中村妙子のレビュー一覧

  • 黄色いアイリス

    Posted by ブクログ

    ポアロもの5作、パーカー・パインもの2作、マープルもの1作、
    その他1作品が収録された短編集。

    どれも面白くて、読み始めるとラストまで一気に読んでしまう感じだった。
    (これが短編集の良いところ)

    「バグダッドの大櫃の謎」は一度読んだ事があるような話だと
    思っていたら、「クリスマス・プディングの冒険」に
    収録されている「スペイン櫃の秘密」に大変よく似ていた。
    どちらかの作品がもう片方の作品の焼き直しなのだろうか。

    マープル作品も嫌いではないけれど、
    回りくどいおしゃべりが時に・・・。
    「早く本題へ行って下さい!」
    「・・・で、あなたの性格はわかりましたが、
    結局あなたの言いたかったことはな

    0
    2011年08月15日
  • アクナーテン

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    クリスティーの話は必ずといっていいほど最初は面白くない。なぜならば言い回しがとてもまどろっこしかったりするし。でもストーリーが進むにつれて、次の展開がすごく気になってしまい知らず知らずのうちにそのストーリーにのめりこんでしまう。
    そんなミステリー作家だと私は思っている。
    しかしこの「アクナーテン」についてはミステリー小説ではなくロマンス小説だ。なのにどんどん引き込まれていってしまった。さすがクリスティーだな~って思った

    この話ではストーリーの主となるものが宗教で、「多神教世界」からアテン神という太陽神のみを崇拝する。「一神教世界」を創りだしてしまったしまったがためにおきてしまった悲劇。

    0
    2011年02月17日
  • 黄色いアイリス

    Posted by ブクログ

    ポアロあり、パーカーパイン氏あり、マープルありのお得な短編集。
    最後の話は鏡は横にひび割れて、に似てたので、これを膨らませたものかな?

    ミスレモンの有能さが好きです
    カキって噛まずに飲み込むものだったんですね・・・

    ほか、マープルさんの自慢話など。
    パイン氏の話は、ダイヤ泥棒の手立てが鮮やかでした。

    0
    2010年03月27日
  • 愛の重さ

    Posted by ブクログ

    アガサ・クリスティのミステリ以外の作品。
    つまり普通の小説ですが、これは読み応えがある方。女性には面白いのでは。
    モンゴメリのエミリーブックスを思い出しました。
    ただいま再読中なので、またあとで加筆するつもり。

    0
    2014年11月15日
  • 愛の重さ

    Posted by ブクログ

    両親からの愛情に飢え、盲目的に妹シャーリーを愛するようになるローラ。辛く息苦しい前半から、後半唐突に訪れるラスト。
    作品としての出来は唐突なラストによって落ちているとは思いますが、わたしはとても救われました。

    0
    2009年11月04日
  • 愛の旋律

    Posted by ブクログ

    「愛の旋律」……訳名つけた人、出てこい!!といいたくなりそうな題名ですね。
    ミステリーじゃないクリスティです。もともと、アガサ・クリスティ名義ではなくて、メアリ・ウェストマコット名義で書いた作品だそうです。

    展開は、ベタベタです。
    2人の女性の間で揺れ動く、天才音楽家……みたいな。それを幼なじみたちを交えて、少年時代から書いていく。そしてもちろん(笑)、記憶喪失もあります。

    もう、ここまでやるかというぐらいベタな展開なのですが、「マリンブルーの風に抱かれて」の時にも書いたのですが、クリスティや、矢沢 あいみたいな、話作りがうまい人がやると、すごい迫力になります。

    若干、迫力過多な気もする

    0
    2009年11月30日
  • 娘は娘

    Posted by ブクログ

    私も娘がおりますが、一人娘でなくてよかった。
    母と娘一対一だと密着ぶりが半端ないだろうと予測できます。
    憎みあうときは際限なく、かといって娘は娘、やはり可愛いのです。

    0
    2009年10月04日
  • 黄色いアイリス

    Posted by ブクログ

    ポアロあり、マープルあり、パーカー・パイン氏あり。
    ミステリあり、怪奇ものあり。お得な感じの一冊。
    クリスティは怪奇がうまいと思います。次第に緊張してくる感じが。

    0
    2009年10月07日
  • 黄色いアイリス

    Posted by ブクログ

    四年前に死んだ妻の追憶のための晩餐会に出席してほしい―ある富豪から奇妙な依頼を受けたポアロが赴いた場所では、昔とまったく同じ状況が繰り返され、テーブルには依頼人の義妹の死体が…表題作を始め、ポアロもの五篇、パーカー・パインもの二篇、マープルもの一篇、幻想小説一篇を収録する珠玉の短篇集。

    0
    2009年10月07日
  • 黄色いアイリス

    Posted by ブクログ

    アガサ・クリスティにしては珍しい短編集。いっぱいの登場人物を覚えなくていいし、読みやすかったです。ミス・マープルが大阪のおばちゃん風に思えました。

    0
    2011年09月09日
  • 未完の肖像

    Posted by ブクログ

    ロマンス。作者自身の経験と似ているところがあるのかなと思った。面白かったが、推理ものと比べると物足りない感じ。

    0
    2009年10月04日
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

    Posted by ブクログ

    ポアロもの。
    戯曲として書かれたものを、彼女の研究家が小説化したものなんだけれど、訳者のおかげもあるのか、クリスティ自身が書いたと言われても違和感がない印象。
    私にしては珍しく、ポアロに明かされる前に犯人がわかったので満足した一冊(*´∀`*)

