グロービスのレビュー一覧
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ネタバレVUCAの環境において、企画業務における解決すべき課題はますます複雑化している。それに対して、ぼんやりとした課題認識の中、考え始めるのではなく、ある程度の道筋を描いた上で取り組みたい。「フレームワーク」はそのための道しるべである。
「フレームワーク」の直接的な意義としては、情報整理の他に、要素間の整合性の確認がある(この点は本書には記載なし)。いわゆる戦略の整合性を確保するためにも有用なツールである。
本書の中で私が日常的に愛用するフレームワークは以下の7つ。
・戦略・マーケティング:ビジネスモデル、PPM
・組織マネジメント・リーダーシップ:PDCA、7S、PM理論、
・会計・ファイナンス -
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コンサルティングファームで経験を積んだベテランが一生懸命詳しく書いた本、という印象。内容は至極真っ当だし、為になることも多いですが、いかんせん情報量が多すぎる。
章の中でも細かく項が分かれていて、一つ一つの項にびっしりと文字が書かれているので、各項がとういう構造になっているのか頭に入ってこない。編集の問題もある。この本が違和感なく読める人はなかなか忍耐力があるなぁと思います。
とはいえ、基本的には良書です。特に、冒頭のbadエピソードがいいですね。誰しもが一度は経験、ないしは目にしたことがあるシーンだと思います。惜しいのが、badに対するgood例がない点。bad例に対して、今の半分くらい -
Posted by ブクログ
今から30年以上前に映画音楽のオムニバスCDで、いろんな曲の一部分を集録しているものがあり、私のお気に入りでした、エッセンスを効率よく聴けるからです。
この本はそういう意味で著者により選ばれたビジネス書35冊のエッセンスが各々数ページでまとまっています。そのビジネス書に取り組もうと思ったら数年はかかりそうなものを、数時間で終えることができるとは贅沢な気分になりますね。
本来なら取り上げられている本について抜き出したく思いますが、ここでは私が強く印象に残った激選された本に書かれていたメッセージを記しておきたいと思います。このような本の第二弾も出て欲しいなと切に思いました。
以下は気になった -
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非IT 企業がデジタル変革を推進するためのプロセス、ポイントを解説。
・デジタル技術を活用し、競合企業より優れた業績を上げている企業は、様々な業界・分野に存在する。このような企業を「デジタルマスター」と呼ぶ。
・デジタルマスターは、次の2つの能力に優れている。
1.デジタル能力:どんなテクノロジーを持つのか
2.リーダーシップ能力:いかにして変化を導くのか
この2 つが組み合わさることで、明らかな優位性を築ける。
1.デジタル能力を構築、テクノロジー活用で、ビジネスのやり方を変える。顧客体験を変革する場合、以下の4つを組み合わせて行う。
①顧客行動を理解し、顧客起点の体験を設計する。
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Posted by ブクログ
グロービスの先生が書いたマーケティング本。
実践とついているだけあって、実践する上で必要な基本的知識や考える流れがわかりやすく書かれている。
ブランド戦略に関する、ブランドコア→パーソナリティ→ブランドポジショニング→センサリー・ブランディング→ブランドエクスキューションの流れはわかりやすかったし参考になった。コトラーの最新の主張やデジタル関連の情報も簡単に触れられてはいて参考にはなる。
全体的にリサーチの重要性に力を入れて説いてくれている珍しいマーケティング本。リサーチにここまでの力があるのか?リサーチに携わる自分が疑問に思ってしまう、信じきれない…のだが。 -
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Posted by ブクログ
ネタバレPest,3c,4p
悪魔の代弁者を置くという考え方→確証バイアスを取り除くため。
ハロー効果、フレーミング、プライミング効果によるバイアスをなくす。
この世はバイアスだらけ。
最大多数の最大幸福を目指す。
モレよりダブりのがまし。
なぜは五回繰り返す。
暗黙の前提を疑う。
何をしないかも大事。
競争する時点で負け。
規模、成長性、儲けやすさの三点が大事。
CSVが大切。
マーケティングの目的はセリングをなくすこと。
顧客に最初に思い出してもらうことが必要。
人の行動はほぼ習慣。
ブランド→doing/being
顧客満足度→友達に勧めたいか
法人顧客→社内からの評価
人を動かす際にインセンテ