井上のきあのレビュー一覧

  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    ネタバレ

    下鴨アンティーク番外編。
    野々宮一家に関わる人々視点の話。
    表紙の虎かわいいと思ったら、番犬か(笑)
    鹿乃と慧の話が少ない分、甘さ控えめだけど、切ないロマンス力はむしろ高い!

    鶯の落し文…野々宮家の養子になった津守幸の初の解決事件簿。パパ(?)となった良鷹がかいがいしい(笑)
    野々宮家に引き取られてから幸は下鴨神社の鎮守の森、糺(ただす)の森がお気に入り。どんなにいい人でも、まだ慣れない人と一緒に暮らすのには時間が必要。人には見えないものが見える幸は、森で過ごすことが多いが、そこで亡くなった婚約者からの手紙を探す老人と出会う。
    一方良鷹は真帆の父、弥生よりいわくつきの品の解決を頼まれる(押し

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    2019年05月19日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    慧の進もうとしている方向は本当に正しいのか、春野の危うさなどもさらに浮き彫りになった感じがする。良鷹の若い頃のエピソードは、ビターな内容ながらホンワカした。

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    2019年03月05日
  • 下鴨アンティーク 暁の恋

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    ネタバレ

    すれ違う鹿乃と慧。アドバイスになるような不思議な着物に助けられて、ようやく思いが通じ合いましたね。お互いを思いすぎて言えなくなったり、離れようとしたり。でも、きちんとまとまって本当に良かった。最後のはお兄ちゃんで一編。身近な人に大切にされて、真っ直ぐ強く育った鹿乃はそれは人に好かれるでしょうね。まさか終わり?と思いましたが、帯にもどこにも書いてないのでまだ続くのかな? 是非まだ終わらないで欲しい。

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    2019年03月05日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    可愛らしいシリーズが完結。冒頭、着物も残り2枚、から始まって驚いた。もっと大量にあるのかと思ってたので。これからは鹿乃が跡継ぎとして着物も増えたりするのかもしれませんね。小さい娘さんが増えたことも驚き。

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    2019年02月28日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    シリーズ4作目
    3から間が空いてしまったが、読んで心地よいし、着物のお話は素敵だし、登場人物も少しずつ変化成長してるし、また読みたいと思わせる

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    2019年02月05日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    シリーズ第2弾。
    「ペルセフォネと秘密の花園」「杜若少年の逃亡」
    「亡き乙女のためのパヴァーヌ」「回転木馬とレモンパイ」
    の四編を収録。
    今回も色んな秘密がたくさん埋もれていて楽しいやら
    切ないやらで大満足です。
    言葉遊びのようなことから、知らなかった小ネタが
    ちょこちょこ出て来て別の意味でも楽しかったです。
    続きを読むぞぉ~

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    2018年12月09日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    妹からの譲受本。
    これはまわってくるのを楽しみにしてるもの。
    これがラスト

    本編は、1冊前で終わって、周辺の人の話の番外編&幸ちゃんの話など

    ああ、これで終わってしまうのかぁ

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    2018年11月04日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    妹からの譲受本。
    これはまわってくるのを楽しみにしてるもの。
    ラスト2冊とのこと。
    でも序盤で、不思議な着物が残2って!?

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    2018年11月04日
  • 下鴨アンティーク 白鳥と紫式部

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    本編最終巻。これまでそんな風に感じた事はなかったのに、鹿乃の善良さの圧が…。しっかり者なのに幼い雰囲気な事も、これは以前から感じていたけれど、嫌いな訳じゃないのに気になり、両方共次第に慣れた。十歳児を囲む遺産相続に胸が苦しくなる。主要人物達はあんなに善良なのに。。温かい日々が始まりそうでほっとした。

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    2018年10月14日
  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    簡単に一歩を踏み出した鹿乃のほのかで芯の強い好意が良い。相愛に気付かず頑なに気持ちを持て余す慧は切なくももどかしい。春野を苦手としながらも拒絶し切らない鹿乃には寄り添えず、でも春野の一方的さは彼目線を読んだら各自の好意として理解出来そうな気もした。高二良鷹と幼稚園児鹿乃の話が愛らしすぎて胸が苦しい。

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    2018年10月10日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    シリーズ8

    1話
    幸の話
    2話
    春野の話
    3話
    千恵子お嬢様の紫陽花のブローチ
    4話
    芙二子さんのお母さんのお母さんお父さんの話

    鈴、季秋 奇妙な話だがキュンキュン要素満載だ
    5話
    冬至の夜の慧ちゃんのちょっとした虎の話
    6話
    狐の嫁入り
    幸 良鷹 弥生の話

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    2018年09月27日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    鹿乃の両親、父方の曾祖父母の話も出て来て時代を行ったり来たり。慧くんの父親の話など、物語が一気に動き出した印象。今回も着物や季節、色の描写が秀逸で京都の魅力を感じることができます。

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    2018年09月14日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    下鴨アンティークシリーズ第4弾。
    今回は主人公鹿乃とその兄良鷹の両親や曽祖父母の話や、その2人の同居人 慧の親の話。
    鹿乃と慧の距離もだんだん近づいて来てるが、ここに来て春野の存在感が大きくなり面白くなって来た。この先春野がどう関わってくるのかが楽しみです!

