今村夏子のレビュー一覧

  • とんこつQ&A

    Posted by ブクログ

    町中華「とんこつ」でアルバイトする「いらっしゃいませ」すら言えない女。でも優しい大将と坊ちゃん。それから仕事ができるようになると大将達は素っ気ない。
    そしてアルバイトを募集…何求めてるの!?

    別で収録されてる「良夫婦」も歪んでるのに2人の世界だけ成り立つ「良い人」が怖い…

    すっごい呑気なのになぜか気持ち悪い小説。

    0
    2026年08月27日
  • あひる

    Posted by ブクログ

    紛れもなく誰かの日常を書いているのに異様な不思議な世界を垣間見てるような気持ちになれるのは本当に不思議。見えない部分でその人の生活があることや出会ったからといって必ずしも影響しないことなど不思議な心地がたまらなく好きだ

    0
    2026年08月26日
  • むらさきのスカートの女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    面白い!
    淡々とじわじわと狂気が伝わってくる。
    一人称視点でありながら、その視点の人物そのものに一番狂気を感じるところがたまらない。
    最後、むらさきのスカートの女の始めと同じ状況になるというのも面白い。

    0
    2026年08月22日
  • 父と私の桜尾通り商店街

    Posted by ブクログ

    どの短編も今村夏子さんワールド全開でとても良かったです。
    読み終えて、あぁ、読み終わってしまったな、、と、寂しさもあります。
    主人公たちの不器用なりに考えや思いがあるんだなと感じるけど、説明をし過ぎない淡々としているところが好きです。
    そんな中で、ん?この違和感なんやろ?が混ざって、とても不思議な気持ちになります。

    今村夏子さんのインタビュー記事で、毎回ハッピーエンドにしたいと思い書き進めるが悲しい終わり方になるというのが印象的でした。

    0
    2026年08月20日
  • こちらあみ子

    Posted by ブクログ

    世界観が独特な稀有な書き手。
    少しのズレみたいなものが、ちゃんと書かれていて読者を小説世界に引きずり込んでいく。
    読み終わって、ぼかーんっとしてしまった。

    0
    2026年08月19日
  • むらさきのスカートの女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    文章がすごく読みやすかった、
    文がすらすらと頭に入ってきて
    スムーズに読み進めることができました。
    物語全体がどこか異質で私好みの小説でした。
    主人公もむらさきのスカートの女も
    狂ってて好き。
    二重人格説や妄想説があるけれど
    自分は別人説だと信じたい…!
    読んだ後に表紙を見返してみると
    「そういうことか」と腑に落ちる。
    最近読んだ中ではお気に入り

    0
    2026年08月17日
  • むらさきのスカートの女

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    【本を読もうと思った理由】
    自作の選書アプリを使って、最初に出てきた本。自分のこれまでの趣向の外にある本を、どれだけ楽しめるか試したくて選んだ。

    【本の感想】
     何とも言えない読み心地に引き込まれて、一気に読んでしまった。
     物語は、終始主人公の主観で語られる。主人公がむらさきスカートの女をどのように見ているのかはわかる一方で、周囲がきいろいカーディガンの女をどのように見ているかは描かれない。なぜなら、本人がそこに意識を向けていないから。一方読者は、読み進めるほどに黄色いカーディガンの女がヤベーやつだと気づき始める。

    0
    2026年08月16日
  • とんこつQ&A

    Posted by ブクログ

    面白かった。さくっと読めて、ぞわっと手軽に不気味さ、おかしさを摂取できる作品。
    ホラーではないけど、おかしな日常。
    普通の日々と、おかしな日常がグラデーションで繋がって、あれ?という違和感を感じたらそこでお話が終わる……というモヤモヤの残る短編集だった。

    特に表題作は意味不明すぎて、こわい……
    どういうこと?普通の人だよね?どういうこと?と思っていたら、最後の会話。
    「」じゃなくて、『』なのが不気味すぎて…

    『冷たい大根の煮物』はなんかちょっと切なくなった。

    今村さん、こういう「なんとなく不気味で、ちょっと違和感のある作品」を描くのが上手な印象。

    0
    2026年08月14日
  • むらさきのスカートの女

    Posted by ブクログ

    えー!!って感じというよりは、「…あっ、え?んん?ちょ待っ、……えー…」って感じ
    語り手(主人公)が一人称だと自分と語り手を重ねてしまいがちなんだけど、この本はそれを否定した。行動の目的も、考えていることも、必ず明記されるとは限らないよねー

