中村妙子のレビュー一覧

  • 春にして君を離れ

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    哀しい話か。
    結局、家に帰っても反省するそぶりもないジョーン、向き合わないロドニーや子供たち。
    終わっている家族ってことか。
    誰が悪いのかって話になったら難しいな。答えれない。ふわふわした物語だな。

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    2025年11月12日
  • 春にして君を離れ

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    哀しい話だったな。子育て中の身にはなんだか読んでて辛いものがあった。

    ジョーンは家にメイドとコックがいて、子供も巣立って一体何をしてるんだろう…??
    ミステリーかと思ったけど、そうではなかった。
    最後の後味もなんとも…

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    2025年11月01日
  • 春にして君を離れ

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    嫌悪感しか感じない主人公の語りがどんどん哀れで可哀想になり、最後は袋小路だと分かって進んで行ったと思え、怖くなった。

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    2025年10月27日
  • ビッグ4

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    いわゆるクリスティーの「国際謀略モノ」。
    ドラマ版で『愛国殺人』などを観たのでなんとなく敬遠していたのですが、ポアロ未読作品もいよいよ10作ほどとなり、ここまできたら読破するぞ!と手を付け始めた次第です。
    でも、これがなかなか「劇場版 名探偵ポアロ」てな雰囲気で楽しめましたね〜(⁠´⁠∀`⁠)

    表舞台には決して出ないけれど、驚異の頭脳を持つ中国人・アメリカの大富豪・フランスの天才女科学者・そして謎の殺し屋……それらで構成される「ビッグ4」。
    その支配は世界中におよび、少しでも疑いを持った人々は皆消されてしまうという……。いってしまえば荒唐無稽な展開なのですが、まさにビッグキャストでお届けする

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    2025年10月26日
  • 春にして君を離れ

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    ネタバレ

    読む人を選ぶ本。この本があまり刺さらなかった人は、割と幸せな人生を歩んできたのかも。
    異国の地で、自分と向き合って目を覚ましたかに見えた主人公が、家に帰ってきて、元通りになってしまうということは、やはり環境が人を作るのかな。

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    2025年10月26日
  • 春にして君を離れ

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    本作は、誰も死にません。
    色々考えるけど、結局人は中々変われない臆病な生き物なんです、特に夫婦関係や子育てについては、と。まあ分からんでもないけど、心に響くのにはもう少し歳を重ねる必要があるかな。

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    2025年10月20日
  • アクナーテン

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    ネタバレ

    古代エジプトに愛と平和と美を追求した王がいた。

    アクナーテンはそれまでのエジプトの神アメン信仰を廃止して、太陽神アテンを唯一神とする。争いを否定し、美を尊んだ。エジプトは、世界は、愛と平和に満ちるはずだった——。

    ちょうど大河ドラマ『べらぼう』を見ているせいか、人は正しく生きたいとは思わないのだと。それまで心を寄せていた様々な神たちを取り上げられることを民衆は喜ばない。力で治めていた場所にいきなり真理を説いても従うわけがない。窮地に援軍を送らずに愛を説く王なんて、軍からしたら見捨てられたと思うだけだ。

    毒を用意した人、実際に飲ませた人、決別を伝えた人。アクナーテンの周囲が皆それぞれに複雑

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    2025年10月13日
  • 火曜クラブ

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    ドラマ「ミス・マープル」(ジョーン・ヒクソン版)に今さらハマり、マープル初登場の短編集を読むことに。

    初読から1年半後に再読。どの話もきれいに忘れていた!
    「舗道の血痕」「二人の老嬢」「クリスマスの悲劇」あたりが良かったかな。
    「バンガロー事件」は、頭からっぽキャラのミス・ヘリアの意外な一面が明らかになって面白かった。
    (2025.9.21)

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    2025年10月01日
  • 愛の旋律

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    アガサ・クリスティーのノンシリーズのミステリーだと思って読み始めたが、いつまで経ってもミステリーにならない…と思っていたら、これはメアリ・ウェストマコット名義で書いた小説だった。ミステリーではないけれど、人物観察、時代の描写、心情の移り変わりなど読み応えのある一冊。ミステリーではないと分かった上で読み進めていくと、特に半分過ぎたあたりからが面白くなる。

