藤子・F・不二雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
今巻も17世紀イギリスの捕鯨とコルセットの発明、クロマニヨン人と石器、南北戦争と奴隷の逃走劇、14世紀ペストの大流行に見舞われるヨーロッパ、果ては浦島太郎伝説、ノアの箱舟とバラエティ豊富。プロットは毎回同じでもはやマンネリ化しているのに、『ドラえもん』だってそうなのだが、話が物凄く面白いというわけでもないのについつい読んでしまう安定の起承転結が藤子・F・不二雄ワールド。藤子・F・不二雄は自分の作風について、S(少し)F(不思議)という言い方をしているのだが、見逃すことのできないのは、同じくDAI語風に言えばC(ちょっぴり)H(エッチ)を挟み込むところ。『ドラえもん』でいえば作者自らもツッコミを
-
Posted by ブクログ
「少年ワールド」から「コミックトム」へ連載誌が改題しリスタート。前巻最終エピソードでの唐突なヒロインの退場は、「少年ワールド」が休刊になったためで、この巻よりニューヒロインが主人公ぼんの後輩役で登場するが、後輩役ではあるが当時の少年マンガの定石である「女の子はしっかりもの」という路線は踏襲。最初の頃の任務で、以前訪れた時間と場所を再訪し、そこで前回のヒロインとぼんの任務の様子を目撃する(向こうは気づかない)場面が出てくるので、誰かがタイムトラベルしたとするとその事実は消されないで増殖していくというタイムトラベル観になっているということだ。してみると世界はあくまで一つで、歴史の改変はその一つの世
-
Posted by ブクログ
この作品がドラえもんの中で一番好き。なんたって辻村先生との出会いを導いてくれた一冊だから。ドラえもんたちが月という今まで深く関わってこなかった世界で友達を作り、と言ってもルカと出会ったのは地球だけどとにかくまだ見ぬ世界の扉を開けるまでの過程がすごく好き。秋という情緒ある世界観、季節感とも相まって、自分好みの神秘的な舞台設定、時期設定になってる。学校の生活も丁寧に描きつつ、だけどちゃんと辻村深月が辻村深月してるのがいい。繊細さ、ドラえもんたちの心の内がちゃんと描かれていて、彼らの解像度がとても高い。藤子先生の書くドラえもんたちとは違うかもしれないけれど、限りなく隅々にまで辻村先生が作品そのものを
-
-
Posted by ブクログ
不慮の死をとげてしまった人物を救出するタイム・パトロールの活躍を通じて、世界津々浦々の歴史上の有名なエピソードを紹介していくシリーズ2巻目。太平洋戦争沖縄戦の特攻隊、平安末期玉藻姫の金毛九尾の狐伝説、西部劇時代のアメリカ、古代ギリシャ、シンドバッド、アリババが出てくるアラビアンナイトとバラエティに富んだ話が並ぶが、月刊誌とはいえ(月刊誌だとしても凄いことだが)、一つ一つの話がみんな面白い。命を救うことで歴史が改変されてしまう人物は救出できないので、マラトンの戦いではアテナイ軍、ペルシャ軍双方6千人の死者を出す戦場の真っただ中で、両軍分け隔てなく歴史に影響を与えないかどうか一名一名確認しながら瀕
-
Posted by ブクログ
さまざまな時代と世界を舞台に、不慮の死をとげた人間を時間を遡って救出する(歴史に影響を及ぼさない人間に限られるが)T・P(タイム・パトロール)の活躍を描く一話完結もの。彼らの救出作戦を切り口に歴史的事件に巻き込まれた市井の人たちの目線からその事件をめぐるドラマを描いていく趣向で、バラエティに富んだ手堅いストーリー作りと、実際にその歴史の出来事を目撃した主人公たちにヒューマニティについていろいろ考えさせる内容になっていてさすがの藤子・F・不二雄クオリティ。映画ドラえもんは結構ここからベースのエピソードを持ってきているのかも。主人公のうちの一人リームという女の子のブタのコスプレがめっちゃかわいいの
-
購入済み
ドラえもんとはまた違ったF先生
ドラえもんの作品に所々出演してくるタイムパトロールが主役のお話。全体的に大人向けの内容となっていて少しグロテスクな部分もありますが流石F先生の作品、読んでいるうちにグイグイ引き込まれていくのを感じます。
ドラえもんとは一風変わった作品なのでぜひ読んでみてください。少し不思議な世界は楽しいですよ。 -
Posted by ブクログ
直近で読んだ2006年版のコミックが本作のパラレル展開を描いた物語だったため、興味が湧き、読んだ。
ドラえもん映画第一作の原作となったシリーズ初の長編作品。1975年の少年サンデー増刊号に掲載された"のび太と恐竜"による疑似親子のような(影響元は『野生のエルザ』とのこと)心温まるエピソード(23ページ分)が基になっている。原作第10巻で27ページ分へ加筆された後、本作では155ページへと大幅加筆。白亜紀を舞台にのび太たちの大冒険を描く。
紛うことなき大傑作。
ドラえもん、初の大長編ということで、いつもの日常回以上に力が入っていることが明白な物語。
特に、「のび太がド -
Posted by ブクログ
確か、(記憶に残っている)初めて買ってもらった本が『ドラえもん』の1巻でした、小1の時の誕生日プレゼントだったかな。いろいろとスピンオフも出ていた覚えがありますが、私個人としては全巻を揃えるような所まではいかず、大長編系を何冊か持っている位でした。
ただ、息子が小学校に上がったくらいから月1ペースで大全集を1冊づつ揃えて行ったような、、最近は知りませんが、当時は真剣に繰り返し読んでいたなぁ、息子。
今現在は大学2年となり、学部は文理融合な感じですが、受験時の志向が理系であったのも、もしかしたらひみつ道具とかが影響してたりしたのかな、なんて風にも。
何はともあれ、子ども達にも読ませたい、な -
ネタバレ 無料版購入済み
ミノタウロスの皿1
表紙絵のタッチが、めちゃめちゃかわいい~♪と思ったら、さすがの大先生の作品でした~♪内容も、なるほど~♪おもしろい視点の作品で、惹き込まれました。