小池一夫のレビュー一覧
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力みすぎ
絵柄は迫力満点であるが、逆に大げさでグロテスクということもできる。ストーリー展開はある程度 史実に則しているところもあるが、多くは創作だろうな。鎧や武具のデザインには随分違和感がある。まあエンタメと割り切れば楽しく読むことができるが。
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絵がとても綺麗
居合抜きの事実上の創始者「林崎甚助」の伝記である。彼に関しては正確な記録が殆ど残っていないせいか、逆に自由な脚色演出ができるというメリットが有る。本書も「伝奇的」とも言えるストーリー展開になっている。内容は戦国時代末期の時代風潮を象徴した残虐性が目立つ展開であるが、美剣士を主人公とする華麗な絵柄がすべてを覆い隠している。
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ぱっと見た目はゴルゴ13
ぱっと見た目はゴルゴ13であるが、キャラクター設定はまるで異なり人間臭い悪者を主人公に仕立て上げている。小悪を行って巨悪を潰すという 基本の流れが、この作品が書かれた半世紀前も今も読者に爽快感を与えている。やや現実離れしたところもあるが、結構楽しめる。一応捕物ミステリーではあるが、ミステリー要素は殆どない。
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昭和の薫りが強い作品
昭和の薫りが強い作品であるが、かっちりとした絵柄とコミックらしい飛び抜けたストーリー展開で今でもまずまず読み進めることができる。主人公の藤堂高虎は長じては次々と主人を変えるので有名な人物であるが、少年時代はそれなりに純朴な人物として描かれていてなかなかに面白い。
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小池節
エロと暴力と小池節。美女などは初期から完成されているけど、スリーピーははじめは
劇画調だったのね。だんだん目が大きくデフォルメされた感じ。
やたらと癖のある宿敵と、それが死ぬときにはなんかいい感じになる、というお約束は初期から健在。 -
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骨太豪快
典型的なクライムコミックの凸凹コンビものである。それにしても凸の方の存在感が圧倒的で非現実的なまでに丈夫過ぎる。その他の登場人物 特に凹の存在がかすれてしまっているきらいはある。絵柄はストーリー内容は雰囲気とよくマッチしていて、骨太豪快である。
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バブル全盛期
バブル全盛期の時代を彷彿とさせる絵柄でありストーリー内容である。濃い絵柄は劇画とまではいかないが、劇画調でありアクションシーンは随分と迫力がある。ストーリー内容もかなり荒唐無稽なところがありヒロインにとって都合が良すぎる展開であるが、コミックなのだからまあ良しとしよう。
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やや都合が良すぎる
バブルが弾けた直後ぐらいの時代を描いた作品である。イギリスのダイアナ王妃の問題でもあらわになったように、写真週刊誌が猛威を振るっていたことを思い出した。ヤクザと政治家と写真週刊誌、今読んでもなかなかに面白い組み合わせだが、銃撃戦での一方的展開などやや都合が良すぎる気もする。絵柄はやや時代を感じさせるが、かっきりとしていて読みやすい。
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Posted by ブクログ
「成熟した大人になるために」というのがキーワードになっていて、80年以上生きている著者がその経験から人生訓を語っているというような本。
印象に残ったのは以下の3点。
① 持って生まれた性格、性質は変わらないのだからあらがっても苦しいだけ。あらがうのではなく対処する。
② 自分の限界をあえて作る
③ 判断に迷ったら人として美しい方を選べ
特に①が良いですね。あらがうのではなく対処する。似たような言葉は良くありますがその中でも自分としてはしっくりする言葉だなと感じた。
著者に関して、この歳にしてアグレッシブな活動をされているようなので、やはり柔軟な発想を持っているなと感じつつ、やや偏見が強いという
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