井上のきあのレビュー一覧

  • 下鴨アンティーク 雪花の約束

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    今回も面白かったです。鹿乃が慧ちゃんへの想いを伝えたことで、これからお話がぐっと進むのかな。ときめきました。慧ちゃんどうするんだろう。お話は、表題作と「子犬と魔女のワルツ」が好きでした。良鷹、素敵なお兄ちゃんだな。シリーズ次巻が待ち遠しいです。

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    2017年01月21日
  • 下鴨アンティーク 神無月のマイ・フェア・レディ

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    登場人物たちの親のお話、鹿乃と良鷹の両親と、慧ちゃんの父親のエピソードの違いになんだか切なくなります。鹿乃と慧ちゃんの仲も、進展したような遠ざかったような…。春野くんは不穏です。ふわふわした空気のなかに、しっかりしたものも感じるシリーズです。

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    2017年01月19日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    語られるエピソードのひとつひとつは結構ヘビーなことに気が付きましたが、登場人物たちのおかげで、あまりチクチクしない気がします。今回は、おふじさんにほっこりし、「山滴る」の思いにうるっときました。最近、涙腺が弱いです。

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    2017年01月12日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    ・谷瑞恵「なくしたものの名前」
    ・白川紺子「白雪姫戦争」
    ・響野夏菜「二十年」
    ・松田志乃ぶ「のばらノスタルジア」
    ・希多美咲「お菓子の家と廃屋の魔女」
    ・一原みう「A Cinderella Story」
    6話収録。

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    2016年12月27日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    1作目よりも面白かった。鹿乃や慧、良鷹たちの登場人物が魅力的。
    着物がたくさんでてくるところも自分好み。
    日常のゆったりした暖かい雰囲気の中に、それぞれ抱えている哀しさや苦しさみたいなものもあって、明るいだけじゃなく、何かに耐えながらも支え合って前を向いて生きている感じがよかった。素敵だなーって思える作品。
    ただ、謎解きの展開が今ひとつ物足りないかな。

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    2016年11月05日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    【収録作品】「なくしものの名前-ルンペルシュティルツヒェン-」 谷 瑞恵/「白雪姫戦争-白雪姫-」 白川 紺子/「二十年-かえるの王様-」 響野 夏菜/「のばらノスタルジア-眠り姫-」 松田 志乃ぶ/「お菓子の家と廃屋の魔女-ヘンゼルとグレーテル-」 希多 美咲/「A Cinderella Story -シンデレラ-」 一原 みう

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    2016年08月18日
  • 下鴨アンティーク 祖母の恋文

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    魔法のような不思議なことが起こる着物がたくさんしまわれている蔵。
    その管理を亡くなった祖母から任された高校生の鹿乃のシリーズ第三弾。

    祖母が祖父に書いた恋文にからんだ着物の話や、兄の良鷹が毎年夏を別荘で過ごす理由、バラを育てている春野の本心など、伏線が明らかになる話が出てくる。

    孫とおじいちゃんの話が最初なのだが、孫とおじいちゃんの組み合わせだけで泣ける。
    そういうのが弱い人は電車や公共の場で読まない方がいいです。
    私は号泣して大変でした。

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    2016年08月06日
  • 下鴨アンティーク 回転木馬とレモンパイ

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    シリーズ第2弾。
    亡き祖母からアンティークの着物を譲り受け、その管理を任された高校生の鹿乃。
    譲り受けた着物は全て曰く付きの不思議な着物で、普通に怪奇現象が起こる。
    その怪奇現象をなんとも思わず、普通に謎を解いて解決しようとする短編連作は、若い子向けのライトノベル。

    一巻と違い、和歌だけでなく、音楽や本の内容も絡んでの現象が起こる。
    鹿乃だけでなく、兄のよしたかが解決する話もある。

    人間関係の話は、一つのストーリーを進めるために、似た関係の2人を作ろうとしているように見え、ちょっと子供向けすぎて大人にはおかしい部分もあるが、まあ、その辺はティーンズ向けだか仕方ないと思う。

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    2016年07月11日
  • 新釈 グリム童話 ―めでたし、めでたし?―

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    ネタバレ

    谷瑞恵さん目当てで購入。
    とても優しくて爽やかな話でした。妖精の名前をあてる童話をもとにしてます。
    蛙の王子様を元にした話にはぞっとしました。
    これ、すごいです。タイトル!
    白雪姫の話は嫉妬とか美とかあるんですけど、いい終わりでした。
    シンデレラは「日本・現代」に囚われてなくて良かったです。雰囲気変わりました。
    いばら姫はきゅんとしました。
    お菓子の家は個人的にイマイチかな?

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    2016年04月24日
  • 下鴨アンティーク アリスと紫式部

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    アンティークのお着物に残された、過去の持ち主の心残りを着物の柄などを手がかりにして解決してゆくファンタジー。最近の紹介文はすぐミステリという言葉を使いたがるが、ミステリと言うには謎解き要素の薄いものが多い。

    これもその一つで、確かに着物の由縁や見立てを駆使して人の心を解くのだけれど、ミステリとはちょっと違う。和風の心理ファンタジーと名付けたほうが良い。

    旧華族の野々宮家の令嬢鹿乃は、古美術商の兄と大学の准教授の青年とともに暮らす高校生。レトロな洋館に住み、祖母の遺したアンティーク着物を纏いながら、穏やかな日常を送っている。ところがここにある着物、どれも普通の着物ではなく「声」を発したり柄が

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    2020年07月21日
  • Illustratorジャパンメソッド

    ネタバレ 購入済み

    返品したい

    表紙と目次の中にある綺麗な柄に惹かれて買って愕然としました。他の本では当たり前すぎて端折られるような、丸とか星を描くだけの操作に、少し手ほどきしたものが延々と続きます。ダウンロードデータ無し。最後に参考になりそうな総まとめが出てきたと思ったら、すぐに最終ページ。少し可愛い柄は他のネタ本やネットに出ているものだったので残念としか言いようがない。表紙のかわいい金魚のような柄が有ればこんなに怒りもわかなかったのに。どうりで中身が見れないはずです。沢山参考書を買ってきたけど、一番がっかりした本です。
    ただ、本当にIllustrator初めてで和の柄が好きな人には向いているのかもしれません。

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    2016年09月28日