山口真由のレビュー一覧
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ネタバレ日常の中で多くの成功体験を見つけ、それを意識的に自分の中に印象づける、なぜなら失敗の印象ばかり抱いたまま生きていると、自分を信じる力が低下するから。
ミクロな視点でのネガティブネス、マクロな視点でのポジティブネス
今自分はサボっている、無駄な時間を過ごしていると思うと、精神衛生上よくない。休んでいる時罪悪感を抱くと休んでいても心が休まらず、結果として疲労が蓄積する
答え合わせするときは、間違いを気にしない
7回読みの4回目ではキーワードを意識して読む
やる気にエンジンをかけたいならまず机に向かう
細かな計画はたてない
模試などの約束事を作る
目標は頑張れば手の届きそうな数に設定 -
Posted by ブクログ
【1回目】 ここでは、「見出し」を頭のノート上に写し取る感覚で読みましょう。文章にも目を通しますが、主には章のタイトル、項目ごとの大見出し、中見出しなどを意識し、見出しどうしの関係を把握しましょう。こうして、全体像を大まかに感じ取ります。
【2回目】 1回目を読んで「見出し」が頭に入った段階で、全体を流し読みします。項目だけではなく、より細かいレベルで読んでいきます。
このクールを終えると、「こんな話が、こういう順番で書いてある」ということが把握できます。全体のアウトラインや構造がだいたい頭に入るのです。「前半は総論と背景、中盤は現状、最終部分でこれからの展望を語っている」といったイメージがつかめてくるでしょう。
【3回目】 この段階も2回目と、基本的に同じです。つまり、全体を軽く流し読みしている段階です。2回目にはアウトラインがわかるようになりますが、これはまだうっすらとしたもの。そのアウトラインをより詳細、かつ、明確なものにしていくのが、この3回目読みの作業です。
【4回目】 ここからは、文章の中のキーワードを意識して読みます。よく出てくる単語、詳しく説明される用語を目に留めておきましょう。ただし、それを「理解しよう」「覚えよう」とはしないこと。「頻出語」「詳しく書いてある」と感じ取るだけで十分です。
【5回目】 作業内容は4回目と同じです。4回目との違いは、キーワードとキーワードの間の説明文を意識すること。つまり、そのキーワードがどのように説明されているのかに目を向ける段階です。キーワードとキーワードの間をつなげば、その段落の要旨をつかめるようになります。要旨をつかむことは、本を読む上で一番大きな仕事なので、4回目と5回目の2回に分けて行います。
【6回目】 ここからはディテールにも目を向けます。私達、法律家の読む本で言えば、細かな事例の説明などがその典型です。ひとつの判例に対して、「この判例で論点になったポイントはここで、それについてこんな説がある」というのが要旨であり、「その説に基づいた事例として、この判例のほかにはこんなものがある」という説明がディテールにあたります。その部分に意識を向けながら読んでいきます。
なお6回目以降は、「答え合わせ」の感覚を持ちながら読むのがおすすめです。
これまでの5回で確認済みの要旨について、「そうそう、このキーワードの意味はこうなんだ」「このキーワードとこのキーワードの関係はこうなんだ」などと思いながら読み進めましょう。すると、だんだん理解に近づいていることを実感できます。
【7回目】 6回目を終えたら、頭の中のノートにだいたい本が写し取れているはずです。しかし、まだ鮮明ではないので、7回目でしっかり定着させます。
「今ひとつ頭に入っていない」と思う箇所があれば、そこだけピックアップして読めば、さらに万全になります。 -
Posted by ブクログ
輝かしい経歴と、メディアで拝見する髪の毛一本にも意志が通っていそうな隙のない姿からは想像できないほどの、山口真由さんの失敗談がこれでもかと語られます。
天才でエリートで涼しげな自信家というイメージでしたが、失敗して落ち込むことが多いのが非常に意外でした。
筑付、東大首席、財務官僚、弁護士、ハーバードロー卒で失敗や挫折~?なんて思ったあなた!山口真由さん、結構な挫折をされてます!
