お守り本です。
どこもかしこも覚えておきたいことばかりで、ひとつひとつ噛み締めながら読んでいます。
文中の『自分に厳しく、人に優しく、もう一巡して自分にはもっと優しく』…、
大切だと思います、これ。
賛否の起こった『金を持ったに過ぎない子供』に関して…、
自分のことに・自分のためにだけではなく
...続きを読む、人にも何かを与えられる。
無理のないギブアンドテイクが出来る…そういう付き合いのできる人が大人…ってことでしょうか。
「自分の稼いだ金を何に使おうが勝手だ」と、ムッとする人は、なぜムッとしてしまうのか心に聞いてみてほしい。
私は「どうせ誰も認めてくれないし、見てくれないから」みたいな虚しくいじけたような感じがある。
不満や不安や罪悪感や…そういうイヤ〜な気持ちを、「自分の勝手だろ!」を言い訳にして、見たくないから埋めている感覚。
怒りが湧くってことは、本当はわかってるけど見たくない、弱くて脆くて辛いところを突かれたってことでしょう。
わかっているのに繰り返すのは、自傷行為と変わらないと思う。痛感する。
本当にしたくてしてるの?って自分に聞いてみたら、たぶん、本当は違うんだよね。
本当にしたくてしているなら、ムッとしないと思う。
自分の弱さや痛みとうまく付き合えるようになっていくのが『成長』で、痛い目を見ながらも人間関係を築いていけることが『大人』なのかなと、最近思えてきた。
お世話になっている人からも同じようなアドバイスを頂いた。
「今は人からもらう方が多いよね?今度は人にあげることを意識してみたら?」と。
人付き合いでも仕事への考え方でも、本当に大きな指針だと思います。
自分も相手も優劣上下なく、気持ちの良い関係…ここへのトライアンドエラーが、人付き合いの楽しさかもしれないし。
ほんとに、何度も咀嚼して自分の中に入れたい。