加、という現状を受けて、この筆者現在の考えがどうなっているか聞いてみたい。

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    2018年05月20日
  • 誤解学

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    ネタバレ

    交渉では先に提案したほうがいいらしい。情報操作がなければ噂は半々になる。偏ってるときは情報操作を疑う。相手の意図だと思うものと自分の真意が大きく違ってしまうと話がおかしくなりがち。
    ディベート型のロールプレイング、共通の目的の確認が有効。
    プライドや理想を3日ほど捨ててみる。人の深読みは2段階。
    無駄学の代わりばんこ社会。岸良裕司相自時妙。
    おめは敵だから潰すわけにいかない。

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    2017年03月28日
  • とんでもなく役に立つ数学

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    分野をまたいで初めて「役立つ」ことができるのかもしれない。1つの場所にとどまっていたとて、その中だけ。井の中の蛙。 昔に読んだ「お任せ! 数学屋さん」を思い出した。

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    2017年01月30日
  • 渋滞学(新潮選書)

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    以前読んだ本と大して変りない感想しかないので何を書こうか迷っているのですが(笑)、本書が出版されて10年経過した現在、渋滞学はどこまで進展したのでしょうか。
    応用範囲が極めて広いのが渋滞学で、それゆえ本学問の発展は他分野の進展も必要なので、時間がかかってしまうのは仕方ないのですが……今後の発展に期待です。
    僕の評価はA-にします。

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    2016年08月28日