ご本人には辛い経験ですが、普通の人間の一面が垣間見え、面白いとさえ思ってしまいました。
失敗談はもちろん、努力してきたことや卵子凍結という極めてプライベートな事柄まで、見ず知らずの人にさらけ出す山口真由さんが若干心配になるとともに、親近感や可愛らしさを感じてしまいました。
現在は育児中のようなので、妊婦生活でどんなことを感じたか、どんな風にお子さんと接しているのか、また文章で読みたいなと思いました。 -
Posted by ブクログ
フェミニズムを理解したくて苦悩していたときに書店で手に取り、まえがきにあった「この本は首を垂れて拝聴すべき説教集ではないし、ましてやあなたを糾弾するマニフェストでもない」というのを読んで即購入を決断した。
「フェミニズム」をきちんと学びたいと思ったときに、歴史から全貌を優しくざっくりと教えてくれるかなりの良書。ただしそれでも難しいので、気合を入れて読まないといけなかった。
自分の苦しみの原因が社会全体の「フェミニズム」からの糾弾などではなく、ただの「攻撃的なお気持ち」であり、気にする必要はないと思わせてくれた。
第一の波は、イギリスやフランスの中産階級(そこそこ裕福)の女性たちの参政権獲得に向けた動き、というふうにざっくり括れるだろうか。
第二の波は、リベラル・フェミニズム、ラディカル・フェミニズム、マルクス主義フェミニズム、カルチュラル・フェミニズムという形で多様なものが紹介されており、最もわかりにくい。
まず「女にも教育・報酬・自立」を求めたのがリベラルフェミニズム。大量生産・大量消費社会で男たちの労働が神聖化され、仕事に矜持を抱いて自己実現するという考え方が育った裏側で、女性たちは家庭という閉鎖的な空間に閉じ込められる役割を負い、それに矜持を抱くように仕向けられるようになった。人間としての尊厳を中心に据えて「性差別的な現行システムの改良」を目指した。
これに対して、「男社会をぶちこわせ」と考えたのがラディカル・フェミニズム。システムの改良による「男女の平等な取り扱い」を求めるのではなく、男性優位の社会の仕組みを根本的に作り直すことを求めた。この運動は、人種差別に抗議する運動(公民権運動・学生運動)内で横行していた女性差別への反発から生まれた、いわゆるリブ運動に端を発する。政治、宗教、軍事、産業、科学など社会における権力はすべて男性によって支配されているという考え方である。女性の生殖方法のコントロールやポルノの廃絶を訴え、家父長制という概念を生み出したのが特徴。しかし論理的な議論になると反論はすべて「それも男性優位の社会構造のせい」に帰着してしまい、一部の支持者が強固に支持するばかりになって急速に力を失っていく。
そしてマルクス主義フェミニズムで一番わかりやすいキーワードは「家事労働に賃金を」であろう。資本家と労働者の間に搾取構造が存在すると論じたマルクス主義の理論では、分析対象の「市場」から「家庭」が抜け落ちていた。この「家庭」では家族の健康維持や労働力の再生産が行われているが、マルクス主義では労働とはみなされていなかった。その家庭の内部で存在する、男性と女性との間の搾取構造を、マルクス主義の考えを取り入れて理論化したのがマルクス主義フェミニズムである。先の「家事労働に賃金を」というスローガン自体は現実性がなく下火になっていったが、愛という名のもとに無賃労働が存在しているということを指摘した点で非常に高く評価されているフェミニズム理論のようだ。これが発展し、家事労働や、労働力の再生産(出産・育児)を市場に取り込もうとすると「高く付きすぎる」というネオ・マルクス主義が生まれてきた。結局、家事労働や労働力の再生産は無償という現状は変わらないが、そこには資本に代えがたい価値がある、という認識が生まれたのは良いことなのではないか。
