井上のきあのレビュー一覧

  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    シリーズ第三弾。

    前巻では、鹿乃の友人・奈緒関連の話がありましたが、今回は梨々子に絡む話が収録(「金魚が空を飛ぶ頃に」)。
    こうゆう群像劇っぽいのは(メインの視点がとぶという見方もあるかもしれませんが)、私は嫌いじゃないですね。登場人物一人一人に物語があり、それを知ることで魅力が増すってもんです。
    そして、何だか危険人物っぽくなってきている春野君。鹿乃、狙われていますよ!今後の彼の動きに注目です。
    第四話「真夜中のカンパニュラ」は背景が哀しく残酷で、読んでて重くなりましたが、良鷹&真帆のコンビは好きなのでこの二人メインの話はこれからもお願いしたいところです。

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    2020年05月07日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    シリーズ第二弾。

    鹿乃と慧だけでなく、各話に登場する男女キャラのやり取りが、表題の“レモンパイ”の如し甘酸っぱさで、ついニヤニヤしてしまいます。
    アンティーク着物にまつわる謎は(第四話は着物ではなく、オルゴールを巡る話ですが)、今回もどれも切なく、そして人を想う心の美しさが伝わってきます。
    鹿乃の着物コーディネートが素敵なのも、この作品の魅力なのですが、第四話で鹿乃が真帆さんに、ちゃっちゃと着付けしていく姿はプロですか!という感じ(良鷹兄さんの見立てもさすがです)。料理も上手だし、若いのに大したもんです。
    因みに、前作で消えてしまったと思っていた猫の“白露”がまた登場してくれているのが、何気

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    2020年05月04日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    vol 2
    
    下鴨アンティーク ~アリスと紫式部~
    白川 紺子さん
    
    "下鴨"という聞き慣れた地名が目に止まって読んでみた。セリフが京都弁でうちに馴染みやすくて物語がすんなり入ってきた。主人公が同い年なのもまた読みやすい。着物の知識や古典文学、文化史どれも自分の興味にピッタリで難しくても楽しんで読める作品。でてくる謎も不思議やけどそこに詰まっている恨み、嫉妬、感謝、心配、憧れ、愛、いろんな感情が読みとれて面白い。まだ何冊か続いてるみたいやから読んでみる。
    

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    2020年01月31日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    鹿乃と彗の気持ちが片方が近づいたと思ったら、もう一方が離れていって…
    とずっとヤキモキさせられた。

    和泉式部は情熱的な歌を読んでいたんだと発見した。

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    2019年09月24日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    亡くなった祖母が保管していた着物は曰く付きで、柄が知らぬ間に変わったり、すすり泣きが聞こえてきたりする。
    孫の鹿乃と兄たちが、着物に込められた気持ちを読み解き、その気持ちを晴らしていく。
    謎解きには、俳句や源氏物語などの古典も関連していて、勉強になった。

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    2019年09月16日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    おもしろかったけどアンティークミステリときいていたのでミステリじゃなくてファンタジーだったから少々ショックでした。出町ふたばうまいよね。

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    2019年04月14日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    不思議な着物シリーズ最終巻。
    今作は、前作までと違い鹿乃が主人公の話だけではなく、良鷹や幸、春野など色々な人が主人公の短編集。
    霊的な不思議な体験をして、鹿乃と同じように謎を解いて解決していく。
    主人公はそれぞれでも、一冊を通して良鷹がだんだん幸の父親らしくなってきているのがわかる。
    これで終わりなのは残念。
    もっと続いて欲しかった。

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    2019年03月21日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    ネタバレ

    着物に遺された、あなたへの想い。

    直接は言えなくても、遺された想いがある。祖母から受け継いだいわくつきの着物も残りわずか。鹿乃の成長も見える巻。慧は父親のことや鹿乃への想いが一段落して、すごく余裕がある感じになった。何気に兄の良鷹がフィーチャーされている巻でもある。

    「雛の鈴」着物に託した母の想い。わかっていても言えなかったこと。知っていたけれど、知らないふりをした愛情。着物の謎を解くということは、誰かの個人的な領域に踏み込むことでもあり、今回のように拒絶する人もいる。うまく落ち着いてよかった。鹿乃の一生懸命さが人を動かした、というところ。

    「散りて咲くもの」最後の一枚は、野々宮家の人が

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    2018年12月17日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    着物の謎と美しい洋館、そこに暮らす美しい兄妹、そして
    居候の兄の友人、美男美女が織り成す恋と着物と京都下鴨
    ただだだ雅!

