藤子・F・不二雄のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
中学生の時に買ってもらった本。辻村深月さんがエッセイを書かれています。当時は辻村深月さんを全く知らなかったので、ふと読み返した今になって気づきました。好きな作家さんが、私が大好きな作品を好きなんだと思うと嬉しくなりました。
「幼い日の私の記憶は、『ドラえもん』の思い出と結びついている場所がとても多く、それらを掘り起こすたびに、家族に思われていたその気持ちの痕跡の方も、オマケのようにぴったり寄り添って現れてくる」(辻村深月さんエッセイ「私が私でいるだけで」より)
私が今でも『ドラえもん』を特別な作品として感じているのは、小さい頃の様々な思い出と『ドラえもん』がいつも一緒に思い出されたからなん -
購入済み
終わり
最後は割と実験的な、というか裏技的なオチの話でおしまい。
F先生御本人の短いエッセイでシリーズの締めくくり。
大人の鑑賞に堪えるどころか子供には難しいかもしれない
見事な短編集でした。もっと活躍して欲しかったなぁ。 -
購入済み
なんといっても
ヨドバ氏のシリーズが楽しい。ドラえもんの秘密道具として登場するカメラもある。
「倍速」、早く年をとったりするんだろうかと恐る恐る読んでたらまさかのオチに驚愕。 -
購入済み
籤
この巻ではとにかく「カンビュセスの籤」。
戦争の悲惨さ・虚しさ。どんなに科学が進歩しようとも追い詰められたときに
人間にできることは同じという皮肉が痛烈に描かれる。わずかな希望を残して。 -
購入済み
未来悲観的
といえばそうだが、深刻な社会問題を鋭く描いた作品群が目白押し。「定年退食」「間引き」「箱船はいっぱい」など。全部70年代の作品とは。
また、「ノスタル爺」もタイトルは駄洒落のようなのにその切なさたるや。 -
購入済み
すこしふしぎ
F先生の大人向け短編集。
単行本を比較検証するほどのマニアではないが、何種類かある単行本の中で収録作が多い。
オチの解釈が難しい話もあるが、表題作を含めて傑作も多い。 -