中村妙子のレビュー一覧

  • 未完の肖像

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    メアリ・ウェストマコット名義で発表されたロマンス小説第2弾。
    アガサ・クリスティ自身とも重なると思われる恋愛と破局の物語。
    個人的には前作の「愛の旋律」のような起伏の激しいストーリーの方が好みなので、ほぼ1人語りの筆致で進められるある意味平凡ともいえる展開は少し疲れた。
    ただ、恋愛中だったり結婚している方には共感して読める部分もあるのかも…

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    2011年05月10日
  • 未完の肖像

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    クリスティーのウェストマコット名義の愛の小説第2弾。
    ということで、今回、謎解きはなしです。

    前回の「愛の旋律」は、派手派手な展開でしたが、今回は、主人公が地味な性格なので、展開もちょっと地味な感じです。もうちょっと、派手な展開の方が、わたし的には好みです。
    でも、これも主人公の子ども時代から丁寧に書いています。なんで、こういう人に育ったのかが、よくわかる感じ。

    母親がなくなって、夫に裏切られて、精神をだんだん病んでいくという展開は、まさに、クリスティーの半生そのものですな。
    まあ、クリスティーがこの小説の主人公ほど弱かったとは思えないけれど。でも、人にはいろいろな面があって、そのうちの1つをクローズアップしてみていく感じ。
    そのクローズアップの仕方というのは、とても巧いです。だから、シーリアにも共感できる部分はあるし、ダーモットにも共感できる部分がある。
    語り手の画家は、その両方を理解できる読者的な位置にいて、これも、なかなか巧みだなぁと感じました。

    グラニーが、衰えていくところとか、こわいぐらいにリアルです。そういう細かいリアルさと、ロマンチックな飛躍が、クリスティーの小説、ミステリーなしでも読める魅力です。
    というか、もともと、ミステリーをそんなに読めないわたしでも、楽しめるところです。

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    2010年10月24日
  • 愛の重さ

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    途中、頭に入っていかない文章がところどころ・・・
    宗教的な内容はどうも頭に入らなくて読み終わるのに時間かかりました。
    娘は娘の女友達の言葉にもありましたが、愛されるというのは重いことなのですね。

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    2009年10月04日
  • 愛の旋律

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    感受性が強いヴァーノンと男まさりの活発さが長所のジョーはいとこ同志で子供の頃から仲がよかった。ヴァーノンの家の隣に引っ越して来たユダヤ人家族の息子セバスチャンと幼な友達のネルを含めた四人は大人達の世界を垣間見ながら様々な体験をする。いつしか音楽に目覚めたヴァーノンはネルへの愛情を持ちながらも歌手ジェーンにあこがれていく。第一次世界大戦を挟んだ時代を四人はそれぞれの道を歩いて行く。

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    2009年10月04日
  • 暗い抱擁

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    気高い美女イザベラには婚約者がいた。が、冷酷ともいえる野心家ゲイブリエルに荒々しく抱擁されて彼女は悟った。この歪んだ男を救わねばならないと。やがて彼女は婚約者を捨て、ゲイブリエルとの駆け落ちを決心する……

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    2009年10月04日
  • 娘は娘

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    若くして夫と死別したアンは、持てる愛情のすべてを注いで一人娘セアラを育ててきた。だが再婚問題を機に、二人の関係に亀裂が。

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    2009年10月04日
  • 愛の重さ

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    前半は秀逸。特に、洞察力にあふれる人生訓を垂れるボールドックがいい。

    でも後半、観念的でうっとうしいルウェリンが出てきてからグダグダ。急にとってつけたような話になってしまった。特に最後は何だかなあ。

    『春にして君を離れ』の主人公もそうだけど、他人に自分の幸福の価値観を押しつける女性って、コワッ!

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    2009年10月04日
  • バグダッドの秘密

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    おしゃべり好きが災いして会社を馘になったヴィクトリアは、一目惚れした美青年を追いかけて一路バグダッドへ。やっとのことで彼の勤め先を探しあて、タイピストとして潜り込んだものの、とたんに不可解な事件に巻き込まれてしまった。さらに犯人の魔手は彼女にものびて…中東を舞台に展開するスパイ・スリラー。

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    2009年10月07日
  • マダム・ジゼル殺人事件

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    タイトル名

    原語だとタイトル名は
    Death in the cloud
    になります。
    重複購入を防ぐためにも、原語タイトルはわかりやすい
    箇所に記載するべきですが、やることやっていない。
    ですので評価点は作品に対するものではなく、
    刊行側に対するものです。
    特に翻訳次第では、タイトル名はコロコロ変わるので勘弁してくれです。
    早川の新訳ではタイトル名は 雲をつかむ死 になります。
    まあ、お好みで。

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    2026年03月08日