今村夏子のレビュー一覧

  • とんこつQ&A

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    やっぱ今村夏子さんの小説は読んでてワクワクするしどこか落ち着く。全部良かったなあ
    良夫婦がお気に入り

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    2026年01月12日
  • むらさきのスカートの女

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    どんなに大切な人でも、他人に見えてる部分は、ほんの一部

    見る人が勝手に思い込んでいるだけに過ぎないのかもしれない。

    自分に似たような人、そうなってみたい他人を追ってしまうような経験があるのが「SNS」の世界で起こっていることなんじゃないかな。

    憧れから妄想にかわり、やがて暴走する。

    人は人、自分は自分。
    人生で一番みにくい事は、他人の生活を羨む事

    黄色よりも、むらさきのが有名なのに対する憧れや、嫉妬心が現れている物語。


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    2026年01月11日
  • 木になった亜沙

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    ネタバレ

    後ろのこの本の紹介みたいなのを読んで、 
    木になるて、、?いやこれはさすがに面白くならないでしょう。。無理無理。 
    と思ったら読み終わってちょちょちょちょ。。え? 
    すご。うわーすごいもの読んだってなった。 
    気持ち悪くて気持ちいい、もやもやしててスカっとしてるなんか色んな気持ちが混ざった。 
    表題作以外も奇妙な世界に迷い込まれて一気に読んだ。 
    すごすぎる 
    満腹丸

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    2026年01月11日
  • とんこつQ&A

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    文庫化をきっかけに久しぶりに作者の不気味な作風に立ち向かおうと思いチャレンジ
    短編集で期待どおりの不気味さや、あれ?良い話じゃん?等の感想でしたが、後から想うと全般的に主人公達の偽善的な思考が不気味でした

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    2025年12月28日
  • とんこつQ&A

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    ズレてたり見方が一面的だったりして、「いやいやそうとは限らないでしょ…」と言いたくなる感じがなんとも好き。

    小説だからこんなふうに客観的に物語として眺められるけど、自分がこの中のどの人物になる可能性だってある。

    そんな、ちょっと問題と思えるような部分を問題めかして書かず、その人の一側面として描写されてるのがなんかいいんだよな。評価が入ってないから。

    そういう点で今村夏子が好きです。

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    2025年12月27日
  • こちらあみ子

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    短編3本、後味はよくない。
    非現実的なホラーが描かれているようで、どこかで自分自身も体験したことがあるような既視感もある。
    その生々しさに目を背けたくなる。

    綺麗事はない、モヤモヤはする。
    でも読者自身の経験次第で解釈を委ねられる、今村夏子さんの作品、やっぱり好きだな。

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    2025年12月28日
  • 星の子

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    4.2/5.0

    何かを劇的に描くわけではなく、淡々とどんよりとした空気が全体に漂っている感じがした。
    ふわふわとしたまま、色々なものを掴み損なっているようなちひろの姿が印象的だった。

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    2025年12月17日
  • とんこつQ&A

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    ネタバレ

    今村夏子、7冊目が無事文庫化した。
    この作家が「こちらあみ子」(2011)から「あひる」(2016)に書き継いでくれたことがありがたいし、その後単行本化の数年後に文庫化が続いていること自体、純文学の出版界隈がちゃんと機能していることの証だと思う。
    この作品集に収められた4作を一概にまとめることはできないので、詳しくは読書メモに書くにとどめるが、ざっくりいえば、やっぱり人の善意と悪意の間で振り子が揺れている作者で、読者がどのタイミングでどの作品に出会うか、もまた、感じ方が変わるんだろうな。
    それだけギリギリの切っ先で、血肉を削って書いているんだろうな。
    こんなに平易な文章なのに。

    ■「とんこつ

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    2025年12月15日
  • 星の子

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    ネタバレ

    第三者の目から見ると不気味にうつっていることでも、怪しい宗教を信じる家庭に生まれた当人のちひろにとってはそれが当たり前の日常でしかないという意識の差にぞくっとしました。家族で流れ星を探して同じ星空を見上げながら母が口にした「こうやって、ちーちゃんと同じ方角見てれば見えるかな……」というセリフは、長女が家出して行方不明の中で次女だけでも家族でいてほしい…という母の切ない願いを思うとぐっときました。と同時に他の生活があるという想像すらつかないであろう宗教二世の問題について考えさせられます。

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    2025年12月15日
  • とんこつQ&A

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    「記念すべき第一声。言霊とはこのことかと思った。ハイ、とんこつです。この一言によって、わたしは自分が『とんこつ』の従業員であることを自覚した」

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    2025年12月15日
  • こちらあみ子

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    ちょうど発達障害の勉強してたから、あみ子を色々分析するように読んでしまったけれど、あみ子の素直さ、まっすぐさいい!と思った。

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    2025年12月10日
  • むらさきのスカートの女

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    キレッキレのワードセンス。執拗な観察眼。覆される関係性。炙り出される狂気。これってエンタメですよね。と言うかキングオブコントとかM1に出てきそうなネタですやん...と思ってしまったのですが、僕の読み解き方って間違ってますかね。
    いや、もちろん他の要素もあるんですけど、物語を主導するのは圧倒的に狂気と笑い。面白いです。
    そして、まるでストーカーになった気分が味わえます。ストーカーって満たされることがない欲望ですね。怖い怖い。

