藤子・F・不二雄のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
不慮の死をとげてしまった人物を救出するタイム・パトロールの活躍を通じて、世界津々浦々の歴史上の有名なエピソードを紹介していくシリーズ2巻目。太平洋戦争沖縄戦の特攻隊、平安末期玉藻姫の金毛九尾の狐伝説、西部劇時代のアメリカ、古代ギリシャ、シンドバッド、アリババが出てくるアラビアンナイトとバラエティに富んだ話が並ぶが、月刊誌とはいえ(月刊誌だとしても凄いことだが)、一つ一つの話がみんな面白い。命を救うことで歴史が改変されてしまう人物は救出できないので、マラトンの戦いではアテナイ軍、ペルシャ軍双方6千人の死者を出す戦場の真っただ中で、両軍分け隔てなく歴史に影響を与えないかどうか一名一名確認しながら瀕
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Posted by ブクログ
さまざまな時代と世界を舞台に、不慮の死をとげた人間を時間を遡って救出する(歴史に影響を及ぼさない人間に限られるが)T・P(タイム・パトロール)の活躍を描く一話完結もの。彼らの救出作戦を切り口に歴史的事件に巻き込まれた市井の人たちの目線からその事件をめぐるドラマを描いていく趣向で、バラエティに富んだ手堅いストーリー作りと、実際にその歴史の出来事を目撃した主人公たちにヒューマニティについていろいろ考えさせる内容になっていてさすがの藤子・F・不二雄クオリティ。映画ドラえもんは結構ここからベースのエピソードを持ってきているのかも。主人公のうちの一人リームという女の子のブタのコスプレがめっちゃかわいいの
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購入済み
ドラえもんとはまた違ったF先生
ドラえもんの作品に所々出演してくるタイムパトロールが主役のお話。全体的に大人向けの内容となっていて少しグロテスクな部分もありますが流石F先生の作品、読んでいるうちにグイグイ引き込まれていくのを感じます。
ドラえもんとは一風変わった作品なのでぜひ読んでみてください。少し不思議な世界は楽しいですよ。 -
Posted by ブクログ
直近で読んだ2006年版のコミックが本作のパラレル展開を描いた物語だったため、興味が湧き、読んだ。
ドラえもん映画第一作の原作となったシリーズ初の長編作品。1975年の少年サンデー増刊号に掲載された"のび太と恐竜"による疑似親子のような(影響元は『野生のエルザ』とのこと)心温まるエピソード(23ページ分)が基になっている。原作第10巻で27ページ分へ加筆された後、本作では155ページへと大幅加筆。白亜紀を舞台にのび太たちの大冒険を描く。
紛うことなき大傑作。
ドラえもん、初の大長編ということで、いつもの日常回以上に力が入っていることが明白な物語。
特に、「のび太がド -
Posted by ブクログ
確か、(記憶に残っている)初めて買ってもらった本が『ドラえもん』の1巻でした、小1の時の誕生日プレゼントだったかな。いろいろとスピンオフも出ていた覚えがありますが、私個人としては全巻を揃えるような所まではいかず、大長編系を何冊か持っている位でした。
ただ、息子が小学校に上がったくらいから月1ペースで大全集を1冊づつ揃えて行ったような、、最近は知りませんが、当時は真剣に繰り返し読んでいたなぁ、息子。
今現在は大学2年となり、学部は文理融合な感じですが、受験時の志向が理系であったのも、もしかしたらひみつ道具とかが影響してたりしたのかな、なんて風にも。
何はともあれ、子ども達にも読ませたい、な -
ネタバレ 無料版購入済み
ミノタウロスの皿1
表紙絵のタッチが、めちゃめちゃかわいい~♪と思ったら、さすがの大先生の作品でした~♪内容も、なるほど~♪おもしろい視点の作品で、惹き込まれました。
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購入済み
『藤子・F・不二雄大全集』を収納スペース上、減らし電子書籍に移行と地道に購入している。藤子・F・不二雄の世界を細かく解説していてすごく読み応えがありました。