    0
    2010年09月19日
  • 春にして君を離れ

    Posted by ブクログ

    これは…自分の母親の話を読んでいるようで途中からものすごく辛かった…母がこれを読んでどう思うのかは気になるけどさすがに私からは勧められないし、読んでほしくない気もする。それこそ最後のロドニーと同じ気持ちかも。

    0
    2026年09月05日
  • 春にして君を離れ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    翻訳物が苦手で以前オススメされて買ってあったが、ようやく読む気持ちになった。
    いろんな書評で大絶賛されていて。
    アガサ・クリスティのミステリとは思えない内容だったけれど、結局ロドニーは腹を割って話さず、子供と一緒になって妻に対して身勝手な押し付けがましい空回りしている風な人だよねと陰で悪口言い合ってるかのような、不誠実さを感じた。
    妻に押し切られたからといって、結局やりたい農場の仕事ではなく弁護士を選んでいい年まで働いて成功を収めたけれど、陰で妻に対する不満もっているのも、自分が選んだことじゃないかと、たいそうなストーリーのようで、よくある夫婦の現状維持な不満話で、そんなにピンとは来なかった。

    0
    2026年09月04日
  • 火曜クラブ

    Posted by ブクログ

    これは多重推理?とも違うけど、多重推理のはしりなのかな?

    アガサクリスティーはなんでもやってるなーという感想

    0
    2026年09月03日
  • 愛の重さ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    神はわたしのしたことを赦さない。

    ローラは両親の愛を妹シャーリーに奪われていると感じていた。だから彼女は妹の死を願った。両親が不在の夜、火事が起きて、妹は炎の中に取り残された。ローラは炎の中に飛び込んで、妹を救った。その日からローラは妹を何よりも大切なものとして愛し続けたのだった。それが何を引き起こすのかわからずに。

    最後の伝道者ルウェインの未来視したのはローラだったのでプロポーズするという展開はちょっと唐突すぎてうまく理解できなかったが、愛することで他人の人生を駄目にする罪ということには考えさせられた。両親を早くに亡くしたローラは親代わりとなり、よかれと思ってシャーリーの幸せを考え続けた

    0
    2026年08月22日
  • 火曜クラブ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    正直、設定勝ちだと思う。個々の話はそれほどでもない。まぁ90年前の作品だものね…。日本ミステリーのレベルの高さを再認識した。

    ただ、バンガロー事件は面白かった。
    ジェーンは自身の殺人計画を語ったけど、見事に見破るミスマープル。その場では公にせず、帰り際に本人に囁くのが、皮肉屋だけど優しいマープルっぽくて大変よろしい。

    0
    2026年08月18日
  • 春にして君を離れ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    ミステリーかと思ってたけどアガサ・クリスティーはこういうのも書くんだと驚き。

    ずっと場所が動かない、たまに人と会話するけどほとんどが主人公の回想だからそれが苦痛な人には合わないかも…

    最後は2つの意味に取れる…
    ①もう誰も君を愛してないけど真実を知ると面倒くさいから気付かないでくれ
    ②愛してるからこのまま気付かないで幸せなまま生きてくれ

    どっちだろ。でも愛してなかったら離婚するよなあ…
    結局気付いたのに変わろうとしない妻
    妻にちゃんと向き合わないで全てを諦めた夫
    子供だけが可哀想…

    あと何故かひらがな多くて読みづらいとこ多かった。

    0
    2026年08月14日
  • 春にして君を離れ

    Posted by ブクログ

    クリスティーが別名義で出していた小説。
    感情の機微が巧みに描かれている分、読んでいてかなりヒリつくというか、疲れた。

    私はかなりロドニーに同情して読んでいたのだが、解説で「ロドニーは嫌なやつだ」を見て、その視点はなかったなと思う。
    ロドニーや子供たちにも、責任はあるのかもしれない。
    でもなー、この手の人間って他人から何言われても変わらないもの。まともな方が神経擦り減らすの割にあわなくない??
    そう思うと、生ぬるい地獄に身を置いてしまうロドニーの気持ちはわかる気がする。

    0
    2026年08月13日
  • 春にして君を離れ

    Posted by ブクログ

    優しい夫と立派な子供に恵まれ、完璧な人生を築いたと疑わない主婦ジョーン。旅先で途絶えた足止め(孤立)のさなか、旧友ブランチとの一対一の会話から、彼女の記憶の再検分が始まる。
    一見、静かな女同士の世間話。しかし刃のように突きつけられる皮肉と揺さぶりはまるで上質な舞台劇のよう。読み進めるほどに見えてくるのは、彼女を取り巻く世界の狭さと、無自覚な支配欲だ。
    家事や育児をメイドやナニーに任せ、手に職を持たない裕福な彼女が全情熱を傾けたのは「家族の管理」。心の中では子供たちすら冷徹に裁きながら、表向きは「良妻賢母」を演じ続ける二面性にゾクッとさせられる。

    帰りの列車で出会うロシアの公爵夫人サーシャは、

    0
    2026年08月13日