カルチュラル・フェミニズムは、「男と女は社会的にも本質的に違う」という考え方である。男がいわば「正義の倫理」を持つ一方で、女は「ケアの倫理」を持つとする。そして社会が「ケアの倫理」をもっと高く評価するべきだとする。リベラル・フェミニズムは、看護師やキャビンアテンダントになりたい少女の尻を叩いて医師やパイロットを目指させ、男性しか入学が許されていない過酷な士官学校を起訴して女性を入学させる。男も女も同じように働くことを求め、すべては個人の努力にかかっている社会を望む。一方カルチュラル・フェミニズムは、看護師は医師と同等の報酬を与えるべきで、男性専用の士官学校の隣に保育士養成学校を立てて同等以上の資金をつぎ込むべきだと主張する。個人的にはやはりこれが一番受け入れやすい考え方だなと思ったが、それは筆者の言う通り「男女が違うという現状をやさしく包みこんで肯定してくれるため耳障りが良い」のだろうと思った。
第三の波はセックスとジェンダーが切り離されたうえでさらに細分化され、「100人いれば100人のジェンダー」という時代である。男女だけではなくLGBTQ+、障害者などを含む色々な層が生まれ、着たい服を着る、好きな男と寝る、セックスやポルノもYes、といった流れが生まれてきた。こうした動きは従来のフェミニズムとの軋轢を生み、「強い女」を自称する女は男性優位の資本主義に絡め取られているだけだという批判も受ける。
第四の波はSNSを主体としてカジュアルにフェミニズムが議論されるようになった点が特徴である。フェミニズムは男性嫌悪ではなく人権問題であり、男性も一緒に考えることだと言ったのはエマ・ワトソン。そうして広くフェミニズムが受け入れられるはずの土壌が整っている中で投下されたのが#MeTooという爆弾だった。Me Tooというワード自体は、本来は「一人ではない」と寄り添うために始まった、SNSとは全く関係のない運動だった。それが、自分と同調する意見だけを取捨選択して勢いづいてしまうことが多いSNSの特質とも相まって、ラディカル・フェミニズムの再来とも感じられるような、攻撃的な活動へと繋がっている。現実にそれで毎日のように深く傷つく人間もいるはずで、この最悪な”フェミニズム”が今後どうなっていくのか不安でしか無い。
最後の章では、日本のフェミニズムについて紹介されていた。日本が欧米と大きく異なるのは、女性性を「母性」というポジティブなものとして称揚してきた点だ。アメリカのフェミニズムは「男も女も男になれ」、日本のフェミニズムは「男も女も女になれ」であるという対比は非常に興味深かった。「保育園落ちた日本死ね!!!」が違和感なく受け入れられた日本は、母性の保護は国家の役割というカルチュラル・フェミニズムの考え方を共有しているのではないかと筆者は指摘する。
日本には日本のフェミニズムがあり、欧米をスタンダードだと受け入れずに発信していくことも重要なのではないかと筆者は説いている。ちなみに、この点に関して与謝野晶子と平塚らいてうの間で論争があったというのは知らなかった。生活のために必死に稼いできた与謝野晶子は女も「男となれ」と唱えるリベラル・フェミニズム的な考え方で、一方で平塚らいてうは母性を重要なものと見なすカルチュラル・フェミニズムのような考え方だった。 -
Posted by ブクログ
文句なしの評価5。仕事ができないともがいている社会人、新社会人の人に是非読んでほしい。俯瞰力は、所謂コミュ力がある人は備わっているかもしれない。
一方で、勉強ばかりしてきた人からすると、俯瞰力というのは、すごく曖昧で、正解が無く正体を掴みにくい。
しかし、この俯瞰力がなければ、ビジネスは全く成立しない、その事を実体験を踏まえてわかりやすく説明している本。
俯瞰力は、相手への気配りや調整能力が必要になるが、結局は自分が成功するための手段であり、自分を殺すものではないことは、留意しておく必要がある。
この本で唯一正解があるとすれば、俯瞰力を身につければ、社会で成功する確率がグッと上がる!ということだ。