    0
    2026年08月10日
  • むらさきのスカートの女

    Posted by ブクログ

    最初はむらさきスカートの女の異常行動を楽しむ小説かと思っていたら徐々に内容が移り変わっていった。ストーリーの時系列が一本でわかりやすく尻上がりに面白くなる作品だった。

    0
    2026年08月03日
  • とんこつQ&A

    Posted by ブクログ

    短編集。
    始まりから引き込まれて、読み終わるたびに衝撃を受ける。

    なんとなく浮世離れしたまま進んでいく感じが楽しい。着眼点が独特で新鮮。

    0
    2026年08月02日
  • こちらあみ子

    Posted by ブクログ

    どれも不気味で怖い作品だった。『こちらあみ子』は特に読むのが辛かった。
    個人的には『ピクニック』が好き。

    0
    2026年08月02日
  • むらさきのスカートの女

    Posted by ブクログ

    再読。今村夏子さん作品独特の不穏な空気感がやはり好き。
    作中の異質なものに対する人々の無遠慮な眼差しを通して、確実に自分のなかにもある選民意識に気付かされていつも胸騒ぎがする。

    0
    2026年08月01日
  • こちらあみ子

    Posted by ブクログ

    映画で感銘を受けたので、原作も読んでみた。
    映画がほぼ原作どおりの構成で驚いた。小説の完成度が高い。
    あみ子に自分を投影してしんどくなりつつも、同じような経験をしている人間が存在していることに安堵する。

    この作品はホラーの構造に近い。主人公は気づかないまま、環境が悪い方向へ変化していく。何か不穏な空気を感じながら、その感覚を言語化できない。だから自分の振る舞いを修正できずに環境はさらに悪い方向へ進んでいく。最後は破綻する。

    素晴らしい作品だった。

    0
    2026年08月01日
  • むらさきのスカートの女

    Posted by ブクログ

    夏になると読み返したくなる本。

    初めて読み終えた時は、派手な展開は無いけど読み進めると違和感が積み重なって不気味に感じ、誰かを気にすることと執着することの境界が曖昧になっていくような不思議な感覚になった。また来年も読み返すと思います。

    0
    2026年07月31日
  • あひる

    Posted by ブクログ

    わたしはここに行ったことはないし、ここに出てくる人達と会ったこともない。なのに、わたしはここを知っている。なぜか知っている。なぜ?

    0
    2026年07月22日
  • とんこつQ&A

    Posted by ブクログ

    今村夏子の世界観が存分に表された全4編。
    とんこつQ&Aをはじめ、ほのぼのした世界観の中に薄気味悪さ?不気味さ?が感じられる小説だった
    特別読むのが早いわけでもない私も、3時間ほどで手軽に読めてとても良かった

    0
    2026年07月20日
  • とんこつQ&A

    Posted by ブクログ

    オーディブルで視聴。タイトルから想像つかない内容が繰り広げられていきちょっとずつ登場人物の挙動が変すぎて怖さすら感じた。大変良かった

    0
    2026年07月11日
  • とんこつQ&A

    Posted by ブクログ

    読みやすい文章と先の読めない展開で、どの短編も面白かった。
    嘘の道も、良夫婦も、いつバレてしまうかヒヤヒヤして、それが楽しい(笑)
    この中だと、とんこつQ&Aが1番好きだった。
    接客が苦手で、どんな短いフレーズにもカンペが必要な主人公。何を言えばいいかは分かっているけれど、それを口にするのが彼女には難しい。
    場面緘黙症なのかなと、個人的には思った。
    いらっしゃいませ。ありがとうございます。など、大量の紙をポケットにしのばせて日々奮闘する彼女を、優しく見守る大将とぼっちゃんの人柄に心が温まる。
    ところが………そんな日々に突如変化が

    0
    2026年07月08日
  • あひる

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     2週して気づいたけどおばあちゃんが最後冷蔵庫物色して背筋伸びてるのはモリオへの期待。
     でもモリオの最後はおばあちゃんに無関心になる。
     アヒルと流れが似てる。
     これ短編集なんかじゃない3つで1つだわ。

    0
    2026年07月07日