近藤ようこのレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
久々一気読み
古文や歴史で習ういろんな人物の姿が
こうやって物語となり漫画となって浮かび上がるのは
しみじみと感じ入るなにかがあり。
美しい絵からじんわりと、
運命に翻弄される貴人たちの悲しみや無念なんかも、1000年以上の時を超えて思いやられて。
姫が神代から続く魂の悲恋の連鎖を
仏への帰依によって昇華し
その思いとともに天上へ昇ったのかなぁとか、、、
うーん、解釈はいろいろあるんだろうけど
なにせ、この物語は
とにかく美しい
浮世離れした、かむさびた姫の
純粋でひたむきな
恋心なのか、慕う気持ちなのか。
とにかくただ面影人を求め
その寒そうな肩に何かお掛けして差 -
Posted by ブクログ
近藤ようこの時代漫画作品集。
美(いつく)しの首
雨は降るとも
安壽と厨子王
玉鬘
の4編を収める。
前半の2つはオリジナル・ストーリーだろう。後半2つは、説経節の山椒大夫、源氏物語をベースとした物語である。ベースとするとは言っても、原作とは著しく異なる。そういう意味ではすべてオリジナル・ストーリーと言ってもよい。
<美しの首>
時は元和元年。大坂城で働く下女であったお小夜は落城の折、あるものに魅せられ、必死に城から持ち出す。それは敵方の美しい若武者の首。乱世の只中、恋を知らずに死ぬかもしれないお小夜。せめて美しい首を手元に置きたいと思ったのだ。ところがその首は何日たっても朽ちること