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    2025年09月24日
  • ビッグ4

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    評判悪いけど、こういう展開の早い派手な物語は好きだしいつもより人間味あるポアロが見えて面白いじゃん!と思いきや最後が微妙なので3

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    2025年09月23日
  • ビッグ4

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    なんかこれは微妙だった。
    ビッグ4がなんなのって思ったし、ミステリーというよりはライトノベルみたいな。
    巨匠もこんなの書いてたりするんだなと。

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    2025年08月23日
  • ビッグ4

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    それまでのポアロシリーズとは一線を画すように感じられた作品でした。

    世界を股にかけた舞台設定なのはもちろん、ポアロ達が国を跨いであちらへこちらへ飛び回り、また捕まったり逃亡したり、ひと度ならず何度も死地にみまわれたり。それまで印象として持っていた「ポアロの探偵小説」の感じとは全く違ってひどく新鮮に感じました。

    一章ごとに大きな事件、新たな真実、はたまた新たな謎が浮かび上がってくるのが刺激的で、まるでドラマを観ているように楽しみながら読んでいました。
    それらのことからも、探偵小説というよりは冒険活劇っぽいなという印象が強かった作品です。

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    2025年08月15日
  • ビッグ4

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    ポアロシリーズにしては珍しくスパイ小説風。
    巨大な組織と戦うポアロ、ヘイスティングズのコンビが素晴らしい。

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    2025年08月04日
  • ビッグ4

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     評価がその他の小説より低めなのも理解できる。ミステリという感覚はなく、どちらかといえばスパイアクションの要素が強い。ポアロが世界規模の陰謀と対峙するという設定は派手ではあるが、いつもの「密室」「アリバイ崩し」といった本格推理を期待すると肩透かしを食らうかもしれない。

    ●展開
     世界を裏で操る巨大組織「ビッグ4」という存在感は抜群で、少年漫画的なわくわくがある。ポアロが次々と罠をかいくぐり、知略で強大な敵に挑んでいく姿は、いつもと違う魅力を放っている。
     物語は緩やかに進行し、事件の解決よりも登場人物たちの交流や心情の変化が丁寧に描かれている。推理のスピード感や謎解きの鮮やかさは控えめだが、

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    2025年07月31日
  • 火曜クラブ

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    短い話なのにちゃんと筋の通ったオチのあるミスマープル短編集。経験則から謎を解いちゃう洞察力鋭いところが素敵。

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    2025年04月23日
  • 愛の重さ

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    いつものミステリー小説かと思ったら違った。無知で恥ずかしいが、アガサ・クリスティーがこのような恋愛ものを書いていたことを初めて知った。キリスト教的な考えが興味深かった。

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    2025年02月08日
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

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    小説版と表紙に書いてあったことからそうなのかもな、と考えていたが、やはり最初から小説として作品が作られたのではないらしい。
    面白かった。

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    2025年01月22日
  • ビッグ4

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    ポアロ5作目
    おもしろかったです
    スケールも大きくて、友情描写も熱い
    やっぱりヘイスティングスが相棒なのがしっくりきますね

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    2024年12月28日
  • ブラック・コーヒー〔小説版〕

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    細かい描写はあまり無くとも、容易く情景や状況が目に浮かぶほど分かりやすい。登場人物たちがこれまた個性的なため、混乱なく読み進めることができた。ポワロとヘイスティングス大尉が仲良く登場し、チャーミングなやり取りは必見。毒ものは単純で広がりが少ないと思っていたが、さすがはクリスティー。しっかり愉しめた!

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    2024年12月13日
  • ビッグ4

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    アガサの中で最も評価が低いとも言われる作品。
    内容どうこう以上にヘイスティングスがかわいい!
    語り手としてのヘイスティングスの純粋さ好き!

    私は楽しく読めました!

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    2024年10月29日