山口真由のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「リベラルという病」を読んで大変面白かったので、こちらも読んでみたが、結構内容が重複していて、そこは少し残念。日本の曖昧さを嫌っていた著者が、アメリカの文化に触れたことで、白黒つけない曖昧な姿勢というものが実はとても可能性に満ちた素晴らしいものではないかという考えに変わる。
例えば、妊娠中絶に関する考え。アメリカでは胎児の命を殺す悪しき行為、とするか、中絶を禁じることは女性の自由や人生を奪うことになる、という考え方、どちらか、白黒、しかないのだという。そこにグレーは存在しない。中絶したからにはそのことを100%正しいと思わなければならない。「完全な満足」か「深い悲しみ」以外の感情を持つ自由を女性から奪っている。それはやはりおかしい、と思う人がいるとからか、そこで日本の「水子供養」というものが、今世界で注目を浴び始めているというのだ。
『中絶を黙認しながらも、自分が「罪を犯した」ことを責め続けずに済んでいる』という部分が、胎児を人として認めていながら中絶を全面禁止、とはしない。そのような日本のグレーゾーン。
アメリカの二極対立を学べば学ぶほど、なるほど、確かに日本の曖昧さというのは優れたものかもしれないと思えてくる。
多様性を認めることでどんどん窮屈になっていく社会。例えば、フェミニストの教授が「女性教授の場合は・・・」と何気なく言われて、「あなたは何をもって、私を女性だと断言できるの?」と問うシーン。正直、面倒くさい世の中だなぁとしか思えなかった。なにか言葉を発するたびに少数派に気を遣ってびくびくしてなくてはいけない社会。どうしてこんな面倒くさい世の中になったのだろう。こんなことを言ったらアメリカではコンサバと認定されてリベラルから攻撃を受けてしまうのだろうか -
Posted by ブクログ
山口真由さんは札幌出身で、東大法学部を首席で卒業した超エリート。札幌出身ということで親近感がある。そんな彼女が「自分は1番にこだわってきた」という。もちろん、首席卒業も狙った結果だ。彼女が一番に拘るのは何故か? それは最後に書かれている。「この”意志の力”。それを分けるのは、覚悟とか執着心とか、そういう類の湿った感情ではないかと思います。そして、その感情というのは、実は、負のエネルギーから生まれているのではないかと思うのです」「私を前に進めるエネルギーのみなもとは、コンプレックスだと思うのです」「私自身は向上心を信仰しています。誰もが生涯に何か一つの価値を見つけて、それに自分を賭けるとしたら、自分にとってはそれが向上心なのだろうと思います。背伸びと向上心を信じて、自分を賭けてみることができると思います」と。
ボクが大学を卒業して三重県に来た時、自分が知っている文化と異なっていて戸惑った思い出がある。北海道の人は、どちらかというと合理的考え方で、かつ、就職先が先生や公務員が多い地域なので、ビジネス的発想ではなく、社会主義的な発想なのではないかと思う。彼女も北海道出身なので、そんなところがあったのではないか? 学生時代に、「ちゃんと勉強しないとダメだよ」「勉強をするのが当たり前」と教えられてきた人が、徐々に「何のために勉強をするのか?」ということを問うように変化してきたのだろう。自分にも重なる部分がある。だから、共感を持てる。自分は背伸びをすることを辞めてしまった。自分はそこで勝負できないと思ったから。彼女はまだまだ、努力で今日よりは明日、明日よりは明後日を信じていくのだろう。 -
Posted by ブクログ
春になると、毎年、つらい思い出がよみがえります。
あの学校に落ちた、あの会社に落ちた…
勉強ができたら、人生変わっていたなあ…
来世があるなら、今世の失敗は絶対にしないぞ…と。
内容は、7回読んでいれば、要点がわかり、頭に入る、というタイトルどおりのものです。
具体的な7回読みの進め方は、下記のとおり。
全体→内容→細部
の順番で頭に入れていきます。
1回目 見出し、全体像をおおまかに感じ取る。
2回目 見出しが頭に入った段階で、全体を流し読みし、全体のアウトライン、構造を頭に入れる。
3回目 2回目と同じ、アウトラインをより詳細に把握する。
4回目 文書の中のキーワードを意識する。
5回目 キーワードがどのように説明されているかをみる。
6回目 ディテールを意識する。
7回目 頭の中に定着 頭に入っていない部分は、集中して読む。
著者は、300頁くらいの本ならば、1回30分で読みます。
1回1回は流し読みです。
別アレンジとして、数学等では、7回解きもあります。
勉強のできる人
=自分の勉強法を確立している人
=知識を得るために最短距離を知っている、実践している人
本当に、この勉強方法が、通用するか、
試したくなりした。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ有用な自己啓発本として各所で紹介されていたのと、タイトルにつられたってのもあって読んでみた。努力を続ける人が天才なら、俺にも一縷の望みがあるかもなぁ…絶対ないけどね。
残念だけど、これタイトルと中身は別モノやわ。書籍や資料の精読方法について書かれた部分が大半であり、後はスキルアップや生活の質向上に関するメソッド各種が紹介されているだけ。
メインの七度読みは俺には向いていない。新聞の読み方も長年読んできた人には当たり前のこと。その他メソッド部分にはいくつか有用な情報があったが、知っている人は知っているだろうライフハックもどきが大半。
役に立たない本ではないが、こういうことをやる人=天才ではないと思う。まして天才の方法論ではない。もうちょっとタイトルは正直につけて欲しいと思う。