小池一夫のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
ラストサムライinスペイン
全巻読んだ感想です。
原作&作画のコンビが同じせいなのか、主人公のキャラクターが先に読んだ『男弐』の土方歳三に似ていると思いました(多分本作のほうが先に描かれたと思いますが)。
主人公の超人的な活躍を堪能しつつ、キャパ、ピカソといった実在の人物を登場させることで、戦争の残虐性やいかなる大義を訴えても人殺しに変わりはないという、戦争に対する疑問を投げかけられているような気持ちになりました。
歴史的事実とはいえ、最後はやるせなくなります。
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Posted by ブクログ
「濃い」でなく、あえて、「濃ゆい」と表現したくなるほど
絵柄も、ストーリーも、キャラの個性も濃密すぎる。ヤンキーばりの当て字、本来はカタカナで振るべき、ルビに平仮名を使っているのも、作品を濃くするのに拍車をかけているのだろう
小池一夫先生と、岡田芽武先生が手を組んで、作品を生みだしゃ、濃くなるのは当然
しかし、驚くべきはそこじゃない
見た目が胸焼けしそうなほど、ギトギトに濃い漫画なのに、読んでみると、思った以上に、アッサリとしているのだ
つまらないって意味でアッサリしているわけじゃなく、読み進めやすく、世界観に潜る際の抵抗が少ないって意味である
他作品に登場する料理を挙げるのは、少し気が咎める -
購入済み
江戸時代の警察組織
江戸時代の町方の与力 同心を描いているだけにその時代的背景を明確にしないと面白さが半減してしまう。各噺毎に章末に詳細な解説文をつけているところが大変に興味深い。逆にこの解説文を基に作品のストーリーを考えていったのかもしれない。記録に残っている史実を元にストーリーを構成しているので、リアル感があって迫力がある。
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購入済み
劇画全盛期の作品
劇画全盛期の作品だけに大変に読み応えがある。ただ今となっては線がごちゃごちゃして少々読みづらく感じてしまう。年を取ったせいだろうか。ストーリー内容はほぼ史実に基づいているのだろうが、いろいろな出来事の裏に服部半蔵の活躍があった とのストーリーになっている。本当にそうだったのかもしれない と思わせるところが流石である。
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購入済み
典型的劇画
戦国末期から江戸時代初期という時代設定と言い、武士や忍者を主役とする登場人物設定と言い、粗い劇画タッチと言い、全てが二昔前の典型的劇画ということができる作品である。ありがちではあるが安定したストーリーの運び方は、ある意味ありきたりではあるが安心して読むことができる。
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購入済み
視点の異なる解釈があるのも面白
本格的な歴史物劇画で時代考証がしっかりしている。非常に類書の多い戦国末期を描いているだが、他の本とやや視点の異なる解釈があるのも面白い。問題は絵柄である。典型的な劇画でありタッチがやや粗めなのはいいとしても、人物のバランスがどれも美しくない。当時の人々が胴長短足であったといえばそれまでだが。
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購入済み
ゴツい絵柄が
ボクシング漫画のはずであるが、冒頭からいきなり北極圏のエスキモー(今はイヌイットというのかな)との共同生活の話から始まるのでずいぶんと驚く。ずいぶんと無理のある荒唐無稽とも思えるストーリー展開であるが、主人公がどうにも魅力的だし、ゴツい絵柄がストーリーや主人公と大変によくマッチしている。
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無料版購入済み
心理テストが面白い。白牙扇が大げさな「いかにも」イライラキャラでも戦いの後で落ち着いたみたいでなにより。日野絵霧がナイス刺繍案。キッチェが頭いい作戦働いたのにこうも早く敗れて殺されたのちょっと残念。
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