グロービスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ファイナンス基礎を振り返るために久々に読書。
さすがにクラスほどの学びを思い起こすことはできなかったが、それでもファイナンスってこんなこと学んだなぁ、ということは星野さんの分かりやすい解説で網羅的に振り返られる。
【書いてあること】
「キャッシュの重要性」「DCF、NPV、IRR」「WC」「IR」「残存価値」「Debt、Equity比率」
【書いてないこと】
「WACC、CAPM」の詳細な記述
※以下、健忘録
・何にでも値段をつけて、相互比較できるようにするのがファイナンス。
・価格は自分なりのロジックで、「これからどれだけキャッシュを生むか」で決める。
・キャッシュは嘘をつかない。会計 -
Posted by ブクログ
著書の先生の授業を受講して、テンションが上がって購入(ただ、受けた授業のテーマはこれとは違うのだが…)。
当然と言えば当然であるが、過去に受けた「ファシリテーション&ネゴシエーション」の復習のような内容。
ノウハウ本なので、いきなり全てやるのは難しく、自分の気になったところをピックアップ。
「仕込み」と本番の「さばき」の二章立てなのだが、自分がファシリテーションをした場面を思い出しながら読むと、どうも今の自分には「仕込み」に課題があるらしい。
・「仕込み」=議論の出発点と到達点を明確にする、参加者の状況を把握する、議論すべき論点を洗い出し・絞り・深める
・参加者の把握は、話されるテーマか -
Posted by ブクログ
この本では、商品(サービス)が「良いもの」から
「売れるもの」にするためにはどうしたら良いかという、
利益追求の思考方法が紹介されている。
日本では、「利益を追及する」ということが
悪と捉えられがちな風潮があったが、
本当の意味で利益を追求することは社会貢献になるし、
企業と顧客を「Win-Win」にすることが本当の利益追求である。
●第1章
「利益思考」とは何かについての紹介。
また、この思考を身につけるためには
どうしたらいいのかについての実践方法と考え方。
利益思考の考え方は、基本的には以下の2つ
a.無駄を最小化する
b.新しい価値を生み出す
●第2章
より大きな利益 -
Posted by ブクログ
グロービスの経営戦略を講義形式で教えてくれる本。
ポーターの競争戦略から始まり、
今、流行の!?フリー戦略やプラットフォーム戦略まで、
幅広くカバーされています。
前半部分はやや中途半端な感じがして、
ん~と感じていたのですが、
読みどころの後半部分からはとても勉強になりました。
特に、差別化戦略を各社が取ることによって、
結局は各社の差別化ポイントが陳腐化してしまい、
レッド・オーシャンに陥ってしまうという話の流れは
とても分かりやすかったです。
ポーターの競争戦略は別の本も合わせて勉強するとして、
全体的な流れを理解するには、
とても分かりやすく書かれた本だと思いました。
戦略の定義 -
Posted by ブクログ
ネタバレ経営戦略論の定石である規模化戦略や差別化戦略といったポジショニング論の前提が「他社との比較」であるため、成熟した社会では熾烈な戦いにしかならないことを解説。現代においては「新しい価値、新しい市場」を開拓する必要性があり、そのための方法として、新たな定石となりつつあるネットワーク外部性や、時代に対応したクリエイティブな組織を作るための全社戦略等を解説した本。
気になる方が講師をされていたためグロービスに興味があって購入してみた。思ったより簡単で驚いた。MBAと題してあるが、知っている人は知っている(というか常識レベルかも)ことが書いてある。
私は3時間ほどで読み終わった。私のような戦略論初心者 -
Posted by ブクログ
・ロジカルシンキングのルール
●明確な結論
●根拠➻結論、結論➻根拠
●根拠をしっかり事実に立脚させよ
●論点の重要性を把握し、全体のバランスを考えよ。
まあ、ここは『イシューからはじめよ』が基本書でしょう。
・ロジカルシンキングの思考方法:全体像を理解すること。
●MECE、ロジックツリー
●マトリックス:テーブル型とポジショニング型。ここで双方とも軸を選ぶ必要があるが、そこでSWOT分析などが役だつ。
●フロー図:面白い例がソシオグラム。これは、社内の人間の関係図のこと。
●関係図
●仮説検証:仮説を立てて、そこから推論していく。まあこの分野は内田『仮説思考』が基本書だろう。
・フレー