中村妙子のレビュー一覧

  • 火曜クラブ

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    短編のいいところとして、すぐにトリックが種明かしされるところ。この本ではマープルが、鮮やかに解決する姿が何度も出てきて爽快感がある。
    前書きにもあったように、動き回らないマープルは短編に合っているのかもしれない。

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    2024年01月15日
  • ビッグ4

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     クリスティは推理小説のみではなく、スパイスリラー(ジャンルが正しいかわからないが)も実は魅力的で、とても読み応えのある、スリリングな作品を幾つか生み出している。今作は実は評価は余り高く無い様で、エルキュール•ポアロらしからぬ冒険譚が彼のシリーズとしてマッチしていない為、好まれていないようだ。
     僕も今作は再読になるが、初めて読んだのは大昔で記憶は古く、覚えているのはポアロの不幸についてとアシールという双子の兄がいた事、そして失われた口髭についてだ。当時の自身の評価は覚えていないが、おそらく余り理解していなかったのだろう、他の作品より低く見積もっていた記憶だ。当時は推理小説以外の作風を読み慣れ

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    2023年09月09日
  • 黄色いアイリス

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    一押しは「仄暗い鏡の中に」。マープルも好き。
    当たり前なのかもしれないけど、ポアロでも「ホームズみたいな」という喩えされるんだね。

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    2023年08月15日
  • 火曜クラブ

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    ネタバレ

     クリスティの短編集。連作。マープルが初めて推理を披露した作品。安楽椅子探偵の中でも有名なミス・マープル。クリスティ自身がとても好きなキャラクターらしいが、愛情を感じる。
     この作品ではマープルの家に集まった様々なジャンルの人々(作家、画家、弁護士、元刑事、牧師)が、それぞれ持ち寄った過去に起きた未解決 事件(現在は解決している)を出題し、謎解きしていくミステリー。結成日が火曜日なので火曜クラブだ。
     火曜クラブ
     とある屋敷で起きた殺人事件の話。最初は食中毒と思われたが、殺人の噂がたち、改めて調べた所、死体から毒物が発見される。
     とても短い解説でそれぞれ考えうる可能性を上げていくが、最後マ

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    2023年07月24日
  • マン島の黄金

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    表題作は本篇収録作の中で面白くなかったけれどワクワクするような冒険譚と言う感じで短編集のタイトルにはぴったり。

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    2023年06月25日
  • 火曜クラブ

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    短編集で1話1話集中を切らすことなく読めて読みやすかった。
    若干わかりづらい言葉の言い回しもありますが、真相のオチもおもしろくてそれぞれ一気に読めちゃいます。
    マープルさんの真相に辿り着く視点がおもしろい。
    推理力とかではなく、人間観察力と洞察力にとても優れている人なんだなって感じました。

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    2023年05月21日
  • 火曜クラブ

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    素人探偵ミス・マープルの初の短編集。
    人の本質を見抜くその手腕に、田舎の老人だと侮っていた周囲が呆気に取られるのが面白い。
    翻訳なのか時代なのか、その言い回しが難しく、私の読解力不足ですんなりと理解できないのが悔しい。
    また読み直して更に理解を深めたい作品だった。

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    2023年05月08日
  • ビッグ4

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    アガサ・クリスティーの有名な作品、ABC殺人事件やアクロイド殺し、オリエント急行の殺人などは読んでクリスティの魅力に魅せられた。この作品は国際組織という謎めいた組織が出てきて矢継ぎ早に事件が起き、隠れた名作という印象。

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    2023年01月25日
  • 愛の重さ

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    誰かを愛するということ、誰かに愛されるということ。二人の姉妹の人生の一部を覗き込みつつ、それぞれの愛の重みを描いたアガサ・クリスティーの名作。

    アガサ・クリスティーがもともと違うペンネーム、メアリ・ウェストマコット名義で執筆した6篇のうちの一つ。
    一番しっかり描かれたであろう愛はローラとシャーリーの姉妹愛なのだろうけれど、ローラと父母やシャーリーとヘンリーの愛についても描写があっていろんな形の愛があるよなと思いました。ただ、親子愛に関しては『春にして君を離れ』なんかでも触れた話だし、だいぶ軽めだった気もする。
    愛以外の描写でいうと、ローラとボールドックの友情に心温まった。

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    2022年12月09日
  • バグダッドの秘密

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    クリスティーにしては珍しい(と思われる)スパイ小説で、こんな作品もあったんだとよんでちょっとびっくり。
    正直、本作のミステリー部分はそこまででも無いと感じたが、作品全般から感じられるバグダッドを始めとする中東の雰囲気や文化などはとても良かった。

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    2022年10月19日
  • ぼく,デイヴィッド

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    約100年前の児童書である。
    最近の児童書やYAは社会を反映して、離婚や虐待や貧困や発達障害、LGBTQなどが描かれることが多いが、昔の児童書ってこうだったなあ、と思う。
    ひねくれた子どもだったのでアニメの『ポリアンナ物語』が嫌いで、そのせいでこの作者にも興味がなかったのだが、いやいや、なかなか良かった。

