中村妙子のレビュー一覧
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私も娘がおりますが、一人娘でなくてよかった。
母と娘一対一だと密着ぶりが半端ないだろうと予測できます。
憎みあうときは際限なく、かといって娘は娘、やはり可愛いのです。Posted by ブクログ -
ポアロあり、マープルあり、パーカー・パイン氏あり。
ミステリあり、怪奇ものあり。お得な感じの一冊。
クリスティは怪奇がうまいと思います。次第に緊張してくる感じが。Posted by ブクログ -
四年前に死んだ妻の追憶のための晩餐会に出席してほしい―ある富豪から奇妙な依頼を受けたポアロが赴いた場所では、昔とまったく同じ状況が繰り返され、テーブルには依頼人の義妹の死体が…表題作を始め、ポアロもの五篇、パーカー・パインもの二篇、マープルもの一篇、幻想小説一篇を収録する珠玉の短篇集。Posted by ブクログ
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アガサ・クリスティにしては珍しい短編集。いっぱいの登場人物を覚えなくていいし、読みやすかったです。ミス・マープルが大阪のおばちゃん風に思えました。Posted by ブクログ
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ポアロもの。
戯曲として書かれたものを、彼女の研究家が小説化したものなんだけれど、訳者のおかげもあるのか、クリスティ自身が書いたと言われても違和感がない印象。
私にしては珍しく、ポアロに明かされる前に犯人がわかったので満足した一冊(*´∀`*)Posted by ブクログ -
有能な主婦
世俗的で自己満足しきったジョーン
見た目も若々しいが中身も女学生時代からなんの進歩もない
が、思いもよらない中東の小さな宿泊所で列車待ちするときに初めて自身と向き合うのだが…
心地よいイギリスの田舎町にある我が家へ戻ると元の木阿弥に
エビローグの夫ロドニーの語りがおそろしい
ジョー...続きを読むPosted by ブクログ -
『夢の家』
『名演技』
『崖っぷち』
『クリスマスの冒険』
『孤独な神様』
『バグダッドの大櫃の謎』
『光が消えぬかぎり』
『クィン氏のティー・セット』
『白木蓮の花』
『愛犬の死』
上記10作が収録された短編集。
『崖っぷち』の中で、丘の上の道について、「小道からはずれないようにすれば危険はまった...続きを読むPosted by ブクログ -
攻略本で0.5点(ポアロシリーズの中で最低点)の本書。
実家の本棚にもあるので読んだことはあるはず。
例によって内容は全く覚えていないけど、いやさすがに0.5点てことはないはず、と読み進めると。。。
冒頭のヘイスティングスが南米から帰還する場面こそ、「ヘイスティングス、おかえりー!!」と思ったけれ...続きを読むPosted by ブクログ -
ノンシリーズ(メアリ・ウェストマコット編)。
想像力が豊かで内気なシーリアは、優しい母親・ミリアムや、周囲の人々に温かく見守られて不自由のない少女時代を過ごします。
やがて、美しく成長したシーリアは、穏やかで堅実なピーターと婚約していたのにも関わらず、突如現れたダーモットから猛アプローチを受けるう...続きを読むPosted by ブクログ -
タイトルが良くて読んでみた。序盤からジョーンの自分勝手な考え方が滲み出ていて、なんとなく嫌だなあと、そんなにハッキリ嫌なやつにしなくてもいいのになあと思っていたので、彼女が大切にしていたものが崩れていく恐さを感じ取れなかった。違う訳で読んでみる?英語のままで読んでみる?男女で読んだ後のハマり具合が違...続きを読むPosted by ブクログ
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とても読みやすい文章だったのに、一文一文を読むのがつらかった。
物語が進むにつれて、ジョーンの価値観に対して違和感が大きくなっていき、完全に信頼できないものとなっていく描き方…読んだものを否定しながら読み進めなければいけない苦しさは、初めての体験だったように思う。
しかし、否定しながら、というのがと...続きを読むPosted by ブクログ -
ポアロシリーズでは“異質”
あとがきによれば、有名な「クリスティー失踪事件」の直後の出版で、結構“売れた”ようだ。
もともと、いくつかの短編だったネタを合わせて繕った、とある。
そのせいか、一つの事件の解明ではなく“ビッグ4”という組織との対決ということで、まるで同じ国の某諜報機関物のよう。
さす...続きを読むPosted by ブクログ -
現代物も色んなドラマがあるけれど、やっぱり引き込まれる。内容というよりスッキリとした文章の構成に魅力があるように感じる。期待は裏切らなかった。Posted by ブクログ
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1951年発表のノンシリーズ作品。初期の作品『茶色の服の男』と味付けは似ているが、よりスパイもののスパイスが利いているのと、米ソの対立という時代背景が題材に含まれているのが特徴。もちろん、本格的はなスパイものとはスリリングさでは比較できないし、ミステリとしてもサプライズの大きさだけで言えば傑出するも...続きを読むPosted by ブクログ
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ミス・マープルの短篇集。部屋に数人が集まり、自分が知っている難事件を話し合う。そして、その場にいる最も謙虚でもの静かな人物が最後にズバリと真相を言い当てるというパターンは、この時代(「火曜クラブ」の発刊は1932年)には多少新規性があったのだろうか。その後、1970年代にアシモフが黒後家蜘蛛の会です...続きを読むPosted by ブクログ
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スーシェ版ポワロさんの次の回が「黄色いアイリス」なので先に原作を読んでみました。ドラマもどんどん見たいのになかなか進みません(^^;
9話収録のうち、先にドラマで観ていたのは3編。いずれも、脚本家の脚色のうまさが光る作品になっていましたね。
そして本書を手に取るきっかけとなった「黄色いアイリス...続きを読むPosted by ブクログ -
ずいぶん昔に2回ほど読んだ。
本書で「優しい」と「狡い・無責任」は同義語である。
タイトルは美しいが、主人公ジョーンの独善的でどうしようもない性格は醜く、またそれはロドニーと共同で作り上げられた代物なのだ。
夫婦間で、妻を図に乗らせた挙句に自分と子どもたちの首が絞められてしまうような性格の夫は、そも...続きを読むPosted by ブクログ -
古い書き方に慣れるのに何ページか。
主人公にイライラするのが2/3くらい。
ようやく共感?同情できたとおもった15ページ程。
うん。うーん。なんでこれ読んでみようと思ったんだっけ。
海外ドラマって主人公にイライラするの多いなって思ってたけど昔からそうなのね。日本ほど「共感」を大事にしないのか。腹...続きを読むPosted by ブクログ -
ポアロシリーズ4作目。
今回はミステリ要素は少なく、冒険活劇とでもいったところでしょうか。
相棒ヘイスティングスの復帰。
奥さんを放おっておいて好きにやってますわ。
いつもの作品よりスピーディ。
007みたいな感じでした。Posted by ブクログ