山口真由のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
TVで山口さんの幼少期からのドキュメント?を観て面白そうな人だと気になってはいました。この本は「7回読み」勉強法が一冊丸々と説明されていると思いましたが、だいたいは山口さんの幼少期からこれまでの勉強の事が書かれています。なのでちょっと期待と違ったという感想もあるのかもしれませんが、私にとっては彼女に興味があったので、勉強法と合わせて、これまでの彼女の勉強の仕方などの経験のお話部分も楽しんで読めました。現在、私は沢山の本を読んでインプットしたいと思っているところなので、あまりこどもの時から勉強に自信が持てなかった自分にとっては「7回読む」というのは参考になります。どんなに賢い人でも、最初から一発
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Posted by ブクログ
スポーツ、たとえば私の場合は水泳やスケート。ただ頑張っていてもある程度行くと壁にぶち当たる。そんな時、自分は素質が無いなんて思ってしまう、そんな経験、何度も身に覚えがある。
だけれども、たとえば選手レベルとそうでない人の身体の使い方ひとつ、見比べてみると案外自分にも通ずる部分が見えてくるものがあるもので。その途端、信じられないくらいに変われることがある。
この本読んで感じたこと、それは勉強も同じだという事。うまい人を真似て効率よく自分の努力を成果につなげよう。
頭で考えてたって、所詮そこまでの経験でしか考えられやしない。だから結果は同じ。
まずは体験してみてどうか、ではないだろうか。
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Posted by ブクログ
アメリカのリベラルとコンサバ(保守)についての本。
最初の方でリベラルが生み出したポリティカルコレクトネスが暴走し、不寛容と排除を生んでいることを指摘。
悪意がなくても、プライベートで言ったことでも人種差別的なことを言うだけで、容赦なく断罪する。
その苛烈さはリベラルという名の宗教と呼べるほどだ。
対するコンサバはキリスト教的な観点が強いため、やはり宗教的である。
アメリカはリベラルとコンサバの対立でやってきた。
その思想は個々人の深いところに根付いており、政治はもちろん司法にも影響しているというのは異常にも思える。
ざっくり言うと、大きな政府と小さな政府だ。
しかし日本では小さな政府が志向さ -
Posted by ブクログ
普通の仕事論の本なのだけれども、妙に共感できる点が多々あった。自分と距離をおくやり方や人から見た自分についてのところはものすごく理論的で建設的な仕事うつ防止にも役立つカウンセリング的な要素も入っていると感じた。あといいなと思った言葉は、「相手が見ているのは全体的な雰囲気。」確かに。そう思うと、相手の言動に一喜一憂するのではなく、自分が与えたい印象を自分が作ればいい。自分が自分の態度に責任を持つ。という前向きな気持ちになれる。自分の能力の本質を知るための長所の細分化というアプローチは新しい視点。これは改めて自分と向き合うときにぜひ活用したい。なぜそれが長所なのかを掘り下げて行くという作業。面白そ
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Posted by ブクログ
良書である。
最終的な著者の問いかけは素晴らしく、その点については、名著と言っても良い。
まず、フェミニズムの積み重ねを、コンパクトに概観することができる。
多くの人に読まれるべきだ。
フェミニズム探求の蓄積を知ることで、フェミニストに対し、なめた態度をとることはなくなるだろう。
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私がもっとも共鳴したのは、フェミニズムの中でも傍流であるという、「カルチュアル・フェミニズム」だ。
「男は競争ばかり、女は共感性が高い」という、ステレオタイプを受け入れた上で、男が作ってきた、この競争社会の価値観を全否定し、他者へのケアが最大の価値だと考えるフェミニズム。
いわゆる"女性的・ -
Posted by ブクログ
マジョリティーもマイノリティーもいとも簡単に逆転する。これがふつう、と思っていても時代が変わる。結局自分が思うように生きるしかないんだと思う。
私は山口真由さんのことを尊敬の気持ちを込めてまゆゆと呼んでいます。そこまで言っていいん会はよく拝見しております。私はまゆゆのこと、結構好きなんだよなァ。生きづらそ〜な感じが出ててるところが好きなんです。本書を読んでいてもいや〜まゆゆ、やっぱりするどいよ〜と思いましたわ。でもこういうところ気づいちゃうの、生きづらくなっちゃうよなァって思いました。
「ふつう」に所属してるとラクなんだよね。誰にも攻撃されないし、ツッコまれない。私も「ふつう」に所属できていな