    主人公のデイヴィッドは無垢な少年である。
    ハイジやセドリック(『小公子』)もこういうキャラだった。所謂大人が評価するお利口な子どもではなく、本当に邪気がなく、天衣無縫で、やさしく、明るい。こんな子どもは本当はいないのである。いないのではあるが、いたらきっとこんな風に世界は良くなるな、と思わ

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    2022年08月02日
  • 火曜クラブ

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    あまりハマらなかった…でも慣れてきて後半は面白かった。印象に残ったのは歩道の血痕、青いゼラニウム、バンガロー事件かな。溺死も面白かった。短編が合わないのかなと思って、次はポアロへ戻る前にマープル長編の予告殺人を読んでみます。

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    2022年07月24日
  • 黄色いアイリス

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    久しぶりに古典ミステリーが読みたくなり「アガサ・クリスティ」の短篇集『黄色いアイリス』を読みました。

    「クリスティ」作品は一昨年前の6月に読んだ『鏡は横にひび割れて』以来なので約1年半振りですね。

    -----story-------------
    四年前に死んだ妻の追憶のための晩餐会に出席してほしい―
    ある富豪から奇妙な依頼を受けた「ポアロ」が赴いた場所では、昔とまったく同じ状況が繰り返され、テーブルには依頼人の義妹の死体が…
    表題作を始め、「ポアロ」もの五篇、「パーカー・パイン」もの二篇、「マープル」もの一篇、幻想小説一篇を収録する珠玉の短篇集。
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    2022年05月06日
  • 黄色いアイリス

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    パイン・ポアロ・マープル他粒揃いの短編
    仄暗い鏡の中:女性絞殺の幻影。鏡に映る絞殺犯。狂気・嫉妬の愚かさ気付く。
    黄色アイリス:p忘れられぬ死原作/毒殺
    二度目ゴング:p死人の鏡原作

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    2022年02月06日
  • 未完の肖像

    A

    購入済み

    身につまされるというかなんと…

    ミステリーではないので
    そういう面白さはありません。
    一人の女性の人生が描かれていて
    さもありなん、という展開をみせます。
    若いころに読んだら、たいして印象に残らないような話かもしれませんが
    年いってから読むと、身につまされるというかなんというか
    私にとっては、面白いとか面白くないとかでは評価できませんでした。

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    2021年12月29日
  • 火曜クラブ

    A

    購入済み

    面白かった

    怖いねぇ、マープルさん。
    何もかも見透かされてるような気分になる。
    なにしろ証拠もなにも関係ないんだから。
    それでいて、確かにそうだよねと思わずにいられない。

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    2021年10月16日
  • 愛の重さ

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    アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコット名義で書いた小説はどれも面白い。人間の本質を突いている。
    どの小説にも存在するのが、物語の登場人物を冷静に見て、的確なアドバイスする人物。今回はポールドック氏がその立場のようだが、ボールドック氏の発言にアガサ・クリスティーが考えることが凝縮されているように思う。

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    2021年10月10日
  • 愛の旋律

    A

    購入済み

    面白かった

    ミステリーではないです。
    クリスティの別名義の作品です。
    みんな幸福をつかむチャンスはあったはずなのにね。
    でもそうはしなかった。
    望んで不幸になっているようにも見えるし。
    まあ幸せなんて本人の思い込みなわけで
    他人がとやかく言うものではないけれど。
    ほんとうの幸いってあるのかな。

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    2021年09月16日
  • 娘は娘

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    アガサ・クリスティーがメアリ・ウェストマコットの名で書いた母と娘の物語。

    娘の名付け親であり、母の友人でもあるローラの言葉が良い。淡々と語るその内容は、アガサ・クリスティーの考えそのものなんじゃないかしら。

    人間は結局のところ、自分自身しか道連れはいない、女は中年から開花する、仕事は自分自身から逃避する有効な手立てだということ、一つ一つが身に染みる。

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    2021年09月05日
  • 未完の肖像

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    これは私の人生。

    母の死と夫の裏切りに心を閉ざすシーリアは、失踪事件を起こした著者の姿だと言われる。穏やかな婚約者を捨てて選んだダーモット。すれ違うシーリアとダーモット、産まれた娘はダーモットの性質を引き継いだ。孤独なシーリアが語る腕のない男の意味とは。

    ぎくりとする場面も多く、読むのしんどいこともあった。内気、自意識、夢想、色々なところに自分と重なるところを見つけた。シーリアの不安を我が事のように感じた。

    痛快な祖母グラニー。よき理解者の母ミリアム。自分ではなくダーモットの性質を受け継いだからこそ助けになる娘ジュディー。四世代に渡る女性の生き方を描いた作品とも読める。

    シーリアが指摘

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    2021年08月19日