グロービス流 「あの人、頭がいい！」と思われる「考え方」のコツ３３

グロービス

めくるたび、頭の回転がどんどん速くなる！ 頭のいい人が使っている「考え方」のコツを大公開！ イラスト多数でわかりやすく、誰でも使えてめちゃくちゃ役に立つ！ 問題解決、交渉、提案、ひらめき、切り返し… ちょっとしたコツを掴めば、あなたも即・できる！

• カテゴリ: ビジネス・実用
• ジャンル: ビジネス・経済 / ビジネススキル
• 出版社: ダイヤモンド社
• ページ数: 224ページ
• 電子版発売日: 2021年06月16日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 22MB

[ブクログ · ★★★★★]

物事の考え方について32個を簡易に説明しています。色々なシチュエーションで応用可能なものばかり。
例えば「メモをいつも取る」。パッと思うついた事って後で思い出さないからメモをする。単語だけでなく何に応用しようと思ったかまでメモる。これってそうですよね。

[ブクログ · ★★★★☆]

グロービス流 「あの人、頭がいい! 」と思われる「考え方」のコツ33
著：グロービス　執筆：嶋田毅

思考力を高めることで生産性を上げたいと考える人はますます増えている。本書は、「必ずしもきれいに構造化されていなくても、ビジネスパーソンが効果的に考えるうえでの代表的なティップスを提供できないだろうか」という発想のもとに記されている。

考え方のコツのうち、多くのビジネスパーソンにとっても有効と思われるものを３３個ピックアップし以下の4編により紹介している。
①基礎編
②応用編
③発展編
④日常の習慣編

全てにおけるビジネススキルの土台でもある思考法。この土台がしっかりしているかどうかで、自分だけでなく、周りへの影響度は大きく変わる。

オーソドックスな型はあるものの、実務における思考でぴったりとその問題にある型はなく、自分なりにその問題を型に合わせたり、その問題に合わせ、型をカスタマイズしたり、組み合わせたりすることで対処していく。

書くのは簡単であるものの、それを実践するのは難しく、プロセスを遡った際にも細部にまで再現できるところまでは至らない。

それはしょうがいないことではあるものの、本書のような実践を意識した基礎的なことから応用までの広い振れ幅までを対応しようとしてくれる思考法は非常にありがたい。

思考法は読むだけではなかなチカラにはならない。考えて使って迷ってまた使って、また学ぶ。そんなあっちこっちへ行きながら試行錯誤しながら振り返ってみれば少しは理解できたかなと思える程度の理解であった。

難しいこともたくさん書かれて、理解も難しいこともあるが、臆せず読み進めてほしい。

[ブクログ · ★★★☆☆]

【メモ】
・分けて考えるコツ
①多様な切り口を持ち、短時間で実態に迫る
②切り方を工夫する
③「そこそこ」で妥協せず、より実態に迫る分解をする

・因果関係を考えるコツ
問題解決を効率的に行ったり、施策の有効性を検討する
①相関を見極める
②疑似相関を見極める
③循環構造を活用する

・ゼロリセットして考えるコツ
過去のしがらみや思考に制約されずにベストのものを構想できる
①常に目的から発想する
②メタレベルで自分を見る/人の力をうまく活用する
③バイアスを意識し、それを緩和する手段を講じる

・極端なケースで考えるコツ
極端な条件を考えることで、物事の本質や法則の理解が促進される
①法則を前提にしたとき、極端なケースでどうなるかを考える
②弱点やリスクに着目する
③議論の生産性に注意する

・心を豊かなものにする
①美しいものに触れる機会を増やす
②本物に触れる機会を増やす
③素晴らしいエピソードに多く触れる
④評価の高い古典を読み、それを鏡として自分を振り返る
⑤自分を毎日振り返る

[ブクログ · ★★★☆☆]

N=３で考える
→少ないシンプルから有効な仮説を考える

語らない語り
→敢えて、聞き手の創造を促す　　

ムーンショット(人々を魅了する大胆な目標)
→それなら自分も一肌脱ぎたいと思わせる
社会のためという大義を盛り込む　
何が前進を阻む根本的要素かを見極める