ぼく,デイヴィッド

ぼく,デイヴィッド

小説・文芸
836円 (税込)

4pt

4.0

山の上でともに暮らしていた大切な父親を失い,身元もわからないまま,農家のホリー夫妻のもとに引き取られたデイヴィッド.いつでも,どこでも,あらゆる想いをヴァイオリンで奏でる無邪気な少年が,周囲の人たちにとって,かけがえのない存在となっていくドラマを描く.『少女ポリアンナ』の作者による,もう一つの代表作.

詳しい情報を見る

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波少年文庫
  • タイトル
    :
    ぼく,デイヴィッド
  • タイトルID
    :
    1101929
  • ページ数
    :
    380ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年03月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    16MB

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

ぼく,デイヴィッド のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    約100年前の児童書である。
    最近の児童書やYAは社会を反映して、離婚や虐待や貧困や発達障害、LGBTQなどが描かれることが多いが、昔の児童書ってこうだったなあ、と思う。
    ひねくれた子どもだったのでアニメの『ポリアンナ物語』が嫌いで、そのせいでこの作者にも興味がなかったのだが、いやいや、なかなか良かった。

    主人公のデイヴィッドは無垢な少年である。
    ハイジやセドリック(『小公子』)もこういうキャラだった。所謂大人が評価するお利口な子どもではなく、本当に邪気がなく、天衣無縫で、やさしく、明るい。こんな子どもは本当はいないのである。いないのではあるが、いたらきっとこんな風に世界は良くなるな、と思わせてくれる。

    父と二人きりで山の上の小屋で暮らしていたデイヴィッドはヴァイオリンの(作曲、即興演奏もできる、というか即興を最も得意とする)天才で、ヴァイオリンだけでなくラテン語もフランス語もドイツ語も父から教えてもらい、自然を心から愛し、美しいものだけに囲まれて暮らしてきた。
    しかし、父は自分が余命いくばくもないことを悟り、息子を連れて山を下りる。そして途中で死んでしまう。少年はヴァイオリンしか持たず、名前もデイヴィッドとしかわからない。親切な農家の夫婦に引き取られるが、農家の仕事は上手くやれないし、教会に行ったこともないのでキリスト教徒としてのふるまい方も身についていない。
    しかし彼のやさしさ、自然を見つめる目、そして音楽が、頑なだったり、利己的だったり、希望をなくしたりしている周りの人々を変えていく。

    これほどの奇跡を起こすなら、普通の子供では無理。
    こういう風に書くと、全く絵空事、と思う人もいるだとうが、ディテールがきちんとしてきるので、すごく心に響く。
    これは私がすっかり汚れちまった大人だからかもしれない。
    子どもだったら、デイヴィッドのあまりのいい子ぶりに反感を抱いたかもしれない。
    しかし、今は、こういう本にも価値があると思う。こういう世界がたとえ現実にはなくても、読んでいる間だけでもこういう世界にいられることが幸せ。
    何度か涙が出た。
    伏線はすべて回収され、デイヴィッドの出自の謎も解け、完全なハッピーエンド。
    一種の貴種流離譚であり、そこも子どもは好きだと思う。(ハリー・ポッターしかり。)
    読めるかどうかは子ども次第だが、現代の子どもにも、意外と面白いだろう。
    しかし一番楽しめるのは俗世間に疲れ切った大人かもしれない。

    0
    2022年08月02日

    Posted by ブクログ

    うわぁぁぁん
    おもしろい
    泣ける

    なんか似てるな〜と思ってたら
    ポリアンナの作者だったー!
    にてるなー!

    主人公が超!いい子
    いい子で天才でふしぎちゃん

    すれちがってるカップルが出てくる
    このへんもおもしろいけどポリアンナのおばさんっぽい

    0
    2013年02月28日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    名字のない、ただのデイヴィッドはバイオリンで語る。

    父親を亡くしたデイヴィッドは、ホリー夫妻に引き取られる。日々の仕事よりも自然の美しさに心を震わせてバイオリンを弾く。デイヴィッドをおかしな子だと思っていた村の人々も、だんだんとデイヴィッドの考えに一目置くようになる。喜びも悲しみもバイオリンに歌わせるデイヴィッド、彼の秘密とは——。

    同じ作者であり「独特な子が常識的な周囲の人たちをほぐしていく」「過去に不幸なすれ違いから別れたままの恋人たちがいる」「初めはその子に戸惑っていた周囲もだんだんと感化される」「その子が倒れたときは村中が心配する」という要素がポリアンナと共通。ポリアンナよりも独特のペースであることは否めないが。ラストで一気に時が進むハッピーエンドなのも、スッキリしてよいかもしれない。

    デイヴィッドが、ホリー夫妻のために財産を投げ出そうとしたところ、その金貨で彼が音楽を学べるところに行くという夢をどれだけ大切にしていたか語られていたために、デイヴィッドの決心がとても心に残った。その後、後悔はしないものの夢破れたことに沈むデイヴィッドの葛藤にも。だから最後にデイヴィッドの気持ちを知ったシミアン・ホリーのセリフは重たかったし、心に残るラストシーンとなった。

    「必要なやっかいごと」に取り掛かっている「かがやいていない時間」をかがやかせるための夢。それを失って病の床につくデイヴィッド。自分は自分の時間をかがやかせているだろうか。自然の美しさに気がついているだろうか。デイヴィッドから学ぶことがたくさんあった。

    0
    2024年03月03日

ぼく,デイヴィッド の詳細情報

  • カテゴリ
    :
    小説・文芸
  • ジャンル
    :
    児童書 / よみもの
  • 出版社
    :
    岩波書店
  • 掲載誌・レーベル
    :
    岩波少年文庫
  • タイトル
    :
    ぼく,デイヴィッド
  • タイトルID
    :
    1101929
  • ページ数
    :
    380ページ
  • 電子版発売日
    :
    2022年03月24日
  • コンテンツ形式
    :
    EPUB
  • サイズ(目安)
    :
    16MB

閲覧環境

注意事項あり
  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア
  • 【閲覧できない環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

岩波少年文庫 の最新刊

無料で読める 児童書

児童書 ランキング

作者のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す