山口真由のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者の名前見たことあるな、と思ったら、「東大首席弁護士が教える超速『7回読み』勉強法」の著者だった。
この本読んで、ほぉ〜っと感心してそれ以来実践しているが、頭のよくない僕には向いていない勉強法らしく、ちっとも知識が身につかない。
…それは置いといて。
タイトルが素晴らしい。
世の中には「これがふつうだ!」であふれている。
その普通の範疇に入れなかった人たちは、苦しめられ、追い詰められ、社会からはじき出されるようにできている、のだ。
でも、ふつうであることを諦めてしまえば、心が軽やかになるよ、と言うことをこの本は言っている。
とは言っても、「ふつう」という規範をぶっつぶせ、と言っているわけではない。
「ふつう」でなくても被害者ではない。著者は「家族という戦いを戦っている人たち、すべてに、エールを送ろう」という視点で書いたとのこと。
ふつうの家族とそうでない家族と、その垣根を越えていこうとしている。
そこがいいなと思った。
以下、メモ
・アメリカは、フェミニストと言う言葉が軽い。フェミニストを名乗った男性は女性にご飯を奢らなくていいと言う特典がある。その程度(笑)
・アメリカの家族は点である。子どもが成長すれば親の家族とは別の個人となる。両者は経済的には完全に独立した主体。
・一方、日本の家は線である。家は、世代を超え、核家族の境界を越えて、一族を縦に結びつける。精神的な結びつきのみならず経済的な基盤でもある。
・池袋暴走事件の加害者の息子は、法ではなく世論によって裁かれた。だが、農水事務次官による長男殺害事件の父は、法によって裁かれてもなお、社会においてはむしろ擁護された。
法は、個人の責任という欧米の概念を取り入れたが、世間はなお、家族の責任という封建的な感覚を残している。
・「結婚」という概念は、国境を越えれば通用しないこともある。(一夫多妻とか)。だから結婚は、相互を縛る絶対的な関係でも何でもなくて、場所によってしてたりしてなかったりする、相対的なものだ。
・家族はすでに多様なあり方がある。しかし、国によって同性同士が認められたり認められなかったり。代理懐胎の場合、親と認めるか否かの判断も異なる。そんな親のこどもにとってみれば、私の親は誰か?さえも曖昧になっていく。アイデンティティすら、誰が丸ごと肯定してくれるのだろう? -
Posted by ブクログ
ネタバレ長いこと積ん読にしてたのであわてて読む。
著者の社会人としての体験記といった感じ。俯瞰力は大事。かるい感じで読める。学生さん向け。
下記に付箋を貼った箇所の要約をのせる:
17:どんなに仕事ができても、視野が狭い人はその視野に見合った責任しか与えられない。俯瞰して物事を見ることができる人が上に立つ。
29:全体を見ることができる人は感情に振り回されない。周囲を見る力と先を見る力を伸ばせば、俯瞰力がつく。
45-46:誰かがいけにえになりつるし上げられる社会は、自分がそうなりたくないので同調圧力が加わり、みんなでいけにえを攻撃するようになる。
96:自分を俯瞰するには、自分を小説の主人公のように考えるとよい。
132:人はその人の発言内容よりも、先ず外見を気にして先に判断する。外見は大切。
139:相手の名前と顔を覚えることは、自分のファンを作ること。
142-144:フランスの王、アンリ二世の話。自分が不遇の時代に愛情を注いでくれた20歳も年上の女性、ポアチエを生涯大切にし続けた。不遇の人を大切にし、軽んじないこと。
188-189:関心の幅が広いことは、俯瞰力のある人に共通の特徴。 -
Posted by ブクログ
東大首席弁護士が教える「ブレない」思考法というパワーワードに惹かれますね。
この本では、「俯瞰力」というところに重点をおいた内容となっています。
俯瞰力の俯瞰の意味は、「高いところから見下ろすこと」「広い視野で物事を見ること」「客観的に物事の全体像を捉えること」といったような感じです。
その俯瞰力をどのように磨くのか、使うのか、応用するのかという三つの論点を主軸に展開されています。
この考え方は多少の地頭の良さを必要としますが、理解できると使えるシーンが多い万能的な能力かなと思います。
特に中間管理職以上を目指しているビジネスパーソンには必須の能力ですので、その方たちにはかなりおすすめです。