【感想・ネタバレ】兄帰るのレビュー

あらすじ

彼は帰ってきた。遺骨となって…。

失踪した男は何を想い、何を背負っていたのか…。
婚約者と家族たちは、数少ない遺品を頼り、失踪時の足跡をたどっていく。
そして、たどり着いた真実とは────。

「あなたにとって私は…、一番の女でしたか?」

女として男として、家族として…、人の心の機微を丁寧に描き抜いた名作が、新装復刊!

【目次】
1、三年の空白
2、追跡
3、裏切り
4、ダブルキャスト
5、忘れる…
6、蝶の影(前編)
7、蝶の影(後編)
8、路地の家
9、許す日

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Posted by ブクログ

近藤ようこの「正しい答えを出してくれる賢人がいない世界。つかみどころのない明るいグルーゾーン」の作品

1
2021年03月02日

Posted by ブクログ

ネタバレ

思っていた内容と全く違う話しでした。

失踪していた兄が遺骨となって帰ってきたお話。
婚約者を捨てて突然失踪はないわぁ。
残された人のことを思うと許せない。

可哀想、可哀想って他人に言われたら
頑張ってる自分がら否定されている感覚ってのは分かるなぁ。

結局、なぜ失踪を選んだのかがよく分からないで終わってしまった。

0
2021年01月21日

Posted by ブクログ

失踪したしばらく後、事故で亡くなった婚約者の足どりを追う。死んでしまった人の気持ちはわからないけれど、残された痕跡から材料を探し、許すという気持ちを導き出すことで、生きている人は救われる。

0
2021年01月20日

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