エリックリースも推奨する起業に関する学びの宝庫、失敗をテーマとした本。グロービス訳。
様々なリアル、トレードオフなどが記載されており興味深い
メモ
・アーリーステージの失敗
良いアイデアと悪い相棒 幅広いステークホルダーとの関係
フライング mvp前の十分な顧客検証の不足
擬陽性 顧
...続きを読む客需要を課題認識。ピボットできない
アーリーアダプターに焦点をあてすぎ、メインストリームがみられていない
・レイターステージの失敗
スピードトラップ 急成長に伴う競争激化
助けが必要 資金不足、シニアマネジメント不足
奇跡の連鎖 ハードルの高い壁の連続
・起業家のリスク
需要リスク
技術的リスク
実行リスク
財務リスク
・良いアイデアと悪い相棒リスクを減らすためにできること
リソースの強化と機会の制約
すなわちスモールスタート。ただ、顧客の魅了を失わない、規模化の絵をみせる、学習リスクを認識することが必要
・フライングを避けるために
顧客発見インタビューを行う。自分が理解してると思い込まない。全ての関係者にこれを行う。
ジャーニーマッピングを行う。学びを統合可視化する。
競合分析、顧客アンケート、市場規模推定、ペルソナ設定を丁寧に行う。
・擬陽性を避けるために
アーリーアダプターとメインストリームの両方でコンセプトを明示的にテストする。
アーリー向けに最適化の上、時間をかけてメインストリームにカスタマイズ。
メインストリームとアーリー向けに別のプロダクトを作る。
メインに合わせつつ、アーリーにもアピールするため既存競合より十分優れたものとする。
・レイターの機会への挑戦
地理的な範囲、プロダクトライン範囲、イノベーション、垂直統合
・規模化スタートアップの成功失敗を見極める6Sフレームワーク
スピード 品質と顧客サービス、士気や組織文化
スコープ 地理範囲、プロダクト、イノベーション、垂直統合
シリーズX 資金調達関連の観点
共有価値観 組織文化
スタッフ ジェネラリストからスペシャリスト。
構造 レポートライン、マネジメントシステム
・スピードトラップを避けるために
RAWIテスト
準備できたかREADY 実績あるビジネスモデルできたか。市場は成長し続けられるか。高い利益率はあるか。成長スピードと収益性のバランス。市場飽和リスクの分析。顧客獲得コストの分析。
可能かABLE 人材資金アクセスできるか。システムはできているか、
意欲的かWILLING 成長に熱心か、
呼び込むかImpelled 競合いるか、ドラゴンを起こさないか。土地の奪い合いにならないか。
・助けが必要を避けるために
資金調達リスクを避けるためには景気の動きに注意を払う。ブリッジファイナンスを考える。
・起業家へのメッセージ
とにかくやってみよう
根気よく続けよう
情熱を持とう
成長しよう
フォーカスしよう
スクラッピーになろう