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    2018年09月05日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    シリーズ第3弾。全4話。可愛くて微笑ましい話から悲しく切ない話までそれぞれがちがうテイストの話。どれも面白かったです。
    特に1巻から登場はしていた大学生の春野君がここへ来て存在感を見せ始めた…と言うか、主人公の鹿乃にちょっかいを出し始めたのが気になる。

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    2018年08月28日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    下鴨アンティークシリーズの第2弾。全4話。
    全体的には主人公鹿乃の性格と京都弁もありほっこりした優しい雰囲気。話はそれぞれテイストが違って可愛らしいものもあれば、悲しい話もありました。悲惨な描写があろものも。
    鹿乃と慧ちゃんの恋の行方も気になるのですが、鹿乃の兄の良鷹と骨董屋の娘の女子大生真帆の今後がとても気になった。

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    2018年08月22日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    本編終了後の番外編な今回でしたが、面白かったです。
    最終巻で突然現れた幸ですが、彼女の持つ不思議なところをもっと知りたいとなりました。良鷹や鹿乃との関係もとても良いです。
    今回はお化け系だけど優しいお話が多かったのも良かったです。昔の野々宮家のお話も、ひりっとしたところもありましたが良いお話でした。
    遂にこのシリーズも終わりかぁと思いました。
    皆幸せになったらいいな、と思う素敵なシリーズでした。

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    2018年07月26日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

    購入済み

    とても好み

    お馴染みのキャラクターを縦糸に不思議な物語が紡ぎ出されています。中国の伝奇物語や日本の民俗学を織り込んだ美しく不思議なストーリー。 
    ライトノベルなのにユーモアや人情ドラマ的な部分は排除し、上流で上質な美しいあやかしの世界です。百鬼夜行抄を思い出しました。

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    2018年07月23日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    装丁も好き、話の内容というか流れも好き、男性キャラがすごく好き、着物の話も興味深い。
    のに、生理的に主人公と女性キャラが受け付けられないという私的に悲しいこのシリーズ。
    それでも読んでしまうのは、やっぱり由鷹がすごくすごくすごく好きだから、かもしれません。

    1巻でふらりと現れた春野くん、登場時から、このこ癖があるなー絶対一筋縄ではいかない性格してるんだろうなー、どこかでひょいっと現れて天使の笑顔で引っ掻き回していくぞ、と思っていたら、その通りの展開になったので、春野ファンとしては狂喜乱舞しました。
    顔は見てないけれど、爪がきれいなのは見てた、とかそういうちょっとしたエピソードが好きです。

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    2018年06月30日
  • 下鴨アンティーク アリスの宝箱

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    ネタバレ

    これが本当の下鴨アンティーク最終巻の短編集。
    大好きなシリーズだっただけに勿体なくて読めずにしばらく寝かしてました。
    春野の話、鹿乃たちの高祖母の話もありますが、全体的に良鷹と幸の話だったように思いました。というか、今まで良鷹のそばに寄り添ってきた鹿乃の代わりに幸ちゃんがいて、鹿乃が頑張って工夫して解いてきた野々宮の謎解きの代わりに、幸は天性の能力(それは幸せとは言えないとはいえ)をもって良鷹の骨董の謎を解いていくのが、対比としては面白いのですが、前巻で野々宮家の役割を継ぐと決意した鹿乃にまるで相対するようで、少し寂しい気持ちになりました。鹿乃はお嫁に行く、そういう布石かなぁと思ってしまったり

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    2018年05月29日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    いつもだったら手に取らないタイプの本ではあったのですが、アンティーク着物の単語に惹かれ。

    短編がいくつか収録されている形なのが好きでした。
    文章もきれいだし、ミステリも、短編なのにしっかりと練りこまれていて、出てくるゲストキャラたちもそれぞれに人間らしくて、決して毎回大円団にならないのも好きです。

    もともと雑誌コバルトで掲載されていたものだからなのか、すごく分かりやすい形で、主人公と准教授がくっつくんだろうなあという雰囲気が最初からぷんぷんしていて、それだけが苦手でした。
    テンプレートのように色々と魅力的なものをぶら下げた准教授と、これまた少女漫画の主人公が行くべき王道を邁進する主人公…。

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    2018年05月29日