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    2018年12月13日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    シリーズ7弾。
    今作は、蔵の中にある不思議な着物の謎を全て解き明かす最終回です。
    最後の着物は、鹿乃の身内で先祖である人のもの。
    野々宮家に関わる着物で、それぞれ未来に受け継ぐものが明かされます。
    最終回にふさわしい終わり方で、よかったと思います。

    本編は終わり、番外編が載っています。
    番外編は鹿乃より、良鷹の方の話がメインです。
    あとがきの後にも、短編が載っているので、読み忘れに注意。

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    2018年10月21日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    やっと話が進展して彗と鹿乃がむすばれました!
    ちょっと彗は情け無い気もするけど、それだけ
    鹿乃をすきなですね。

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    2018年10月17日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    冒頭から春の花が香るみたいに華やかな描写で、うっとりしながら早々に引き込まれた。でも段々減速してしまったのは、多分、わたしの問題かなあと思う…。もっと受け取れる万全の状態で読みたかった…。一巻同様アンティーク着物の描写がとても素敵。献立が楽しかったし、レモンパイも美味しそう!鹿乃が柔らかくてまあるい方言と雰囲気ですごく可愛い。もっと出番が多くても良かった。ずっと見ていたかった。

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    2018年10月17日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    鹿乃の告白後の二人に本当は相愛なのがわかり切っている分やきもきする一方で、それぞれの気持ちを思うと途端に切なくもなる。すれ違いがもどかしくて、着地にはご馳走様と笑いたくなった。外野が春野まで含め温かい。良鷹と祟る鳥はちょっと不気味で新鮮。着物と食いしん坊さが安定の華やぎ。よく太らないなあと毎度過る。

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    2018年10月13日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    クラスメイトに疎まれても囚われないたっぷりした水分に満たされカサつかない鹿乃に惹かれる。鹿乃や慧の両親の話も交えつつ具体的な物語よりおっとりさや料理や柔らかい雰囲気ばかり楽しんでしまう。いつまでも子供でいられないような恋の動きにざわざわした。鹿乃の曾祖父母の話の昔の空気と微笑ましい恋模様が良かった。

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    2018年10月10日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    アンティーク着物や帯留めが華やかで、お料理やお菓子が鮮やかで、関西弁が柔らか。安心して楽しめるすきなシリーズ。今回も堪能した。鹿乃と兄の良鷹と居候の慧の三人暮らしや、動揺して再びお菓子の家を作る慧やパラパラ漫画の鹿乃と慧のやり取り等が微笑ましくて可愛らしい。涼しげで瑞々しい夏の情景が心地好かった。

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    2018年10月09日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    ネタバレ

    下鴨アンティーク、最終巻。

    ラスト一枚となった野々宮家の蔵の不思議な着物。
    持ち主は野々宮家の女性。
    彼女は神隠しにあったと話した祖母の意図を理解するうちに、巫女の家系として連面と続いていた野々宮家の不思議な力を知り、継承して次へ繋げようと決意する。

    そんな合間合間に繰り広げられる慧との初々しいやりとりとか、良鷹の地味~な邪魔(笑)
    今までは重い事情も多かったけど、ラストはスッキリ終わった感じがする。

    ラストはそんな鹿乃が一人立ち?して初めての出来事。
    良鷹の中学の同級生から届いた突然の荷物。
    不思議な藤色の着物から始まる。

    結果、依頼主の子供を引き取ることになった良鷹。家族が亡くなっ

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    2018年09月24日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    下鴨アンティークシリーズ第7弾。本編はこれが最終巻。
    主人公鹿乃と慧の話よりも鹿乃の兄の良鷹の再生の話が中心な様な。もう少し鹿乃と慧のその後を見たかったな。

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    2018年09月19日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    鹿野の話より義鷹の話の謎の方が物悲しか印象深く
    面白かった。
    義鷹はクズだけどロマンチストでギャップがあって
    好き!

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    2018年08月11日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    ついに最終巻、彗との関係も落ち着き最後の着物の謎を解く。この回が一番ミステリーかも。
    ちょっと最後は鹿乃と彗のイチャイチャはかなり薄いので
    少し不満だが、良隆のクールながらも暖かな人柄が
    感じられる巻だった。この洋館はとにかく美男美女が
    美しく暮らす雅なおやしきなのである。

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    2018年07月31日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    六編のグリム童話を下敷きにした物語。
    トップバッターは、谷瑞恵の『ルンペルシュティルツヒェン』。
    海外ドラマ、「Once Upon a Time」で知った、ルンペルシュティルツキン。
    シーズンを重ねて、私はだいぶ馴染みになったが、日本ではそこまでメジャーな主人公ではないかも。
    しかしあえて彼を選ぶことで、新鮮さがあってよかった。
    彼が紡ぐと言う、金の糸の先に美しい未来が見え、読後がよかった。

    『二十年』は『カエルの王様』がモチーフ。
    これは、ホラーだ......。
    特に、容姿に自信のある女性にとっては。
    いや、一人で生きていくと言う覚悟があれば、あるいは、それを楽しめれば、美の呪いなど恐るる

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    2018年06月16日