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    2025年12月11日
  • あひる

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    表紙がかわいい。3篇の短編。
    「あひる」以外の2編はハッキリと連作なんだけど、「あひる」の主人公は「おばあちゃんの家」のみのりだったり、モリオも学校でのりたまの噂を聞いてたんじゃないかとか。この不穏な雰囲気で、勝手にゴチャゴチャと繋がってしまう。

    「あひる」
    主人公もその両親も不穏。自分達には縁がなくボンヤリ諦めていた事、でも実は喉から手が出るほど欲しくて毎日祈りさえしてた事。
    それが小さなきっかけで手が届きそうになったら…なんだか身につまされてくる。だいたいだんだん暴走していくのも、両者の想いの差みたいなものも切ない。唯一弟の存在が希望のような気もしますが、この先どうなるのかな。

    「おば

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    2025年12月06日
  • とんこつQ&A

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    様子のおかしい人しか出てこない。共感もない。勇気をもらうこともない。

    けど、人間を描いているように思う。

    そんな意図はないだろうけど、社会風刺のように読めなくもない。
    みんな気づいてないだけで、とんこつQ&A的な病に、世界が侵されている可能性すらあると、私は思っている。自分の言葉で話すのはそれくらい難しい。
    自分の言葉すら存在しないのかもしれない。
    人間は単なるパターン認識装置なのかもしれない。

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    2025年12月05日
  • 木になった亜沙

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    4.4点
    あちら側(変な人)と、こちら側(まともな人)の境界線があいまいになって、自分はこちら側のつもりの、あちら側なのでは?てか、昔自分はあちら側だったような、どっちもだったような、それ以外だったような、全部ひっくるめて、自分だったような、なんで自分のことが書いてあるの?
    どの立場の状況も経験してたような気がする。。。
    めちゃくちゃ混乱してくるけど、すっと入ってくる、、、
    なんだこれ?
    ちょっと、この本、私のバイブルにします。
    大切なことを思い出せそうだから。

    ってなる小説です。
    伝われ〜笑

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    2025年11月09日
  • 木になった亜沙

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    ネタバレ

    いつも以上に辛く身を切られるようなエピソードが多くて、、、特に2つ目の的になった七未は結末まで本当に辛くて見てられない。

    拒絶され続けた亜沙は人ならざるモノになり希望を手にするもやはり幸せとは程遠いエンディングを迎え、2つ目の的になった七未にいたっては生まれて間もない段階で世界からの拒絶を味わい辛い最後を遂げる。
    でもやっぱりどこか他人事とは思えない感情が芽生えてくるのが今村夏子作品らしい。

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    2025年10月31日
  • こちらあみ子

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    ネタバレ

    「こちらあみ子」
    発達障害、知的障害と思われる主人公あみ子。
    両親、兄、同級生ののり君はいずれも寄り添う姿勢で接しているが、あみ子の言動に振り回され、のちに離れていく。
    何が起こっているか、何が問題かも分かっていないあみ子。
    何がまずかったのか教えてあげれればよかったのかな。教えてあげたら、彼女は理解できたのかな?周りのキャラクターたちには、とっくに諦められてしまっている。(諦めていない同級生もいるのだ泣。あみ子は興味なさそうだけど)
    彼女は一応幸せそうに暮らしているようだから、そこは救い。

    いつまでも幼い子供のように純粋で素直なあみ子に憧れる、という方も多いようであるが、私はどうしても周り

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    2025年10月27日
  • 星の子

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    ネタバレ

    病気がちな子供を治すためにどんどん怪しい宗教にのめり込んでく両親…
    頭に濡れたタオル乗っけたり、お葬式で勝手にお祈りの言葉みたいなの大声で唱えたり…
    こんな両親怖すぎる…
    最後の終わり方が途中で終わった感じでモヤモヤする。
    子供もこのまま親と同じように生きて自分の子供にも宗教やらせるのかなって思った。
    とんこつQ&Aのが面白かった。

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    2025年10月20日
  • 星の子

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    今村夏子さん『むらさきのスカートの女』からの2作目!
    ある出来事から宗教を信仰する主人公ちひろとその家族の話。
    ちひろは実際のところ宗教を信仰しているかは分からないが、ちひろの友達や親戚の宗教に対する感じ方も書かれており、ちひろは当たり前のことをしている感覚だが、客観的に見た時に全然違うのが気味悪い。実際にちひろが公園で両親がある行動をしているところを見かけた時の気持ちは計り知れない。

    読後感はスッキリするわけでは無いが、「もしかしたらこういうこと??」みたいな感じはあって怖い。
    ただちひろには家族に振り回されず自分らしい人生を歩めるといいなと思った。


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    2025年10月15日
  • こちらあみ子

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    いわゆる普通から外れた女性たちの人生を描いた短編集。良くも悪くも彼女たちの言動は周りを巻き込み、周囲の人たちの“普通”を揺さぶる。
    こんなにも読み手の感じ方で印象が変わる本は初めてかもしれない。読む人の経験や価値観によって、まるで違う物語になると思う。読んだ人同士で語り合いたくなるそんな一冊。

    『こちらあみ子』
     おそらく何かしらの障害があると思われる主人公・あみ子の無邪気な言動は、周囲の人たちの心に鋭く突き刺さる。壊れていく家族の中で、ただ一人、純粋なままのあみ子。あみ子の目を通した世界と、客観的な視点が交互に描かれることで、人と人との微妙な距離感や、理解し合えないもどかしさが浮かび上がっ

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    2025年10月18日