塩田武士のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
吉川英治文学新人賞受賞作
短編連作の5つの物語から構成されていますが、正直読みにくい。
内容がうまく入ってきませんでした(笑)
■黒い依頼
ひき逃げ事件をめぐる報道。誤報?
その裏には虚報が..
そこには、フェイクニュースを作り出すサイトの存在。
今では生成AI含めてフェイクがネットではあふれいますよね。やっぱりマスゴミなのかなぁ
■共犯者
過去の誤報。
それが一人の人生を狂わせる。誤報は怖いですよね。
■ゼロの影
報道されない盗撮事件。その裏側にあったものとは?
これは深い。
■Dの微笑
今度はテレビのやらせ。
同じ人物がインタビューに答えていることが描かれていますが、これ、実際にSNSでも映像見たことがあります。
そういうことあるんだろうな。
■歪んだ波紋
虚報を作り出しているグループの存在。
嵌められる記者。
なんで、そんなことするの?ってスッキリしない物語
ということで、読みにくくて、あんまり理解が進まない物語でレビューが書きにくいですが、メディアの闇を感じさせる物語でした。
映像、画像でさえフェイクが作れる時代ですが、こうも情報があふれていると、何を信じればよいのか分からなくなります。 -
Posted by ブクログ
私だって「存在の全てを」を読みたい
読んで待ちます、塩田さん、7作目
デビュー10周年作品っぽい
新たな手法で描き出す「リアリズム小説」とのこと
フリーライターの主人公が、元新聞記者の父親から一人の女性の行方を託される
その女性の行方を探す事は、彼女の人生をたどる事になった
彼女に関わったあらゆる人達へのインタビュー形式で 人となりを形成させていく
数多くのインタビューから彼女の祖母、母親への繋がる
そんな感じなので、母娘3代のその時の社会情勢なども織り込み、変わった形式の大河小説風
おそらくは、かなり大変な執筆だったのではと思われます
取材も多いし参考文献も多いし
あくまでリアリティを目指してます
で目指しすぎて 主人公達の心情の入る隙間が狭くなってしまったのではと
探し出した彼女は、時代に飲み込まれたか、
家族に翻弄されたか、あるいは流された自分が悪いのか、たぶん全部だね -
Posted by ブクログ
私だって「存在の全てを」を読みたい
読んで待ちます塩田さん、6作目
2013年の作品
初期の書下ろし
何だろうか、ストーリーは面白いと思うのです
市議会議長が、殺害される
まあまあ経験のある刑事と若手美人刑事がバディとなる
家族とかマル暴と巡りながら、ひとりの青年が容疑者としてあがり、追い詰めていく
この青年が高校生の時の父親の過ち、そこからの離散
〈主な登場人物〉の紹介ページがあり、22人の名前がある
多いなと思うし、読みながら人物を読み取るのが大変かも
序章が、面白くてこれは良作かもと思ったのですが、それが青年の殺人の動機付けに生かされてない感じ
いろんな人物の不幸な過去が多いので、青年の存在が薄いかな〜
自分で書けるわけでもないのにごめんなさい
早く今の作品を読めやってところですね -
Posted by ブクログ
私だって「存在のすべてを」を読みたい
読んで待ちます塩田さん、5作目
第40回吉川英治文学新人賞受賞
元新聞記者である作者が、報道媒体として終わりが近いとも思われる新聞での誤報と虚報による歪んだ情報の対応を描く連作短編集。
誤報により人生を狂わされる人というストーリーは、とても好みです。また、元新聞記者の社会派小説なの?と言われようとも、突き進んでいただきたいと思っているですよ。
どうもプロローグ的な部分が足りなくて、話の流れに乗りにくい。エピローグ的部分が多すぎてまとまりがなくなってしまう。きっと、今、ステップアップ直前の作品で存在のすべてをでガツンとくると期待する。
「黒い依頼」
ひき逃げ事件の誤報と虚報によって被害者側の妻を傷つけてしまう記者
「共犯者」
サラ金問題の誤報により失職流転の人生を歩む女性。その誤報を出した記者との歪んだ関係。そして誤報の情報提供した元記者がその後を追う
「ゼロの影」
報道されない事件の裏側。その真実を知るも保身のため沈黙する元記者でもある新聞記者の妻
「Dの微笑」
視聴率のため報道番組での捏造。気づいた記者が記事として深い部分をネットであげようとする
「歪んだ波紋」
虚報捏造を企てているグループの存在が明らかになる(のかな)古く巨大な情報機関をアンインストールしようとしているとか。
ジャーナリストさん達のこれからの方向性を問うているのでしょうか。
この各タイトルが松本清張作品を意識しているとのこと。おしゃれだけど、チャレンジャーだなと思いました。
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Posted by ブクログ
昭和から現代に至るまで その間に起きている社会問題 貧困 暴力 男女差別 格差 アルコール依存 ゲーム依存 など数多の問題を母娘三代の人生を通して描いている。
正直少し盛り沢山すぎる感じもした。
ライターである大路の取材による各人の証言で珠緒という人間が外側から形作られていくのが面白かった。
どれだけ努力をしても どれだけ能力があっても自分を縛っているものからは 結局逃れられない そんな珠緒の切羽詰まった感じが伝わってきた。
最後に大路が珠緒に会え 母娘三代に 引き継がれてきた おそらく捨てられなかったであろうモノを受け取ることができて 良かった。