グロービスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
グロービスというMBAスクールには昔お世話になったことがあり、
(単価は高いけど)とても質が良かったポジティブな記憶があります。
そんな企業がどんな企業経営をされているのかを
グロービス社内の人が書いた本。
ちょっと意地悪に表現すると、
自社絶賛本って感じもするのですが、
結構赤裸々に自社の秘密を解き明かしてくれている良書だと思います。
今、ブームの人的資本経営にも繋がる本です。
グロービスってすごいいい会社なんだな、というのが
ヒシヒシと伝わってきます。
なのですが、自社に取り込むのは残念ながら結構難しい。。
単発施策を取り組むことはたやすいことでしょう。
しかし、単発の物真似では、社内の文化を変えることは難しい。
では、なぜ全体の取り組みを取り込むことが難しいのか?
これはあくまで個人的な見解なので、
著者からは「そんなことはない」と
お叱りを受けそうですが、
・グロービスが上場していないこと
・グロービスのサービスが高単価高付加価値であること
・従業員を性善説に基づき管理しようとしていること
この辺りの条件がそろった上で、
各施策を真似しないと、
企業文化の変容にまでは辿り着かないように感じました。
大企業はちょっと難しいかな。
(ほとんどの大企業は、上場しているので。)
一方、ベンチャーなら学べる部分が大いにある本だと思います。
ベンチャー経営者やCHROにとっては、
必須の本と言っても過言ではないかも。
あとは、グロービスの採用面接を受ける人にも。
社内の実情が分かる良い本だと思います。
読む人を選びそうな(かつ守備範囲の狭い)
本ではありますが、
マッチしそうな人には良書だと思いました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ財務三表=貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書。
BSの左側の構成だけが変化する、BSの左右が同額変化する、PLの利益が変化してその結果BSが変化するパターン。
売上総利益、営業利益、経常利益、当期純利益。
経常利益は、欧米では記載されない。
売上の計上時期はいつか。
BSはお金の使い道。バランス、変化を見る。
BSの棚卸資産=在庫。棚卸資産=商品、原材料、仕掛品の総称。
のれん代は買収金額と買収された企業のBS上の純資産の差額。日本では20年で償却。IFRSでは、償却は不要。
退職給付に係る負債=将来発生する退職金と積立金の差額。
内部留保は財務諸表にはない。一般には利益剰余金を指す。株主総会の利益処分決議によってのみ減少するので、自己資金でまかなった設備投資は現金は減っても内部留保は減らない。
後入れ先出し法は廃止された。
定率法と定額法。どのルールを採用しているか。
キャッシュフロー計算書の役割=倒産を未然に防ぐ。
営業活動、投資活動、財務活動、に分ける。
健全ならば、プラス、マイナス、ゼロまたはマイナス、がよい。
運転資本=売上債権+棚卸資産=仕入れ債務。圧縮は不要な借り入れの減少につながる。
ROA=総資産利益率、ROE=自己資本利益率、
株主資本<自己資本<総資産。
取得原価主義によって含み損含み益が生じる。
無形の資産を含めて適正に評価した場合でもPBR<1になる場合がある。資産を有効に活用されず価値がないと評価された場合。
リキャップCB=転換社債型新株引受権付社債。これを発行して自社株式を購入する=負債の割合が増える一方で自己資本が小さくなりROEが上昇する。
営業利益率は業界ビジネスモデルによって違う。
IFRSの財務3表=財務状態計算書(貸借対照表)、純損益およびその他の包括利益計算書(損益計算書)、キャッシュフロー計算書
M&Aを積極的に行う企業では、IFRSのほうがのれん代の償却が発生しなくていい。研究開発費も一定条件で資産計上できる。 -
Posted by ブクログ
海外に住んだことはあるのですが、
駐在として海外に行ったことはないので、
彼らの様子を解像度高く知るために、
ざざっと読んでみました。
グロービスで講師をされている方が著者で、
グロービスらしく?本のタイトルが
そのまま著者の一番言いたいことになっていて、明快です。
とは言え、ほとんどの人は、「え!?それどういうこと?」と興味を持って、
本の中身を読んでいくってことなんでしょうか。
ちゃんとその種明かしも本の冒頭に分かりやすく説明されているので、
よくある何が言いたいのか途中でよく分からなくなる洋書と違って、
著者の論理展開が分かりやすくて好感を持てます。
少し本の中身を言うと、海外に行って異文化のせいにしてしまうと、
そこで志向が止まってしまいますよ、という点を著者は言っていて、
異文化の他にも、
①発展段階の違いによる壁
②ビジネス領域の違いによる壁
③組織での役割の違いによる壁がありますよ
というのが主な著者の主張です。
(ただし、4つ目に、④文化の違いによる壁はある。)
それぞれの壁の解説の冒頭に簡易的なショートケースが載せられており、
理解を促進してくれるのもグロービスっぽいような気がします。
海外赴任をする人や海外事業部に所属する人は、
早めに一読をお勧めする書籍です。