あらすじ
「言いたいことが伝わらない……」「知っているのにうまく言えない……」そんな悩みを解決する「新しい伝え方の教科書」! 著者は東京大学在学中に司法試験・国家公務員一種試験に合格。在学中4年間を通じて「オール優」で、総長賞も受けた人物。しかし、そんな著者も社会人になった頃は、インプットした知識を実務に活かせない「アウトプット下手」で、とても苦労したという。しかし、その経験をバネに、「学びを成果に直結させるアウトプット術」を独自に開発。そのメソッドを実践することで、仕事の成果が出はじめ、現在はテレビのコメンテーターとしても活躍するほどの「アウトプット上手」になったという。そこで本書では、そんな著者が教える「インプット型のためのアウトプット術」の秘訣を1冊に凝縮。学校では教えてくれない「アウトプットの極意」がここにある!
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Posted by ブクログ
自身で言われてる通り著者はインプットに長けた方との印象。その方のアウトプット術とはと期待大。
マインド、姿勢は見習いたい。
評価される機会を多く取りに行く。不完全なままの発信でも評価される機会の数の方が結果として大事。
自分の軸ではチャレンジ=評価されに行ったことで80点をあげ賞賛する。ズレた質問を多くしに行くことがアウトプットの第一歩。
複数いるときの会話はやりやすい、パスをどんどん回しシューターが自分である必要はなし。
個別技術的な点では、得意な領域ほど全部離さない、自分の発言は腹8分でちょうどいい。準備して一旦忘れる。ここでもアンラーン、脳を休ませ離れることは考えや動きの質高める方法としてやはり真理か。
Posted by ブクログ
フォトリーディング&高速リーディング。
7回読みの山口真由さんの本で、アウトプットとインプットに特化した本との事で興味を持った。
自称、努力型の人のその努力のヒントがたくさん詰まっていた。よくある自己啓発やできる人、頭のいい人の本にはない丁寧さがあるのでお勧め。
下記に付箋を貼った個所の要約を記す:
28-29:発言をする際に「果敢」であることはOKだが、「ずうずうしい」のはNG。自分を大きく見せない事。どのように気付いたのかをちょっと入れて話すと好感を持たれる。
59-61:くよくよする事は安楽ゾーンであって、成長する事を拒否した守りの姿勢。いつまでもくよくよし続ける事は実は自身の無いことを肯定して、問題に立ち向かわないで良いよう仕向けている。
77-78:綿密に準備して、話す時はあえて忘れる。そうする事によって、原稿を読んでいる時のような不自然さがなくなる。
126-128:文章は2種類。はじめに結論を述べるタイプと、対立する要素を並べて比べるタイプ。
ほとんどは前者。
156:インプットの質はアウトプットに影響する。アウトプットを前提に本を読む。
162-163:本を読むのにも〆切を定める。自分を追い込んでインプットする。ダラダラしないことは、インプットの質を高める。
184:自分と異なる意見には拒絶を感じてしまうものだが、「なぜそう考える?」という疑問を持つことによって相手の立場が見えてくる。
ただ相手を「会わない人」と思うのは、多くの人の反応と同じ。
星四つ。
Posted by ブクログ
「なるほど、実践的!」と思わせる部分と、
「いや、コメンテーターじゃないし!」と
思ってしまう部分と、両方ありました。
どうしてもテレビに出ている才色兼備の印象を
前提として読んでしまいますね。
Posted by ブクログ
コメントの3要素は
1.意見
+
2.根拠
+
3.添える言葉
意見はインパクトを重視して、内容を明確に表現する。
根拠は意見に納得感を持たせるもの。
添える言葉は、あくまで緩衝材。なるべくコンパクトに。