近藤ようこのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
昔話
日本昔話のような短編集です。
「君よ知るや南の国」だけは江戸時代だけど他は中世が舞台です。
「宝の嫁」美しいけど泥団子を吐く娘はキツイなぁw
「花守り」が切なかった。 -
購入済み
一夜の怪異譚
田中貢太郎の小説を漫画にするのは大変だったろうなと思いますが、とても見事でした。素晴らしかったです。
まさにエログロナンセンス!作画からはあの時代特有の空気感と言いますか、闇がまだ今よりも身近にあった時代の不安定なものを強く感じます。妖しくて艶っぽい一夜の怪異譚です。
物語はナンセンスなので、多分ビックリするであろう衝撃的な結末にはっきりとした説明はありません。なのでモヤモヤ感が嫌or消化不良な話は苦手という方には向かないかな。
私は楽しみました! -
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古典の教養をお手軽にと思い、このマンガをよんでました。
が、誰にも感情移入できねー
特に小栗判官が全くヒーローらしく振る舞うシーンが無いのが素晴らしい。
生まれと育ちと神仏の小知恵と体力とだけで暴力を振るってるようにしか見えない有様。
すべてが私利私憤のみ。
西洋やインド由来の物語は、約束が最も大事なものとして扱われるけど、
すべてが情動のみで人治的に決まってゆくのが、見てて苦痛。
実に実にくだらない小者。
むしろこういう子供には説教をするのがオトナの仕事ではないかと思う位。
今の日本人には、合わない。
と思いましたが、よく考えると、これこそが日本らしさで、この小栗判官の理不尽さこそが、日 -
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折口信夫の「死者の書」は何度も読み返している。思い入れのある作品。
漫画になっていることは知っていたけれど、本屋の棚で見つけ購入。
近藤版の死者の書は、郎女の物語。僕は最初、原作を読んだ時から、亡霊の声に心が囚われていたので、虚を突かれた。
郎女が幻視する阿弥陀は、「死者の書」の初稿版に依っていると思う。キリストに似ている印象。漫画として近藤さんの解釈のシーンも加えられて、判り易くなっている。
亡霊の訪れを郎女は、どう捉えていたんだろうか。漫画からの印象は原作を読んだ時と違ったので、暫し考える。
語部の媼が郎女に語る「滋賀津彦は隼別でもおざりました。天若日子でもおざりました」。なぜ、終盤 -
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津原泰水の原作、もうあまり細かく覚えてはいないのだけど、並行世界の移行の装置としての「くだん」というSF的なアイデアの新鮮さが強く印象に残った記憶がある。
今回、近藤ようこの漫画を読んでみると、たしかに同じ物語なのに、まったく異なった色彩で見えてきて、まさに「くだん」によって違う世界に運ばれたみたいだ。幻のように消えていくような世界(それが私たちの生きている歴史)の中で、いわゆる「畸形」として放逐された5人が創りあげる「家族」の力強さが、くっきりと焦点を結んでくる。あちらの世界に行ったふたりが、この失われた世界を想っているラストシーンは、自分の足元が不確かになるような不思議さ。おもしろい。 -
購入済み
五色の舟
発売当初から、ずっと、読みたくて読みたくて、でも、手に入らなくて、電子図書でやっと
購入できました。もう、何回読み返したか、わかりません。これからも、わかりません。